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【徹底比較】人気の大容量アルミトップケース3選!GIVI・SHAD・フルヒトロスをバイクに装着して比べてみた

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

ツーリングライダーなら誰でも一度は憧れる、「アルミ製の大容量トップケース」

キラキラっと輝く美しい見た目と、どことなく漂うヘビーデューティーな香り..…まさに男の子が好きなものここに極まる!

…ってことで、人気メーカー「GIVI・SHAD・フルヒトロス」のアルミ製トップケースを、この世で最もアルミ製トップケースが似合うバイク(僕のGS)に取り付けて、比較・検証する全3回のシリーズがスタートします。

どれもカッコいいわ…
目次

各トップケースメーカーの紹介

まずは今回ご紹介する各トップケースの「3大人気メーカー」についてのウンチクを語らせていただきます。

知名度抜群:GIVI

ツーリング先で”GIVIのトップケース”を見かけない日はないほど、知名度・普及度ともにトップクラスのメーカーがGIVI(ジビ)です。

1978年にイタリアで創業した世界的なバイク用品メーカーで、トップケースはもちろんサイドケースやタンクバッグなど幅広いツーリング用品を展開しており、高い品質と実用性から世界中のライダーに支持されています!

特に同社の”モノキーシステム”を採用しているケースは、優れた耐久性と使い勝手を兼ね備え、ロングツーリングやアドベンチャーバイクの定番アイテムとして知られています。

ツーリング先で「GIVI」を見ない日はない

バイクメーカーにOEM供給:SHAD

SHAD(シャッド)は、1973年にスペイン・バルセロナで創業したバイク用品メーカーで、もともとはバイクメーカーの純正シートを製造していました。

現在はスタイリッシュかつ高い機能性を兼ね備えたトップケースやサイドケースで、世界的な評価を獲得しており、特にスペイン語で”地球”を意味する「TERRA(テラ)シリーズ」はロングツアラーに人気があります!

実は多くのバイクメーカーの“純正アクセサリー”としてOEM供給をしている実績もあり、知らずに同社の製品を使っているケースもあります。

TERRAシリーズはロングツアラー御用達!

新進気鋭のメーカー:FURCHTLOS

FURCHTLOS(フルヒトロス)は、2022年に誕生した新進気鋭のバイク用品メーカーで、世界的な自動車ブランドでデザインや開発に携わってきた”バイク愛好家”が運営しています。

デザイン・機能性・品質を高次元で融合した製品をリリースしており、創業2年目の2023年に世界的なデザイン賞「レッドドット・デザイン賞」を受賞する偉業を達成しています!

ちなみに”フルヒトロス”とはドイツ語で「恐れ知らず」を意味しており、まさに恐れ知らずの快進撃を続けています。

FURCHTLOS:恐れ知らず(なんかカッコイイ)

各トップケースの紹介

それでは、これから全3回にわたって比較・検証する「GIVI:DLM46A、SHAD:TR48、FURCHTLOS:RANGER TOP CASE 50L」をそれぞれ紹介します。

GIVI:DLM46A

ミドル〜大型アドベンチャーバイクにぴったりの、いかにも頑丈そうなヘビーデューティー仕様のアルミ製トップケースが「GIVI:DLM46A」です。

正式名称は「DLM46A TREKKER DOLOMITI」で、DOLOMITIとは決して「泥道」のことではなく…イタリアにある世界自然遺産の山岳地帯のことです(ここ重要です)

ケースの容量は46L・最大積載量は10kgと必要十分な収納力を誇っており、堅牢性に優れた二重構造の「モノキーシステム」を採用していています。

二重構造で頑丈な作り
BACK
SIDE

ケース上部には”持ち手”としても、ツーリングネットなどの”引っ掛けポイント”としても活用できる4つのバーが装備されており、鍵は標準で2本付属しています。

鍵穴にはしっかりとした保護キャップが装備されており、鍵を時計回りに3時方向に回すと開錠され、最後はロック金具を外して蓋を開けます。

4つのバーが装備されています
鍵は2本付属
保護キャップを外して鍵IN
時計回りに3時方向に回して解錠

ケースの内部は荷物を入れやすいスクエア形状で、どちらかといえば横より縦に深い構造になっています。

ちなみに底面に若干の段差がありますが、標準装備のインナーマットのお陰でそれほど気にならず、二重構造を活かした高い防水性が売りです(完全防水ではない)

ケースを開いた状態

バイクへの装着は、ケース底面をベースプレートの突起に合わせて押しつける一般的なタイプで、見た目通りそれなりの重量があるので慎重に行う必要があります。

なお、ベースプレートは車種別フィッティングか指定モノキーベース(M3/M5など)を別途購入する必要があり、実は僕は個人的に「DLM46A」と同シリーズの「TREKKER 46L」を使っているので、そのベースプレートがそのまま「DLM46A」にもマッチしました!

