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【ワインディング編】バイク・クルマで走りに行きたい名道百選【その2】

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日本各地の走って気持ち道、楽しい道、美しい道などを紹介しているモトメガネの人気コンテンツ『日本百名道』。
北海道から沖縄県まで、紹介している道は100本以上にわたる。

今回はその名道の中で走りを楽しめる『ワイディング』を紹介しよう。

さらに『道の駅』コンテンツもあるので、そちらと合わせてルートを組めば完璧!
ぜひともツーリングプランに役立ててほしい。

目次

白山白川郷ホワイトロード(旧白山スーパー林道)
〜世界遺産と日本海を結ぶ山岳ワインイディング【二輪通行禁止】〜

合掌造りで知られ、世界遺産に登録された白川郷と、霊峰白山の北側を越えて石川県白山市に至る山岳ワインディングロード。かつては白山スーパー林道と呼よばれていたが、2015年に白山白川郷ホワイトロードへと名称変更がなされた有料道路である。路面状況、林道内の観光スポット、距離等を考えると、この値段に見合った道路と言えるだろう。

紅葉の時期が最も美しい景色を見せてくれるが、10月中旬の休日には、開門8時前の料金所に2~300mの渋滞車列ができるので覚悟しよう。

白川郷城山展望台近くからスーパー林道に向かい、料金所を過ぎると一気に白川郷展望台まで駆け上る開放的な道路。ヘアピンと直線路が連続する走り応えのある道が続いている。そこから三方岩までは断崖を切り裂いた道を走るため、災害復旧工事が頻繁に行われている。三方岩周辺は紅葉の絶景スポットとしても有名だ。

二輪は通行禁止なので注意!
二輪は通行禁止なので、バイクツーリングとしては白川郷を起点に国道156号の南と北の区間がお薦めだ。北上すると五箇山を通り、庄川沿いの美しい渓谷を眺めながら富山県の砺波市に至る。南に下ると、ロックフィル式の御母衣ダムを経由して今注目の高原リゾートひるがの高原を走る爽快な道となっている。長良川沿いに南下して郡上八幡を通り、そのまま濃尾平野に向う。東海北陸自動車道の開通で国道の走行車両が激減し、ツーリングにはもってこいの渋滞のない素晴らしい景色の快走路になっている。

奥只見樹海ライン/国道352号 
~本州屈指の赤く燃える紅葉の奥只見湖を紡ぐ道~

奥只見ダムによってできた奥只見湖の面積は約11.5km²(東京都千代田区や文京区とほぼ同じ)、貯水量は約6億㎥、東京都の小河内ダム(奥多摩湖)や富山県の黒部ダムの約3倍にもなる。これらの水の相当量が冬季の雪で、ここは日本でも有数の豪雪地帯である。湯之谷温泉郷から枝折り峠を越え、奥只見湖の南岸を縫うように走り、東北地方最高峰の燧ヶ岳(ひうちがたけ)の北側のすそ野を通り、檜枝岐(ひのえまた)に至る国道352号の区間を奥只見樹海ライン(※二輪は全線通行止め)と呼んでいる。

関越道小出ICを降りて、国道352号で湯之谷温泉郷から枝折り峠越えで奥只見湖の銀山平までの区間は、越後駒ヶ岳を横目に本格的な山岳スカイラインである。やや狭い区間もあるが、完全舗装のタイトコーナーが続く道だ。最高地点1065mの枝折峠(しおりとうげ)には駐車場とトイレがあり、駒ヶ岳登山の入口にもなっている。ここは圧巻の滝雲の見える場所で有名で、滝雲は秋の早朝に奥只見湖で発生した霧が雲海となり山の稜線を越え、山の斜面を滝のように流れ落ちる現象だ。滝雲の出る条件は、前日晴れて昼夜の温暖差が激しい時、早朝の天気予報が晴れ 気温が下がること、適度な風がある時である。運にまかせるような話だが、晴れ予報なら確率は高そうだ。

酷道マニアなら国道352号を走ってみるのもいいかもしれない。こちらはバイクでの走行が可能。ただし、道幅は狭く路面状態のよくない場所も点在する。見通しが悪く対向車が来ているのも分かりにくいため、飛ばすのは非常に危険。そのようなところではいつでも安全に止まれるような速度で走り、対向車が来ているか耳をすましながら走る必要がある。

