新型Ninja ZX-10Rの進化に目を奪われ、“普通二輪免許で乗れるbimota”に驚かされ、気付けばアパレル売り場まで人だかり。カワサキは、ただ車両を並べるだけでは終わらなかった。
スーパースポーツ、レトロスポーツ、ミドルクラス、さらにプレミアムブランドまで、幅広い層の「気になる」が詰まっていたのだ。しかも会場では、普段使いしやすいウェアやグッズも好評で、終盤には売り切れ品が続出。バイクだけではなく、ライフスタイルまで含めて惹きつける“今のカワサキらしさ”がよくわかる展示となっていた。
注目の新型Ninja ZX-10R、普通二輪免許で乗れるbimota、ウェア類など、〝カワサキの今〟を紹介していこう。
スーパースポーツだけじゃない 幅広さと先進性で惹きつけるカワサキの現在地

カワサキは、長い歴史の中で培ってきた独自の存在感で、日本はもちろん世界中のライダーを魅了してきたモーターサイクルブランドだ。レースで鍛えられたスーパースポーツモデルをはじめ、高い走行性能を持つスポーツツアラー、クラシカルな雰囲気と現代的な性能を両立したレトロスポーツモデル、デュアルパーパスなど幅広いラインアップを展開している。




さらに、スーパーチャージャー搭載車やハイブリッド、EVなど、先進技術を積極的に市販車へ取り入れているのもカワサキらしいところ。加えて、2019年にはbimotaと提携し、KB4、KB4RC、KB998 Riminiといったプレミアムモデルも送り出している。チャレンジングな個性派ブランドとして、多くのライダーを惹きつけている。
そのため、今回のモーターサイクルショーでも注目度はトップクラスのブースである。


“乗りたい”だけで終わらない ウェアまで欲しくなるカワサキブース
〝乗るカワサキ〟まず人が集まったのはここ!
新型Ninja ZX-10Rとbimotaに熱視線


ブースには実際に触れて跨ることができる車両が数多く展示されていた。来場者は興味のあるモデルに近付くと、覗き込んだりまたがったり。写真を取る人も多く、会場には笑顔があふれていた。
特に人気が高かったのは「新型Ninja ZX-10R」や「bimotaシリーズ」だ。モデルチェンジし発表したばかりのスーパースポーツモデルと、普段見る機会が少ないプレミアムモデルに多くの人が集まっていた。


終盤には売り切れも続出〝着るカワサキ〟の人気が想像以上だった


もうひとつのテーマは「着るカワサキ」。アパレルやグッズなどを数多く揃え、試着するだけじゃなく実際に購入することができる。これだけのアイテムが一堂に集うと大迫力だ。デザインセンスが良く普段から着られるものが多いということもあり、カワサキユーザーだけじゃなくバイクに乗らないという人にも人気。身近にバイクが感じられるモノがある生活は良いものなのだ。


話題の中心にいたのはこのモデルたちだった!
それでは、今回のカワサキブースで高い注目を集めていたモデルを紹介しよう!
空力を味方につけたスーパーバイク
Ninja ZX-10R/RR




2025年11月に発表された新型Ninja ZX-10R。最大の特徴は、大型ウイングレットの追加によってダウンフォースを向上させ、中高速コーナーにおいてフロントの接地感を向上させたこと。さらに空力特性の変更に伴い、スイングアームのピボット位置やフロントサスペンションの突き出し量を変更するなど、各所のセッティングを最適化することで、総合的な走行性能を向上させている。あわせてデュアルヘッドライトの形状やラムエアインテークの位置などを見直し、フロントフェイスのデザインを一新。エンジンやフレームなど各部にレースで培ったノウハウを反映し、Ninjaシリーズらしい正常進化を実現している。


Ninja ZX-10RRは、Ninja ZX-10Rをベースに軽量ピストンやチタニウムコネクティングロッド、専用サスペンション、シングルシートカウルなどの採用によりサーキット走行を重視したモデル。選ばれたライダーに向けた世界限定500台のプレミアムモデルだ。
発売時期はNinja ZX-10Rが2026年夏頃。多少前後するが、Ninja ZX-10RRも同じ時期になる予定。
価格はNinja ZX-10Rが2,486,000円(メーカー希望小売価格)、Ninja ZX-10RRは追って発表される。
普通二輪免許で乗れるbimotaが登場!
KB399/ES




カワサキ Ninja ZX-4Rの主要コンポーネントをベースに開発されたbimotaの新世代ミドルスポーツが登場。bimotaが走行試験を繰り返し、ベース車が持つ高い車体ポテンシャルを活かしながら、よりレーシーなモデルに仕上げている。
最大の注目ポイントは、空力性能の向上とデザイン性を両立したbimotaらしいレーシーなボディワーク。さらに、フルアジャスタブル倒立式ショーワ製SFF-BPフォークの採用やブレンボ製ブレーキシステムの装備などにより、足まわりと制動系も強化。アクラポヴィッチ製サイレンサーも採用され、上質なスポーツ性を際立たせている。




今回は残念ながら展示されていなかったが、同時に発表されたKB399ESは、KB399をベースに外装のカーボン化やアルミ削り出しステップ、オーリンズ製リヤサスペンションなどを採用。より高い質感と走りを追求したスペシャルエディション(ESはイタリア語でEdizione Speciale、スペシャルエディションの意)だ。
発売時期は2027 年春頃。価格はKB399 ESが2,453,000円、KB399 が1,466,300円(どちらもメーカー希望小売価格)。より “身近なbimota” として人気となりそうだ。
絶妙な排気量のスポーツモデル
Ninja 500/Z500


海外で展開してきた500ccクラスを日本市場へ導入。250/400と同じ車格を持つミドルサイズ・スポーツモデルは、大型免許取り立てのビギナーや、大型車からのダウンサイジング志向など、扱いやすさを重視するライダーに向けた、ベストバランスモデル。Ninja 500/Z500のラインナップにより、カワサキのラインナップに厚みが増すことになる。ユーザーの選択肢が広がる1台だ。
好評発売中で、車両価格はNinja 500が891,000円、Z500が847,000円(どちらもメーカー希望小売価格)と、大型免許カテゴリーとしては魅力的な価格帯。
カワサキはアパレルも充実!
近年、積極的にスタイリッシュな製品を数多くリリースするカワサキのアパレル・グッズ部門。今回も数多く展示されていたが、とにかく人気。購入する人が絶えず、ショーの終盤は棚がガラガラになるほど。ネットでも詳細が見られるので、ぜひ専用サイトにアクセスしてアナタにピッタリのアイテムを見つけて欲しい。




(編集協力:株式会社カワサキモータースジャパン)








