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【新潟県・福島県】奥只見樹海ライン/国道352号~本州屈指の赤く燃える紅葉の奥只見湖を紡ぐ道 ~【バイク・車でツーリングしたい日本百名道・No.105】

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目次

道の概要

奥只見ダムによってできた奥只見湖の面積は約11.5km²(東京都千代田区や文京区とほぼ同じ)、貯水量は約6億㎥、東京都の小河内ダム(奥多摩湖)や富山県の黒部ダムの約3倍にもなる。これらの水の相当量が冬季の雪で、ここは日本でも有数の豪雪地帯である。湯之谷温泉郷から枝折り峠を越え、奥只見湖の南岸を縫うように走り、東北地方最高峰の燧ヶ岳(ひうちがたけ)の北側のすそ野を通り、檜枝岐(ひのえまた)に至る国道352号の区間を奥只見樹海ラインと呼んでいる。

関越道小出ICを降りて、国道352号で湯之谷温泉郷から枝折り峠越えで奥只見湖の銀山平までの区間は、越後駒ヶ岳を横目に本格的な山岳スカイラインである。やや狭い区間もあるが、完全舗装のタイトコーナーが続く道だ。最高地点1065mの枝折峠(しおりとうげ)には駐車場とトイレがあり、駒ヶ岳登山の入口にもなっている。ここは圧巻の滝雲の見える場所で有名で、滝雲は秋の早朝に奥只見湖で発生した霧が雲海となり山の稜線を越え、山の斜面を滝のように流れ落ちる現象だ。滝雲の出る条件は、前日晴れて昼夜の温暖差が激しい時、早朝の天気予報が晴れ 気温が下がること、適度な風がある時である。運にまかせるような話だが、晴れ予報なら確率は高そうだ。

銀山平からがこの道の白眉となる奥只見湖の湖岸沿いをトレースする道だ。特に10月下旬の紅葉の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。本州でもトップクラスの真っ赤に染まる山々が、カーブを曲がるごとに目の前に現れ、ロングツーリングの辛さを吹き飛ばしてくれる。道路は山岳スカイライン並みにアップダウンを繰り返し、湖水のほとりから絶壁上から奥只見湖を眺望する。道路の沢の部分の一部は、橋をつくらず水が道の上を流れる「荒い越し」になっているので、運転にはちょっと注意したい。湖岸道路が終わると豪雪地帯の樹林帯を只見川沿い走り、金泉橋をわたって福島県に入り、尾瀬の福島県側の入口御池を通って檜枝岐に向う。

お薦めのシーズン

  1. 紅葉の10中旬~11月上旬。

周辺立ち寄りポイント

◆銀山平
越後駒ヶ岳などの登山や、奥只見湖(銀山湖)での釣りなどで人気のエリア。秋はブナをはじめ広葉樹が色付き美しい紅葉が人々を魅了する日本を代表する紅葉の絶景地。

◆尾瀬沼山峠
御池駐車場にバイクをおいてバスで行く尾瀬の展望休憩所。北側から尾瀬沼を眺望できる。

DATA
総延長:約50km
道の駅:ゆのたに、尾瀬檜枝岐
アクセス:関越自動車道・小出IC~国道352号~県道50号 ※注意 全線二輪車通行禁止。
冬季閉鎖:11月初旬~6月中下旬 (積雪状況により変動)
道路情報参照ページ:JARTIC道路交通情報 Wikipedia(国道352号

【バイク・車で走りたい日本百名道】一覧MAP

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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