春から夏へと季節が移り変わる初夏。山は鮮やかな新緑に包まれ、渓谷には清流のひやりとした気配が満ちる絶好のシーズンだ。地域によっては梅雨入りが迫る時期だが、晴れ間に訪れれば、緑と水が織りなす景観がひときわ鮮やかに映える。そんな初夏ならではの魅力を味わえるスポットを3つご紹介。
1.【愛知県】鳳来寺パークウェイ/県道524号線
山原を突き進む快走路

山岳信仰の地として知られる山域へ向かう旧有料道路で、現在は無料開放され誰でもアクセスしやすいルートとなっている。全長は約6kmと短いが、途中から分岐して山頂駐車場へ向かう区間があり、寺院参拝の登山道としての役割も持つ。周辺は古くからの寺社が点在し、歴史的景観と山の静けさが調和した独特の雰囲気が魅力だ。


沿道はカーブが連続するタイトなワインディングで、適度なペースで流すと山肌の表情がよく見える。初夏には木々の新緑が斜面を覆い、走行中の景観に深い奥行きを与えてくれる。距離は短いものの、周辺の観光地や棚田巡りと組み合わせれば満足度の高いツーリング・ドライブが楽しめる。
2.【高知県】国道381号線四万十川
「最後の清流」とともに走る四国の名道

四国西部の山地に源を持ち、太平洋へと注ぐ四万十川は「最後の清流」と呼ばれるほど水質がよく、ダムのない本流が美しい流れを保っている。その川に寄り添うように走るのルートが国道381号で、源流域から河口まで川とともに旅できるのが最大の魅力だ。


沿道には沈下橋が点在し、欄干のない独特の姿が四万十川らしい風景をつくり出す。中でも岩間沈下橋や佐田沈下橋は観光ポスターにも使われる名所で、夏には地元の子どもたちが泳ぐ姿も見られるという。道幅が狭く集落内を通る区間もあるため走行には注意が必要だが、川面を渡る風や水の透明感は格別で、ツーリング・ドライブの満足度は非常に高い名道だ。
3.【栃木県】霧降高原道路/県道169号線
世界遺産「日光」から延びる大定番ルート

世界遺産・日光から東へ伸びる霧降高原道路は、霧降高原を駆け上がり大笹牧場へ至る観光ルートだ。2006年の無料化以降アクセス性が向上し、日光〜金精峠〜赤城方面へ抜ける周遊ルートとしても人気が高い。路面状態は良好で、元料金所を過ぎると一気に標高を上げ、途中には日光三名瀑のひとつ「霧降の滝」を望む観瀑台がある。


さらに進むと標高1,434mの六方沢橋に到達し、関東平野を一望する雄大な景色が広がる。晴れた日には山肌の新緑が光を受けて鮮やかに映え、初夏の爽快感を存分に味わえる。終盤は牧歌的な風景の中を下った先の大笹牧場が見どころだ。
どんなバイクにも合うスタイリッシュなボックス&バッグ類に注目!
絶景ルートを走り、道の駅でひと息つき、ライダースカフェでコーヒーを飲む。そんな“寄り道込み”のツーリングを快適にするカギは、実は積載にある。
レインウェアや防寒着、カメラ、小物類……持っていきたい荷物は増えるのに、見た目はスマートにまとめたい。ライダーなら誰しもが一度はそう思うはずだ。
そこで頼りになるのが、トップケースや防水バッグといった「旅の積載ギア」。次のツーリングをもっと身軽に、もっと自由にしてくれる選択肢として、FURCHTLOS(フルヒトロス)を紹介したい。

フルヒトロスとは?──“機能美”で旅を支える、ボックス&バッグの新鋭ブランド

FURCHTLOS(フルヒトロス)は、バイク用リアバッグを中心に、先進的なモーターサイクルアクセサリーを開発・販売するグローバルブランドである。創業は2022年と若いが、RANGERアルミケースシリーズが2023年、SHIELDプラスチックケースシリーズが2024年に、ドイツのデザイン賞「レッドドット賞」を受賞するなど、品質とデザイン性で注目度を高めている。ブランド名の「FURCHTLOS」はドイツ語で「恐れ知らず」を意味し、“限界を超える体験”を生むためにテクノロジーとエンジニアリングに挑戦し続ける姿勢を掲げる。
フルヒトロスのケース&バッグは何がある?──用途で選べる4シリーズ
フルヒトロスは、ハードケース(トップケース)とソフトバッグを複数シリーズで展開している。ツーリングでの使い方に合わせて、ざっくり把握しておくと選びやすい。
ハードケース(トップケース)
RANGER:軽量アルミトップケース(50L)
航空用アルミニウムと高強度ポリマーを組み合わせた50Lトップケースをラインアップ。モジュラーヘルメット1個に対応し、セキュリティロックや最大荷重10kgなど、旅用途の基本を押さえる。

SHIELD:軽量プラスチックトップケース(48L/35L)
48Lの「SHIELD L」はフルフェイス2個に対応。35Lの「SHIELD S」はモジュラーヘルメット1個に対応し、どちらもセキュリティロック/最大荷重10kgといった実用装備を備える。




ソフトバッグ(防水系を中心に展開)
EVEREST:ロールバッグ/ダッフル/サイドバッグなど“積んで走る”系

ロールバッグ(36L)、ダッフルバッグ(50L)、サイドバッグ(34L×2)に加え、バックパック(26L)やエンジンガードバッグ(6L)まで揃う。多くがIP66表記で、ツーリング〜キャンプの「濡らしたくない荷物」に強い構成だ。
LEGACY:クラシック系にも似合うシートバッグ/タンクバッグ/サドルバッグ

シートバッグやタンクバッグ(8L・IPX5表記)、サドルバッグ(16L/12L)を展開。日帰り〜1泊の“ちょい旅”で、見た目を崩さず積載を増やしたいときにハマる。









