「一度ツーリングに行って、あまりにも楽しかった。自分だけではもったいなく、次は知人を誘って行ったほどです」 そう語るのは、スペシャルパーツ忠男の代表・大泉善稔さんだ。

大泉さんが言う「ツーリング」とは、サスペンションのプロ集団「Technix(以下:テクニクス)」が手がけたスペシャルマシンを手軽にレンタルできるバイクサービス「Moto-Technix」の北海道ツーリングだ。


ちなみに北海道ツーリングといえば、これまでフェリーを活用する方法が一般的だったが、近年ではLCCを使った安い&早いプランも人気だ。飛行機ならフェリーと比べて10分の1の移動時間で済むし、早期割引や格安便をねらえば費用をかなり抑えられる。

そして近年は燃料価格高騰によって運賃は急増。多くのライダーが周知のとおりバイク料金が約2倍に跳ね上がるフェリー会社もあるという異常事態だ(26年6月より)。そんなニュースを見て「これなら北海道に飛行機で行ってバイクをレンタルする方がいいじゃん」という考えたライダーは多いハズ。

結果、126㏄以上750㏄未満のバイクは約2倍の料金になる
せっかく北海道を走るなら、同じレンタルでもひと味違うバイクに乗ってみたい。そんなライダーに向けて、一般的なレンタルバイクの枠を超えた特別なプランを用意しているのがモトテクニクスの北海道ツーリング。すっかりこのプランの常連となっている大泉さんにその魅力を語ってもらった。

サスペンションのプロが手がけたマシンはココが違う!

一般的なレンタルバイクとの最大の違いは「車両の完成度」。サスペンションのスペシャリストであるテクニクスが手がける車両は、またがった瞬間にその違いがわかるほどだという。

乗り心地がノーマルと全然違います! イヤな衝撃がなく、ワザと段差を越えたくなるくらいです。ローダウン車もあるので安心ですね。

オフロードを中心に走る大泉さんいわく、「怖さを感じない」「疲れない」「上手くなったと錯覚する」マシンとのこと。

普通の車両なら悪路に弾かれる場面でも、トラクションがしっかりかかるんです。オフが不安な人ほど恩恵は大きいハズ!
初心者は安心して走れますし、中級者以上は運転が上手になったような気分を味わえますよ笑

恐怖が楽しさに変わる安定感
→ガレ場や段差でも車体が弾かれず、路面をしっかりととらえてくれる。
疲れにくい乗り心地
→オン・オフ問わず、衝撃吸収性が高いため長距離走行でも疲労が蓄積しにくい。
上手くなったと錯覚する操作性
→不安が減ってアクセルを開けられるようになり、Uターンや低速走行もスムーズに。
オススメの車種は?(オンロード/オフロード)
GB350(3万800円)/Z900RS(3万3,000円)


テクニクスがオススメするオンロードマシンはこの2台。料金は24時間レンタルの税込価格で、8時間プランなら、よりリーズナブルだ。もちろん追加料金で2日間以上レンタルすることもできる。

運転がうまくなったと勘違いするほどコーナーが楽しい!
アスファルトが傷んだ道でも快適で驚きました。
そして大泉さんが実際に北海道のオフロードを走行して感じた、オススメ車両はこの2台だ。
CRF150L(24時間:2万5,300円)
ホンダ国内ラインナップ外の車両のため聞き馴染みがないかもしれないが、CRF150Lは軽さを武器にした東南アジア発の本格オフロードモデルだ。車体重量は122㎏とセロー250より約10kgも軽く、扱いやすさは段違い。シート高869mmとフルサイズ勢の中でも足つきがよく、テクニクス製のしなやかなサスが林道での自由度をさらに引き上げる。初めてのオフでも気負わず振り回せる軽快さが魅力だ。


ほどよいパワーで暴れにくく、上りも下りも不安が少ない。見ためがレーシーだから「オフロードは怖そう」と思っている人が乗るとイメージが180°変わるかも?
セロー250(24時間:2万5,300円)
言わずと知れたキング・オブ・トレール。オンでもオフでも扱いやすいベストセラーで、133㎏の軽量な車体と830mmの低シートがライダーに安心を与えてくれる。しかしその反面、ノーマルでも高い戦闘力を誇り、ライダーのテクニックしだいでレーサーに迫るポテンシャルを発揮する。その足まわりをテクニクスがモディファイしたスペシャルセローだ。


足がいいのでUターンや低速での扱いがラクラク。ビギナーでも楽しさを感じやすいです。あまりの乗りやすさに「怖い」が「楽しい」に変わる瞬間が確かにありました笑
なお料金はオン/オフ問わず排気量とレンタル時間(日数)で決定。下図のように801㏄以上はたとえZ900RSでも、ニンジャH2 SXでも、R1250GSでも料金は同一となっている。
| クラス(排気量) | 8時間 | 24時間 | 以降1日ごと | 延長 1時間 |
|---|---|---|---|---|
| Aクラス(~125㏄) | 1万4,300円 | 2万2,000円 | 1万4,300円 | 2,200円 |
| Bクラス(126~250㏄) | 1万7,600円 | 2万5,300円 | 1万7,600円 | 2,750円 |
| Cクラス(251~800㏄) | 2万2,000円 | 3万800円 | 2万2,000円 | 3,300円 |
| Dクラス(801㏄~) | 2万4,200円 | 3万3,000円 | 2万4,200円 | 3,630円 |