ちなみに僕のベースプレートは”BMW R1200GS”の専用フィッティング「SR5108」です。

底面をベースプレートの突起に合わせる
これは私物の車種別フィッティング「SR5108」です
ガチャリンコ
パカリンコ
いやぁ〜イカついですね〜!
アドベンチャー感が増し増し
こちらは私物の「TREKKER 46L」です(ベースプレートが共通)

SHAD:TR48

SHADが誇るフラグシップシリーズ「TERRA」に属する、スタイリッシュなアルミ製トップケースが「TR48」です。

厚さなんと!約1.2mmの軽量なアルミボディを纏っており、「大柄なのに軽い」という脳がバグる仕様のケースで…容量48L・耐荷重10kgとロングツーリングでも鼻歌レベルのスペックを秘めております!

なお、今回比較・検証する3モデルのうちで唯一「フルフェイス1個とジェット1個の2つのヘルメットを収納できる」とメーカーが公言しています。

スタイリッシュなデザイン
BACK
SIDE

アルミケース特有の”リベット打ち”だったり、パーツの繋ぎ目を極力抑えた美しいデザインのTR48の上部には、「GIVI:DLM46A」と同様に持ち手と引っ掛けポイントとして使える4つのバーが装備されており、鍵はこちらも標準で2本付属しています。

ちなみにロックの解除は保護キャップ付きの鍵穴に鍵を挿入した上で、反時計回りに12時方向に回した後、そのまま上部に持ち上げるようにロック金具を外します。

こちらも4つのバーを装備
鍵は2本付属
保護キャップを外して鍵IN
12時方向に回してロック解除

ケースの内部は「GIVI:DLM46A」よりもフラットな作りで、どちらかといえば縦よりも横に長い形状になっています(ヘルメットが2個入る布石)

もちろんインナーマットや開きすぎ防止のストッパーが装備されており、薄いながらも必要十分な堅牢性と、防水シーリング加工による確かな防水性が確保されています。

ケースを開いた状態

バイクへの装着は、ケース底面をベースプレートの突起に押しつけつつ、特徴的なロックシステムを用いる必要があり…初めはちょっと慣れが必要です。

ちなみにベースプレートは「アルミ製ベースプレートL (D1BTRPA2)」を別途購入する必要があり、単品で愛車のキャリアに取り付けできない場合は(キャリアの形状による)さらに”車種別フィッティングキット”も揃える必要があります。

ちなみに僕は”ベースプレート単品では取り付けられないケース”だったので、BWM R1200GSに合致する「トップマスターフィッティングキット(W0GS13ST)」も揃えました。

底面をベースプレートの突起に合わせる
特徴的なロックシステムも使います
右:フィッティングキット、左:ベースプレート
フィッティングキットの上にベースプレート設置
ガチャリンコ
パカリンコ
スタイリッシュで横に広い
まるで純正品のような佇まい

FURCHTLOS:RANGER TOP CASE 50L

先に紹介したGIVIやSHADのケースとは明らかに違う、独特のデザインが印象的なアルミ製トップケースが「FURCHTLOS:RANGER TOP CASE 50L」です。

フルヒトロスの最上位グレード「RANGER」に属する容量50L・対荷重10kgの大容量トップケースで、なんと!航空機用のアルミと高強度ポリマーをミックスした次世代のハイブリッド技術で作られています!

とにかく余計をものを省いたツルツルッ!とした表面と、SF映画に出てくる四次元キューブ(?)みたいなデザインが印象的です。

ツルツル&四次元キューブデザイン
BACK(背もたれ付き)
SIDE(ツルツル)

ケース上部にはまさかの”鋳造アルミニウム”の持ち手・引っ掛けポイントが用意されており、デザイン上のアクセントにもなっています。

鍵は標準で2本付属しており、これまたSF映画のロストテクノロジーを起動する記号のようなデザイン(同社のロゴマーク)が施されたキャップを外して、鍵を時計回りに”チョコっと動かすだけ”でロックが解除されます。