三方五湖レインボーライン
〜若狭湾を見渡すならココ!ダイナミックなワインディング〜

リアス海岸で有名な若狭湾にある三方五湖は、淡水湖の三方湖、汽水湖(海水と淡水が混ざる)の久々子(くぐし)湖・水月(すいげつ)湖・菅(すが)湖、塩水湖の日向(ひるが)湖の総称で、面積は水月湖が一番広い。かつて、三方五湖は海岸から遠く離れた内陸の湖だったが、縄文時代前期になると海水面は3~5mも高くなった。久々子湖は大きな入り江となり、その後耳川によって運ばれた土砂が入口を塞ぎ、入り江は潟湖となった。他の湖は50万年前に三方断層の沈殿部にできた断層湖とみられている。

『三方五湖レインボーライン』は、この三方五湖を縫うように走る全長11㎞の観光有料道路である。入り口は、東側が県道214号の笹田交差点から入り料金所は日向ゲート、西側が県道216号から入る海山ゲートで、区間内には大小合わせて5つの駐車場があり、第一駐車場は山頂公園に通ずるリフト乗り場になっている。

日向からレインボーラインに入ると、最初の嵯峨ずい道横展望駐車場から見える日向湖に浮かぶ筏の景色は、ほのぼのとした日本の漁村風景を醸し出し心が安らぐ。そこからは直線道路とゆるやかなカーブが連続する急勾配のワインディングが始まり、日本海を見ながらの走行は豪快な山岳スカイラインのようだ。

西吾妻スカイバレー/県道2号
〜桧原湖と白布温泉を結ぶ山岳ワインディング〜

裏磐梯の桧原湖の湖岸道路を走って早稲沢から白布峠を越えて白布温泉に至る18㎞の山岳ワインディング。元有料道路で現在は無料開放された。福島側は、桧原湖岸の森林を通る道から高度を上げるに従って展望が開け、ヘアピンカーブが連続する区間に突入する。「東針山七曲がり」と名付けられた芸術的なヘアピンは、かなりのテクニックを要する走り応えのある区間で、腕試しにもってこいだ。元有料道路で観光ルートにもなっているので、路面状況もよく安心して走ることができる。磐梯周辺の他の観光道路に比べると知名度が低いため、圧倒的に車両の通行が少ないので、存分に走りを楽しむことができる。冬季閉鎖の前や解除後も路面凍結の可能性がある場合は、夜間・早朝通行止めになることがあるので事前に確認をするとよい。

標高1404mの白布峠の展望台からは桧原湖と磐梯山の絶景を味わえるほか、天候次第では、北の飯豊連峰や朝日連峰も遠望できる。特に紅葉の時期はお勧めで、ナナカマドやヤマウルシなどの深紅とダケカンバの黄色、トドマツの緑のコントラストが鮮やかだ。

石槌スカイライン&瓶ケ森林道/県道12号
〜石鎚山へ向かう山岳ワインディングロード〜

『石鎚スカイライン』は四国最高峰の霊山・石鎚山へ向かう山岳ワインディングロード。渓谷の中を走るので、遠望できる場所はなく、景色よりも走り重視の日本百名道だ。正直、途中で停めて写真を撮りたくなる場所はなかった。走りについては楽しいだろう。ぐんぐんと昇る(降る)ワインディングはなかなか楽しい。
ちなみに石鎚山とは、最高峰に位置する「天狗岳」、石鎚神社頂上社がある「弥山(みせん)」、「南尖峰(なんせんぽう)」の一連の総体山のことを指している。かつては弘法大師空海も修行としたと言われ、現在でも厳しい修行をする修験の山の一つとしても有名だ。

絶景を期待するなら、石槌スカイラインよりも、国道194号線の寒風山トンネル付近につながる『瓶ケ森林道』の方がお薦めだ。こちらは1.5~2車線の林道で走りは期待できないし期待してもいけないが、高知県と愛媛県の県境の尾根を走る超絶景の道なのだ。

特に東黒森~自念子ノ頭~瓶が森~子持権現山に至る部分は、四国にもこんな絶景ルートがあるのかと思わせる信州顔負けの区間だ。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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