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新入生全員が“クルマの世界”に飛び込んだ! 富士スピードウェイで「自動車部新歓フェスタ」開催

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

クルマ好きの新入生にとって、こんな新歓はかなり特別だ。
富士スピードウェイで開催された「東日本大学自動車部新歓フェスタ」では、大学自動車部の活動を知れるだけでなく、学生たちが走らせる競技車両の同乗走行を体験できる。

さらに、D1参戦マシンによる特別同乗も実施され、会場は大きな盛り上がりを見せた。体験走行の合間には企業説明会も行われ、クルマに関わる仕事の世界にも触れられる。最後は恒例のじゃんけん大会まで用意され、300名を超える参加者、200名近い新入生が集まった会場は、朝から夕方まで熱気に包まれていた。

クルマの面白さ、自動車部の魅力、そしてその先にある将来の可能性まで見えてくる。そんな1日になっていたのだ。

それでは自動車部新歓フェスタのもようをお伝えしていこう。

目次

大学自動車部の新歓を、もっと大きく盛り上げるために始まったイベント

自動車部新歓フェスタ」は、大学自動車部の新歓をもっと大きな形で盛り上げよう、という思いから始まったイベントだ。スタートは2017年。もともとは西日本で始まった企画だが、その後は東日本でも開催されるようになり、いまでは春の恒例行事として定着している。

背景にあるのは、どの大学自動車部にも共通する“新入部員をどう増やすか”という課題だ。学内だけでは伝えきれないクルマの楽しさを、サーキットという特別な場所で一気に体感してもらう。そんな狙いを持ったこのイベントは、いまや多くの大学自動車部が注目する場になっている。

関東・東海の大学自動車部が富士に集結。会場にはクルマ好きの熱気があふれていた

今回の会場となった富士スピードウェイには、青山学院大学、工学院大学、慶應義塾大学、國學院大學、静岡大学、芝浦工業大学、専修大学、拓殖大学、中央大学、東海大学、東京電機大学、東京農業大学、日本大学、法政大学、早稲田大学、横浜国立大学の16大学が集結した。現役部員は165人、新入生は193人で、参加者は計358人。各大学の競技車両が並ぶ会場は、いかにも“自動車部のイベント”らしい空気に包まれていた。

会場を見渡すと、シビック、インテグラタイプR、スイフトスポーツ、シルビアなど、学生たちが実際に競技や練習で使っている車両がずらり。新入生にとっては、車両を見るだけでなく、「どんな先輩たちがいて、どんな活動をしているのか」を肌で感じられる時間になっていたはずだ。

新入生全員が同乗走行を体験。“見るだけ”で終わらないのがこのイベントの魅力

このイベントの大きな魅力は、やはり同乗走行である。
学生たちが仕上げたジムカーナ車両に実際に乗り込み、コースを走ることで、クルマを操る面白さや競技の奥深さを助手席から体感できる。

しかも今回は、「新入生みんなに同乗走行を体験してほしい」という狙いのもと、実際にすべての新入生が体験走行を経験できたのが大きなポイント。

クルマの楽しさは、写真や動画を見ただけではなかなか伝わりきらない。加速、旋回、荷重移動、そしてドライバーの操作によって車両の動きが変わっていく感覚――そうしたものを自分の体で感じられるからこそ、「自動車部って面白そう」が「これは実際にやってみたい」に変わっていく。そこが、このイベントの強さだ。

D1参戦マシン同乗も実施。藤野選手、松山選手、玉城選手が会場を沸かせた

今回の新歓フェスタでは、学生車両による同乗走行に加え、D1に参戦しているプロドライバーたちによる特別な体験プログラムも用意された。参加したのは、Team TOYO TIRES DRIFT藤野秀之選手、松山北斗選手、玉城詩菜選手の3名

