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走りも景色も圧巻!襟裳岬と黄金道路で味わう“最果て感MAX”ツーリング

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!バイクで日本中の端っこを制覇している、自称「端っこ評論家」のさすライダーです。

とにかくツーリングマップルとかで「〇〇の最果ての地、ここが〇〇の終点」と書かれている場所を見ると、なんだか無性に行きたくなってしまうんですよね…

ってことで!今回は数ある日本の端っこの中でも「KING of 端っこ」と言うべき宗谷岬を有する、端っこパラダイスの北海道の中で…どちらかといえば地味な存在の「襟裳岬」の実走レポートをお届けします(理由:僕が好きだから)

景色は地味じゃないよ!
目次

襟裳岬とは?

「北海道の背骨」というキャッチーな異名を持つ、全長約150kmの「日高山脈」が太平洋に沈みゆく場所…そんな壮大なスケールの場所が「襟裳岬」です!

北海道の「函館じゃない方の南の出っ張り」が襟裳岬で、黒潮と親潮がぶつかる強風地帯です!と聞くと…なんだかとてつもない秘境のように感じるかもしれませんが…実際は誰でもバイクで舗装路を走って行ける、歴とした観光スポットだったりします。

…とは言ってもやっぱり風がなまら強かったり、2つの潮流がぶつかる都合上霧の発生率が高かったり、まさかの近年の猛暑の中でも、7〜8月の平均気温が余裕で20度を切っていたりと…その特殊な気象条件はまさに秘境めいたものがあります!

ちなみに特に本州から北海道へと渡って来るライダーは、基本的に北(宗谷岬)や東(知床)を目指す場場合が多いので…必然的に襟裳岬を目指すライダーは少なく、どちらかといえば地味でマイナー(僕の好きなワード)な存在だったりします。

舗装路で行ける秘境です

実走レポート:道の駅 みついし〜県道34号線

襟裳岬アタックの起点となるのは、TBS日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の舞台となった日高エリアにある「道の駅 みついし」です。

太平洋を横目に突き進む「国道235号線」沿いにある道の駅で、バイク専用駐輪スペースが設置されている広い駐車場と公衆トイレ、それから売店とレストランを備えています。

しかも、それに加えて敷地内に「みついし昆布温泉 蔵三」という550円で入浴できる日帰り温泉施設(温泉宿)もあるので、時間に余裕がある場合はここでひとっ風呂浴びてから出発するのもいいかもしれません。

ちなみに道の駅の目の前には…まさに「ザ・ロイヤルファミリー」的な競走馬の牧場が広がっているので、馬好きなライダーならテンションが上がってしまうこと間違いなし(僕はザ・ロイヤルファミリーを見ていません)

競走馬の牧場が目の前の道の駅
バイク専用駐輪スペースあり

さてさて、道の駅で襟裳岬アタックの準備を整えた後は、ここからひたすら国道235号線と336号線を突き進んで「えりも町」を目指します。

特になんの変哲もない「〇〇ロード」とも呼ばれていない海沿いの道を約60kmほど走る必要がありますが…なんせ信号が少なく道幅の広い北海道らしい道なので、きっと想像よりも早くえりも町へと辿り着きます!

そして!無事にえりも町に辿り着いてから〜の、中心地をちょっと過ぎたくらいに「襟裳岬はこっちだよ」と記された「県道34号線(襟裳公園線)」との分岐点が出現するので、それを襟裳岬の方へ進めばいよいよハイライト区間のお出ましです。

ハイライトのはじまりはじまり(県道34号線)

実走レポート:県道34号線〜襟裳岬

県道34号線の入り口から襟裳岬までは約10kmちょいの道のりですが…これが草原と太平洋が織りなす美しくも最果て感を味わえる「最&高な道」となっております!

