「2ストバイク持ってるけど、もったいなくて年に数回しか乗らないんだよね」
「トラブったら部品が出なくて直せない」
巷でよく聞く2ストロークエンジン車オーナーの声。さらに4ストロークよりも耐久面で不利といわれる2ストバイクにいつまで乗れるだろうか不安に感じるのも無理はない。

筆者もそんな不安を抱えながら、絶版になって35年前に製造されたカワサキ・KSR-Ⅱに、2ストエンジン焼き付き対策の最強ケミカル「シンセティックゾイル for 2cycle」を投入したのが約4ヵ月前のこと。
前編では、投入直後から「低速トルクUP」「白煙の激減」「全域で体感5%のパワーアップ」といった劇的な変化に驚かされた。


しかし、本当に大切なのは「その効果が長続きするのか?」「日常的に使い込むことでどんなメリットがあるのか?」といった点だ。
4ヵ月間で消費したオイル量と、日常の使い勝手
今回使用している「シンセティックゾイル for 2cycle」は、ベースオイルに高性能100%化学合成油を使用し、あらかじめスーパーゾイル成分が配合されたストレートタイプだ。面倒な計量や混合の手間がなく、純正オイルと同じようにオイルタンクに注ぎ足すだけで使える手軽さが、日常使いでは本当にありがたい。

この4ヵ月間で走行した距離は約1,500km。シンセティックゾイル for 2cycleを1本(1,000ml)をちょうど使い切ったところだ。
長期テストで確信した「3つの真価」
投入直後のプラシーボ効果が完全に薄れた今だからこそ、ハッキリと言えるシンセティックゾイル for 2cycleの真価を3つに分けて紹介する。
① 白煙とオイルダレが日常から消えた
前編でもマフラーからの白煙が激減したことに触れたが、これが4ヵ月間、どんなシチュエーションでもキープされている。以下はナンバープレートに吹き飛んだオイルの量を4ヵ月前/後で比較した画像だ。


走行中も、以前は加速時にバックミラーが真っ白になるほどの白煙を吐き出し、後続のクルマに申し訳ない気持ちになっていた。しかし今では、エンジンが冷え切った朝一番の始動時こそ煙が出るものの、暖機さえ終われば目視できる白煙はほとんど出ない。

シンセティックゾイル for 2cycleは、ベースオイルにノンスモークタイプの100%化学合成油を使用している。その名のとおり、煙が出にくく、オイル汚れも少ないという特性だが、4ヵ月の使用で目に見えて効果を感じたのはこの点だ。
② エンジン音が「こもった感じ」に変化した
テスト期間中、気温が高くなる日や、渋滞路に巻き込まれるシーンが何度もあった。79㏄とはいえ2ストエンジンのアイドリングは乾いた騒がしい音で、4ストに慣れていると、いかにも「金属パーツに悪そうな音」なのだ。

しかし、シンセティックゾイル for 2cycle投入後は乾いた音から「こもった音」へと徐々に変化。4ヵ月前と比べると油膜によって金属部分が守られている感覚があきらかに増している。
③ 高回転まで滑らかに吹け上がるフィーリングの定着
パワーバンドに入った瞬間の弾けるような2スト特有の加速感はそのままに、金属同士が激しく擦れ合っているような嫌なノイズ(と白煙)が劇的に抑えられている。筆者は飽き性で、「4ヵ月も乗れば、この2ストパワーも飽きるのかな」と思っていたが、乗るほどに速いバイクだなと再認識して飽きがこない。

軽量ボディに対して大パワーが釣り合っていないKSR-Ⅱだからこそかもしれないが、今の基準だと2ストバイクの大半が釣り合っていない。2スト特有のハチャメチャ感が変わることなく、むしろ増幅したような感覚が味わえているのは、シンセティックゾイル for 2cycleの効果によるところが大きいだろう。
シンセティックゾイル for 2cycleに含まれる「スーパーゾイル成分」とは?
スーパーゾイル成分の主な効果は、「金属表面をミクロン単位で再生して強靭にする」というモノ。要するにこすれ合うパーツ同士をスムーズに動くようにしてくれるワケだ。
もはやエンジンオイル添加剤の代名詞的存在となっており、YouTubeやSNSで「低速トルクが増した」や「燃費が向上した」といったレビューが上がっているため、周知の人は多いだろう。

エンジンを再生するということは当然、耐久性の向上につながる。古い2スト車のオーナーにとっては大きな安心感になること間違いなしだ。
まとめ:決して高くない。愛車と長く付き合うための「安心料」
シンセティックゾイル for 2cycleの価格は1000mlで税込4,730円。しかし、4ヵ月間使い続けた結論として、これを「高い」とは感じなかった。

仮にKSR-Ⅱのエンジンが焼き付いてしまえば、絶版から時間が経った現在、シリンダーやピストンといった純正部品を手に入れるのは困難であり、手に入ったとしてもプレミア価格となっているからだ。
- 白煙やオイル汚れのストレスからの解放
- 油膜切れを気にせず大パワーを使える楽しさ
- 焼き付きの恐怖に怯えなくていい絶対的な安心感

これだけのメリットを日々得られるのであれば、このオイルは単なる消耗品ではなく、愛車を未来へ残すための「お手軽すぎる投資」なのである。
「愛車といつまでも、元気に走り続けたい」。そう願うすべての2スト乗り、そして絶版旧車オーナーにこそ、ぜひこの安心感を体験してもらいたい。
(編集協力:株式会社パパコーポレーション)








