日産のコンパクトカー「ノート」は、2024年1月にマイナーチェンジを実施し、フロントデザインの刷新や機能性の向上が図られました。
そこで今回は新型ノートのSNSでの反響を、深掘りして紹介していきます。
大胆なデザイン変更!?新デザインの評価はいかに!
マイナーチェンジで一新された新型ノートのエクステリアは、フロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用。フロント・リヤバンパーをボディーカラーと同色にして、車両全体の統一感を図ることで、よりフレッシュで先進感を感じられるデザインへと進化しています。
このエクステリアの変更について、SNSでは「シンプルでスタイリッシュになった」と肯定的な意見が多数見られました。さらに、ボディーカラーのバリエーションが豊富なので「選ぶ楽しさが増えた!」という声も上がっています。
しかし一方で、フロントデザインやデザインの大胆な変更に「見慣れない」「前の方が好みかも」という反対意見も上がっており、従来のデザインを好むユーザーと新デザインを好むユーザーで賛否が分かれているようです。
進化したインテリアデザイン!新しい室内空間と収納力の魅力とは?
新型ノートのインテリアは、インストルメントパネルに水引をモチーフにしたデザインを採用し、シート地にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した雰囲気に仕上げられています。
これに対しSNSでは、「上品でモダンな雰囲気がいい」という声が多数上がっていました。
また、助手席側にあるグローブボックスの容量も拡大。収納スペースを上下2段に仕切ることで、利便性を向上しています。荷室も積み込みやすくシートアレンジしやすいため高く評価されていました。
進化したe-POWERシステムがもたらす快適な走行性能と燃費性能
ノートのエンジンや走行性能・燃費に関して、SNSではさまざまな反響が寄せられています。
まずエンジン性能については、改良された「e-POWER」システムが高い評価を得ています。特に電動駆動ならではの滑らかな加速と応答性のよさが「街中での取り回しが快適」「アクセルを踏んだときの反応が気持ちいい」と好評のようです。
一方で、一部のユーザーからはエンジン作動時のノイズや振動に関しては「長時間の運転だとやや気になる」「静粛性がもう少し改善されれば完璧」といった意見も少なくありません。
そして走行性能については、電動駆動特有の力強いトルクや滑らかな制御が「坂道や高速道路でも安定して走れる」と高い支持を得ています。
中でも雪道や雨天時の走行においては、「アクセルのコントロールがしやすく安心感がある」というコメントもあり、悪天候時に頼りになるとしても評価されているようです。
ただし、一部のユーザーからは「急発進時に若干のラグを感じる」「コーナリング時の重心バランスが独特で慣れが必要」といった意見も見られました。
そして燃費性能については、e-POWERシステムによる高い省エネ性能が「給油回数が減って経済的」「ガソリン価格が高騰している中で助かる」と非常に好評。特に実燃費で20km/L以上を記録するケースが多いとの声が上がっており、「ハイブリッド車に引けを取らない」といった称賛が目立っていました。
ただし、「カタログ燃費と実燃費のギャップがやや大きい」と不満を感じる声も少数ながら上がっているようです。
このように新型ノートのエンジン・走行性能・燃費性能に関しては、好意的な評価が多いものの、静粛性や特定のシチュエーションでの挙動に関して改善の余地を指摘する意見がありました。
日常使いにおいては非常にバランスのよいクルマとして、多くのユーザーに支持されていると言えるでしょう。
今回のマイナーチェンジにより、日産ノートはデザイン面での刷新と機能性の向上を実現しました。
特にエクステリアの大胆な変更は一部では期待以上であると評価されていますが、一方で、従来デザインからの変更に悲しむ声も見られました。
しかし、機能性や走行性能に関しては概ね高評価を得ており、総合的にはユーザーの満足度は高いクルマであると考えられるでしょう。