あまりに気持ちの良い道なので、ついついアクセルを開けたくなりますが…ところが襟裳岬の特性上「風が強い」というデメリットがあるので…あくまでマイペースかつ安全運転で楽しみましょう。

最果て感が凄い!
感想:ウェ〜イ

言葉にならない心のウェ〜イを発しながら走っていると、突如襟裳岬の駐車場が出現するので…しかもあろうことかカーブの途中あるので…襟裳岬が近づいてきたら、あらかじめ構えておくことをおすすめします。

ちなみに襟裳岬の駐車場はこれまたあろうことか全体的に斜めっており…一応バイク専用スペースが用意されていますが「強風+傾斜」でバイクが停車中に倒れてしまうケースもあるので(ツーリングマップルにも書いてます)なるべく傾斜の少ない場所にバイクを停めましょう(ここ重要です)

なお、襟裳岬の駐車スペースには公衆トイレとお土産屋、それから食堂が用意されており、特に食堂の「えりも岬名物ラーメン」はまさかのカニが入っている贅沢な逸品なので、旅の思い出にぜひ食べておきましょう。

傾斜の少ない場所に停めましょう
公衆トイレがあります
こちらがお土産屋・食堂です
贅沢なカニ入りラーメンを味わえます

数ある北海道の絶景スポットの中でも、襟裳岬の絶景度合いはかなりのもので…晴れた日はスケールの大きな絶景を堪能することができます!

もちろん最果て・端っこスポットの三種の神器「知名入り撮影スポット、灯台、到達証明書」も全て揃っているので、どうぞごゆっくりと端っこの旅情をお楽しみください。

ちなみに襟裳岬の強風を活かした「襟裳岬 風の館(入場料300円)」なる体験型の博物館もあったりするので、時間に余裕があればこちらも併せて見ると、よりHAPPYな気分に浸れます。

北海道屈指の絶景スポットです!
ここが地名入り撮影スポットです
もちろん灯台もあります(入れません)
到達証明書はお土産屋でゲットできます
風の館はいいぞぉ

実走レポート:襟裳岬〜広尾サンタランド(ゴール)

襟裳岬で北海道ならではのスケール感あふれる絶景を堪能した後は、再び県道34号線を今度は「広尾町」を目指して突き進みます!

またしても最果て感あふれる壮大なスケールの道なので「俺は今、見知らぬ場所を旅している感…」を強く感じることができます。

最果て間がMAX

そして、しばらく走ると国道336号線に合流しますが、なんと!ナナなんと!ここからも引き続きハイライト区間だったりします!

その名も「黄金道路」と呼ばれている広尾町までの約33kmの区間は、ひたすら海沿いの断崖絶壁が続く豪快な区間で「かつてこの道路を作るために、黄金を敷き詰められるほど莫大な費用がかかった…」という事実から「黄金道路」と呼ばれています!…そうです!つまりは僕のような銭ゲバ専用道路なんです(違います)

…とにかく終始秘境めいた絶景シーサイドロードが続きますが、その特性上トンネルが多く…特に北海道最長の4,941mを誇る「えりも黄金トンネル」はちょっと怖いかもしれません…が!晴れた日は本当に気持ちの良い道です!

なお、黄金道路のスタート地点から近い「望洋台」には記念撮影にぴったりの「黄金道路のモニュメント」が設置されており、終点付近にある「フンべの滝」は地下水が道路脇に滝として流れている珍しいスポットになっております。

断崖絶壁が続く海の道です
感想:ウェ〜イ
こちらが「望洋台」です
こちらが「フンベの滝」です

もはやここまでの流れでお腹いっぱいだとは思いますが…最後に今回のゴール地点を紹介させていただきます。

銭ゲバ…もとい、黄金道路を走り終えると、久しぶりの人工物(広尾町)が見えてホッとするかと思いますが…実はこのド田舎(失礼)にとんでもない施設があるんです!

その名も「広尾サンタランド」は、あろうことかサンタの本場!北欧ノルウェーのオスロ市から「日本で唯一のサンタランド」として認定されている由緒正しき場所で、1年中メリクリなHAPPYスポットなんです!

ちなみに広尾サンタランドは駐車場・入場料共に無料のスポットで、見ているだけで楽しい大量のクリスマスグッズを販売しているショップとカフェがあり…しかもここに来る途中に愛車を入れて撮影できる、ちょっと海外チックな看板のある撮影スポットがあったりするので…これはもう最高のゴール地点ではあ〜りませんか?…ってことで、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪

1年中メリクリってる場所です
見ているだけで楽しいメリクリショップ
カフェもあります
女子力の高いドリンクを取り揃えております
ちょっと海外っぽい看板の撮影スポット

今回走ったルート

襟裳岬・黄金道路が登場する動画

ほんの一瞬ですが…この動画の1:17付近に黄金道路、1:48付近に襟裳岬が登場します。

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