「Q:結局、熊本県って阿蘇ありきなんでしょ?…A:いいえ、天草もいいゾォ。」
MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちは!なぜか昔から”教会”に惹かれる男、さすライダーです。
別にキリスト教徒でも何でもないんですが、教会の雰囲気とかオーラみたいなものが、きっと僕の周波数に合ってるんでしょうね(知らんけど)
ちなみに教会といえば、かの有名な「大浦天主堂」を有する長崎県が真っ先に頭に浮かびますが、実は熊本県にも教会が多いエリアがあり、それがあの「天草四郎」を産んだ天草地方です!
そして、実は天草地方には「天草パールライン」という絶景シーサイドロードがあるんですが、残念ながら阿蘇の影に隠れてしまっているので…今回僕が全力でご紹介いたします。

天草パールラインとは?
熊本県の宇土半島(うとはんとう)と天草諸島を繋ぐ5つの橋「天草五橋」を巡るルートの総称が「天草パールライン」です。
かつて”真珠養殖”が盛んなエリアだったことから「パールライン」と名付けられ、今では”日本の道百選”にも選定されている名道です!
メインルートの国道266号線上に架かる「1号橋:天門橋(てんもんきょう)、2号橋:大矢野橋(おおやのばし)、3号橋:中の橋(なかのはし)、4号橋:前島橋(まえじまばし)、5号橋:松島橋(まつしまばし)」が天草五橋で、かつては有料でしたが、現在は全て無料化されています。
エメラルドグリーンに輝く海と大小120以上の島々が織りなす「天草松島」の絶景を横目に、キリシタン文化が色濃く残る”旅情に満ちたツーリング”を楽しむことができます。

実走レポート:道の駅 宇土マリーナおこしき館〜吹割岩駐車場
天草パールラインの起点としておすすめの場所が、国道57号線沿いにある「道の駅 宇土マリーナおこしき館」で、ヨットやクルーザーが停泊している優雅な雰囲気の道の駅です。
宇土半島で採れる新鮮な魚介類を中心とした海鮮料理店や名物「いか天」を味わえるテイクアウトコーナー、地元の名産品が並ぶショップなどが充実しています。
海の向こうに見える雲仙普賢岳を眺めながら、テイクアウトした「いか天」を食べてぼ〜っとしていると…ものすごい勢いで走る気が失せていく危険な場所でもあります、はい(起点に向いてないのでは?)


予想より早いペースで失せていく走る気に喝!を入れたところで、国道57号線を南下すると266号線との分岐点が見えてきます。
実はここが何を隠そう天草五橋の1号橋である”天門橋”の入り口で、五橋の中で最も海面から高い”連続トラス形式”の橋を渡ることができます!
なお、現在は「天城橋(新1号橋)」と呼ばれる橋が並行して架かっていますが、こちらは125cc以下のバイクでは通行できない「自動車専用道路」なので注意しましょう(126cc以上はこちらを走るのもあり)

さて、天門橋を渡ると”大矢野島”に上陸しますが、ここで一旦本線を離れて「激渋スポット見学」なんていかがでしょうか?
その名も「吹割岩」は別名”天草四郎の洞窟”とも呼ばれており、かつて天草四郎が仲間たちと密かに「島原・天草一揆」の作戦を練った場所と言われています(諸説あり)
今から約300万年前の火山活動によって形成された”溶岩ドームの裂け目”で、岩壁に囲まれたひんやりとした空間に…何だか神々しいもの感じてしまいます!
なお、吹割岩には小さいながらも駐車場が用意されており、それ以外の設備はありません。



実走レポート:吹割岩〜天草四郎ミュージアム
神々しさ満点の激渋スポットで”エモさ”を摂取した後は…天草地方を代表する特A級観光スポット「天草四郎ミュージアム」へと向かいます。
再び国道266号線に合流して南下すると、なにやら”南国ムード”に溢れており、キラッキラに輝く太陽と沿道のヤシの木がライダーのテンションを上げてくれます!

そして、しばらく走ると「道の駅 上天草さんぱーる」に隣接している「天草四郎ミュージアム」が見えてきますが、ここは天草四郎と当時のキリシタンや南蛮文化について学べる施設です。
江戸時代初期に発生した”島原・天草一揆”の背景や経緯をはじめ、キリスト教弾圧の歴史、それから天草四郎の人物像などが詳しく紹介されており、当時の時代背景や民衆の思いを映像シアターや精巧なジオラマ展示によって知ることができます!
なお、天草四郎ミュージアムの入場料は600円で、バイクは敷地内の駐車場にも道の駅にも停められます。


実走レポート:天草四郎ミュージアム〜千巌山(ゴール)
四郎さんとキリシタン文化について深く学んだ後は、いよいよ天草パールライン最大のハイライト「2号橋〜5号橋」を一気に渡るパートのはじまりです!
そうなんです、何となく「1号橋〜5号橋がタイミングよく出てくるイメージを抱いていた」と思いますが…実際はスタート直後に1号橋が単品で出現して、2〜5号橋は後半に一気に駆け抜ける感じなんです。
つまりは天草パールラインは”美味しいものは後に取っておくタイプ”ってことです(?)


ちなみに5号橋を渡った先は、天草地方で2番目に大きな島「天草上島」で、たった今走ってきた天草パールラインを一望できる絶景スポット「千巌山(せんがんざん)」があります!
バイクでアクセスできる標高162mの展望台からは、天草パールラインはもちろん、宇土半島、島原半島、天草下島、八代海まで見渡せる大パノラマ絶景が広がり、きっと「阿蘇に負けてないやん!」っと熊本県の新たな魅力に気付くはずです(ニヤリ)
…ってことで、わずか16歳で天性のカリスマ性を発揮して、キリシタンの星となった天草四郎さんとは裏腹に…平和な世の中でバイク旅に興じるだけのアラフォーバイク”お兄さん”(ここ重要)のツーリングレポートはこれにて終了いたします。

今回走ったルート