美しい鋳造アルミニウムの持ち手
鍵は2本付属
保護キャップを外して鍵IN
時計回りにちょこっと回すと解錠

ケース内部は3モデル中最もスクエア&フラットな構造で、おそらく横幅と深さがほぼ変わりないように見えます。

標準装備のインナーマットは底面全体を覆うように設置されており、実はフルヒトロスの開発やデザインはドイツで行なわれていますが、「あぁ、ドイツっぽい」という感じのキシ!カシ!とした印象を受けます。

なお、この手のトップケースとしては結構珍しいですが、「最大45Gの衝撃に耐えられる・IP66の防塵・防水」というスペックが公開されています(どちらも必要十分すぎる)

いかにもドイツっぽいキシ!カシ!な内部

バイクへの装着は、ロックボタンを押しながらケース底面をベースプレートの突起に押しつける必要がありますが…比較的軽いので、それほど苦労しません!

ちなみにベースプレートは別売りのプラスチック製、もしくはアルミ製のものを用意する必要があり、どちらも”汎用フィッティング”なので、愛車のキャリアにマッチするものを選ぶ必要があります。

なお、僕の愛車のBMW R1200GSには、プラスチック製の「ユニバーサルサポートプレート(FS063PLCSASSY1EX)」が合致しました。

ロックボタンを押す+ベースプレートに押し付ける
これがプラスチック製のユニバーサルサポートプレートです
ガチャリンコ
パカリンコ
標準で背もたれ付きはこれだけ!
どことなくSF感がある

3つのアルミトップケースの特徴をおさらい

今回取り付けた3モデルは、いずれもロングツーリングに対応できる大容量アルミトップケースですが、その設計や使い勝手にはそれぞれ異なる特徴があります。あらためてそれぞれの特徴を最後に見ていきましょう!

GIVI DLM46A TREKKER DOLOMITI

世界中のライダーに愛用されるGIVIらしい、堅牢性と使いやすさを重視した王道のアルミトップケース。容量は46Lで、内部は横幅よりも深さを感じるスクエア形状となっています。

二重構造のモノキーシステムを採用し、ケース上部には荷物の固定にも利用できる4本のバーを装備。長年にわたって培われてきた豊富な車種別フィッティングやベースプレートも強み。

SHAD TR48 TERRA

横に広く、スタイリッシュなフォルムが特徴の48Lアルミトップケース。厚さ約1.2mmのアルミニウム合金を使用し、強度を確保しながら重量を抑えています。

内部も横長でフラットな形状となっており、ヘルメットなど幅のある荷物を収納しやすくなっていました。

FURCHTLOS RANGER TOP CASE 50L

航空機用アルミニウムと高強度ポリマーを組み合わせた、独自のハイブリッド構造を採用する50Lトップケース。継ぎ目や突起を抑えた滑らかな外観と、鋳造アルミニウム製のハンドルが個性的なデザインを生み出しています。

内部はスクエアかつフラットで、容量を無駄なく使えます。IP66の防塵・防水性能や最大45Gの衝撃に耐える設計に加え、標準で一体型バックレストを備える点も特徴。

3モデルのサイズ・重量比較

各製品の外寸表記は、比較しやすいように「幅×奥行×高さ」に統一しました。

製品名容量外寸(幅×奥行×高さ)本体重量最大積載・荷重量
GIVI DLM46A TREKKER DOLOMITI46L460×410×340mm5.1kg10kg※
SHAD TR48 TERRA48L495×418×322mm約5.5kg10kg
FURCHTLOS RANGER TOP CASE 50L50L450×400×340mm5.25kg10kg

※GIVIが公表する最大積載重量は10kgですが、日本国内の販売元であるデイトナでは、操縦性を考慮して3kg以下を推奨しています。

容量はFURCHTLOSが最も大きく、横幅はSHADが最大。GIVIは3モデルの中では最もコンパクトで、本体重量もわずかながら最軽量となっていました。ただし、数字だけでは分からない内部形状や開閉方法、車体への着脱のしやすさにも違いがあります。

次回は積載力や使い勝手を比較・検証!

いやぁ〜、どれもめっちゃいいトップケースですねぇ!とてもじゃないけど選べないですわ…

ってことで、次回はそれぞれの積載力や使い勝手を比較・検証した上で、これはココが優れている!こっちはこんな使い方をするライダーに向いている!ってな内容をお届けしたいと思います。

それでは、乞うご期待あれ(ニコニコ)

こんなの選べないってば…

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