オフロード走行OKなショップはレア! 検索時はココをチェック
一般的なレンタルショップはオフロード走行をNGとしているケースが多い。しかしモトテクニクスは、サスペンションの性能を存分に楽しんでもらうために積極的にオフロード走行を推奨している。
レンタル時の予約フォームで「タイプ」を「オフロード」にチェックすると、オフロード走行OKな車両がズラリと表示される。

埼玉にもレンタルサービスあり
釧路店とレンタル車両のラインナップは異なるが、同様のサービスを埼玉の春日部店でも行っている。
「いきなり北海道はちょっと…」という人は、まずは関東エリアのツーリングでモトテクニクスを活用してみよう。
レンタルバイク 埼玉・春日部店
●住所:埼玉県春日部市下柳 43-1
●TEL:048-795-4423
●営業時間:10:00~18:00
●休業日:年末年始
●送迎:東武アーバンパークライン「藤の牛島駅」より無料送迎あり。

スタートからいきなり北海道の「おいしいところ」を満喫できる

モトテクニクス北海道レンタルバイクの拠点は釧路エリア。たんちょう釧路空港から同社までの送迎サービスも実施している。つまり、飛行機に乗ってしまえば釧路エリアからすぐにツーリングがスタートできる。より詳しい情報は過去のモトメガネの記事を参照してほしい
※関西エリアからのアクセスは夏限定で季節便が利用できるのでこちらをチェック。

長期休暇が難しいのであきらめていた北海道ツーリングでしたが、飛行機+レンタルバイクのプランを知り、しかも”道東”釧路スタートを魅力に感じて利用しました。
あこがれの知床峠を走ることができて感無量です!



交通量が多い街中を走ることなく、いきなり北海道らしい広大な景色の中に飛び込めるのがこのレンタルサービス最大の魅力だ。

野生動物との出会いや、伸びやかな林道、どこまでも続く草原。 澄んだ空気を感じながら大自然の中を走る体験は、北海道ツーリングならではですね!

朝の飛行機に乗れば昼にはバイクに乗って道東ツーリング開始!
摩周湖や最東端の納沙布岬を訪れつつ、北海道グルメを満喫して翌日夕方の釧路空港から帰る「濃い」一泊二日を楽しみました。

ほどんど手ぶらでOK⁉ さらにガイド付きの「安心」のパッケージも
ヘルメットやウエア、グローブ、ブーツ、プロテクター、さらにバッグ類のレンタルも充実。気軽に1泊旅行に出かけるくらいの荷物を用意していればあとは手ぶらでもOKだ。



飛行機プランの場合、装備を持ったままの移動はストレスが大きいため、このサービスはありがたい。
さらに大泉さんは、初心者にオススメしたいのがガイド付きツアーだという。

北海道の林道は広大で、状況も日々変わります。走り慣れていない人には、どこが安全でどこが危険か判断しにくい。
その点、ガイド付きならその日のコンディションを踏まえた道選びやペース配分を任せられるので、不安がかなり減ります。ひとりでは行けない場所、気づけない景色、そうした“北海道のいいところ”を効率よく味わえることが大きいです。

女性向けのレンタルウェアもあって助かりました! スタッフさんも親切で、また利用したいです。
2026年は 6月28日(日) と 10月4日(日) に、ラリースト・三橋淳が同行する特別ツーリングツアーを開催する。
北海道好きとして知られる三橋氏がプロデュースする日帰り林道ツーリングで、道東エリアの林道から厳選したコースを走り、ガイドや走り方のレクチャーも受けられる内容だ。
申し込み方法などの詳細は、こちらの記事を参照。
※一般ガイドツアーは開催未定。

「ただのレンタル事業というより、『来た人に北海道を思い切り楽しんでほしい』という愛情が感じられる」と大泉さん。
北の大地が育む「食」も旅の醍醐味
日中は走って、北海道ならでは食を楽しむ。バイクに乗って終わりではなく、旅そのものとして満足度が高い理由はここだろう。

プロが仕上げた楽しいバイクで走れるだけでなく、現地の食や空気感まで含めて楽しめる。だから「また行きたい!」という気持ちにつながっているのだと思います。





まとめ:ただのレンタルとは違う、最高の体験を
フェリー価格の高騰によって、今後は北海道でのレンタルバイク需要が高まっていくだろう。しかし、どのお店でレンタルしても同じ…ではない。

「車両、ルート、サポートの三拍子がそろっているモトテクニクスのツーリングは、単にバイクを借りる場所ではありません。北の大地を心から楽しみ、ライディングの喜びを再発見するための『体験そのもの』を提供してくれる場所です」と大泉さん。
今年の夏は、あなたも「最高に気持ちいい」北海道を走り抜けてみませんか?
(編集協力:モトテクニクス)