藤野秀之選手
松山北斗選手
玉城詩菜選手

トップカテゴリーで戦う現役ドライバーたちが会場に姿を見せただけでも豪華だが、さらにD1参戦マシンによる同乗走行まで実施され、新入生にとってはかなり印象に残る体験になったはずだ。

目の前で見るドリフト走行の迫力はもちろん、プロの運転を助手席で味わえる機会はまずない。今回は、TOYOの企業ブースが出展していたわけではなく、Team TOYO TIRES DRIFTが同乗イベントに参加する形で“本物の走り”を届けてくれたのがポイント。

クルマが好きで自動車部に興味を持った新入生にとって、モータースポーツの世界がぐっと身近に感じられる時間になったに違いない。

企業説明会では、クルマに関わる仕事の世界にも触れられた

ディクセル】
ブレーキパッドやディスクローターなどを手がけるブレーキパーツメーカー。幅広い車種に対応する豊富な製品展開と、街乗りからスポーツ走行までカバーする懐の深さが魅力で、「止まる性能」にこだわるユーザーから厚い支持を集めている。

このイベントが面白いのは、走る楽しさだけで終わらないところだ。
体験走行の合間には参加企業による企業説明会も行われ、クルマに関わるさまざまな仕事について話を聞ける時間も用意されていた。

エンパイヤ自動車
自動車部品や用品、整備機械工具などを幅広く扱う総合卸売商社。スパルコやサベルトの日本正規輸入元。長年にわたって自動車アフターマーケットを支え、補修部品から用品まで多彩な製品を全国へ供給している。
アルパイン】
カーナビやディスプレイオーディオ、カーオーディオなどで知られるカーエレクトロニクスブランド。車種専用設計の製品も多く、クルマでの移動をより快適で楽しいものにしてくれるメーカーだ。
三井住友海上火災保険
自動車保険でも広く知られる損害保険会社。今回の企業説明会には、事故車の損傷状態を科学的・工学的な視点で確認する専門職「技術アジャスター」という仕事を、より多くの学生に知ってもらうため参加した。

いわゆる堅い就職説明会のような空気ではなく、クルマが好きな学生たちに向けて、もっと近い距離で話を聞けるのがこの場のいいところ。メーカーだけでなく、用品、工具、保険、補修部品、アフターパーツなど、自動車業界には実にさまざまなジャンルの仕事がある。

TONE】
作業工具やトルク管理機器、ボルト締結機器などを手がける総合工具メーカー。整備やものづくりの現場を支える存在として、プロユースに応える多彩な製品を展開している。
企業説明会のような堅い雰囲気ではなく、テントの中でざっくばらんに話せるのもこのイベントの魅力。気になる仕事や業界のことを、学生たちがより近い距離で聞ける貴重な機会になっていた。

クルマが好きだからこそ、将来もその世界に関わりたい。そんな学生にとっては、自分の興味がどんな進路につながるのかを考えるきっかけにもなったはずだ。実際に、自動車部出身者が関連企業へ進んでいるという話が出てくるのも、このイベントならではのリアルさである。

最後はじゃんけん大会で大盛り上がり。楽しいだけで終わらない1日だった

イベントの最後には恒例のじゃんけん大会も実施。今年も会場は大いに盛り上がり、最後までにぎやかな空気に包まれた。サーキットで体験し、話を聞き、クルマ好き同士でつながって、最後はみんなで盛り上がって締めくくる。春の新歓イベントとしては、かなり理想的な形だったといえる。

クルマ好きの“入口”になる、新歓フェスタの大きな意味

富士スピードウェイで開催された「自動車部新歓フェスタ」は、新入生にとってクルマの世界へ飛び込む入口であり、大学自動車部にとっては新しい仲間と出会う場でもある。そして企業にとっても、次の世代のクルマ好きを応援できる大事な機会になっている。

クルマが好き。その気持ちを、見るだけではなく体験として実感できる。だからこそ、このイベントには毎年しっかり意味があるのだ。

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