MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!北海道屈指の人気エリア「富良野・美瑛」を「お庭」と呼んでいる男、さすライダーです。
なんせ家から富良野・美瑛までバイクで1時間ちょっとの距離なので…「今日は天気がいいからお庭!美味しいものが食べたいからお庭!温泉に入りたいからお庭!…することないからお庭!」…っと日常的に富良野・美瑛を摂取しております。
すると当然のように「(自称)富良野・美瑛の専門家」になってしまったわけですが…今回はそんな僕が激推ししたい道「十勝岳スカイライン」の実走レポートをお届けします!

十勝岳スカイラインとは?
北海道には著名なバイク雑誌に何度も掲載されるような「超メジャー級の道」が点在していますが、ところが今回ご紹介する「十勝岳スカイライン(道道966号線)」はどちらかと言えばマイナーな存在です…というより「十勝岳スカイラインという名前が認知されていない」と言った方が正しいかもしれません。
ちなみに十勝岳スカイラインは、美瑛の白金温泉と富良野の吹上温泉を結ぶ全長約10kmほどの道で、その名前通り日本100名山の「十勝岳」を貫く絶景ワインディングロードとなっております!
おそらく多くのツーリングライダーが走っている道ではありますが、例えば「ここから十勝岳スカイラインです」のような目立つ案内板が設置されているわけではなく…加えて他のメジャーな道とは違って、大々的に旅行雑誌などに掲載されているわけでもないので…そこがマイナーな理由かもしれません…が!富良野・美瑛の専門家の僕は大好きな道です。

実走レポート:道の駅 びえい 白金ビルケ・青い池
十勝岳スカイラインアタックの基点となるのは、道道966号線沿いにある「道の駅 びえい 白金ビルケ」です。
美瑛は白金エリアの森の中にある雰囲気の良い道の道で、広い駐車場とテイクアウト専門の露店が数軒、それから道の駅のお土産コーナーと名物のハンバーガーショップ「BETWEEN THE BREAD」があり、ここでハンバーガーを食すことがライダーの義務となっております。
ちなみに最高にウマウマ+ボリューミーなハンバーガーですので、これを道の駅の裏手に広がる静かな森の中で食べるともれなく幸せになれます(立派な室内イートインコーナーもあり)





道の駅で色々と整えた後は…いざ十勝岳スカイラインアタック!といきたいところですが…実はここからバイクで3分の場所に、今や世界的観光スポットとして知られている「青い池」があるんです!
そうです!あの神様仏様Apple製品様の壁紙として採用されるや否や、その幻想的な美しさが話題を呼び、一躍有名となったあの青い池があるんです(大切なことなので2回言いました)
…ってことで、普通に考えれば青い池にも寄っていくのがセオリーですが…なんせ近年はインバウンドが爆発しておりますので….特に週末は渋滞に突っ込む可能性がありますので…個人的には混雑時は潔くスルーすることをおすすめします(せっかくのツーリングタイムが勿体ない)
ちなみに青い池は嬉しいことに入場料が無料で、バイクは駐車料金の100円しかかかりませんので、平日や空いている時はぜひ立ち寄ることをおすすめします。


実走レポート:道の駅 びえい 白金ビルケ・青い池〜望岳台
道の駅と青い池で「美瑛時間」を満喫した後は、いよいよ十勝岳スカイラインアタックを開始します!
そのまま道道966号線を十勝岳方面に向かって10分ほど走ると「上富良野・十勝岳温泉」と記された案内板が登場するので、そこを右折すれば自動的に十勝岳スカイラインに突入します。
いかにも北海道らしい道幅の広いワインディングはめっちゃ走りやすく、時折見える十勝岳の雄大な姿にドキがムネムネすること間違いなし!

あまりに十勝岳スカイラインが気持ちいいので、ライダーのバイブスが最高潮に達する!…5秒前くらいに「望岳台」と記された案内板が登場するので…このまま走り続けたい衝動をオトナの理性で押さえつけながら、ここは一旦望岳台の方へと進みましょう。
ちなみに望岳台は目の前に十勝岳がど〜ん!と佇む絶景スポットで、春の残雪、夏の緑、秋の紅葉と四季折々の山の美しさを堪能することができます!
なお、望岳台には広い無料駐車場と綺麗なトイレありのレストハウス(食堂や売店はなし)が設置されており、入場料もかかりません。




実走レポート:望岳台〜日の出公園オートキャンプ場(ゴール)
望岳台の絶景を堪能した後は、再び十勝岳スカイラインを走ることになりますが…ところが望岳台以降は道幅が一気に狭くなるので、くれぐれもスピードを出さずに安全運転に努めましょう。
なお、道の途中に「吹上露天の湯」という温泉がありますが、これは北海道の代名詞的ドラマ「北の国から」の撮影のために…なんと!あの「宮沢りえ」が入浴したことで一躍有名になった温泉です!
ちなみに令和のこのご時世では大変貴重な「無料混浴露天風呂」として今でも現役バリバリの温泉なので、時間に余裕があれば是非ひとっ風呂浴びていきましょう(脱衣場が無いので女性は水着着用かタオルを巻く必要あり)

さてさて「吹上露天の湯」に入るも入らずとも、再びしばらく十勝岳スカイラインを進むと「十勝岳温泉・上富良野」と記された案内板が登場するので、これを上富良野方面に進むといよいよクライマックスです!
再び道幅の広く走りやすいワインディングロードが続き、遂には上富良野の市街地へと突入します。
そして「キャンプ場パラダイス」の北海道の中でも屈指の人気を誇る「日の出公園オートキャンプ場」の案内表示が見えてきたら、これにて今回の実走レポートは完結となります。
ちなみに日の出公園オートキャンプ場は古くからライダーにも人気のキャンプ場で、綺麗なトイレと炊事場、温水シャワー、ランドリーなどの各種設備が整っており、しかも裏手の丘からはラベンダー畑と十勝岳連峰の絶景が見れて、から〜の、温泉とコンビニが徒歩圏内という神がかっているキャンプ場ですが…ライダーはまさかの1泊1,000円!でフリーサイトを利用できますので、是非お試しあれ。




今回走ったルート
十勝岳スカイラインの動画
この動画の01:04秒付近から十勝岳スカイラインと望岳台の映像が流れます。








