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夜の見やすさに驚いた! 眼鏡ライダーがバイク用ライディングアイウエアを実走レビュー

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

バイクに乗るうえで、視界の質は快適さにも安全性にも直結する。
とくにメガネライダーにとっては、見え方はもちろん、風の巻き込みやフレームの圧迫感、長時間走行での疲れやすさなど、気になるポイントは少なくない。

そんな悩みに向き合ってきたのが、ライダーのための度付きアイウエアを手がけるダブルオーグラスギアDOUBLE O GlassesGEAR)だ。
前回は京都の店舗で検眼を受け、自分の目とライディングスタイルに合わせた一本を製作。今回はいよいよ完成したライディングアイウエアを実際に使い、その実力を確かめてみた。

昼間の明るい時間帯はもちろん、夕方の逆光、夜間走行、高速道路まで試してみると、これまで使っていたメガネとの違いは想像以上。
視界の明るさや見やすさ、風の巻き込みの少なさ、そして長時間走行での快適性まで、“ライディング専用”をうたう理由がはっきりと見えてきた。

目次

メガネライダーの悩みに向き合ってきたダブルオーグラスギア 
風の巻き込みが少ない「no REGRET」をテストする!

ダブルオーグラスギア(DOUBLE O GlassesGEAR)は、走行中にメガネがズリ落ちる、ツルの圧迫でこめかみが痛くなる、視界がしっくりこないといった“メガネライダー”特有の悩みに向き合いながら、「RIDINGEYEWEAR」を作り上げてきたブランドだ。特徴は、フレームだけでなくレンズ、さらに検眼まで含めて一体で作り込んでいること。

バイクならではの視界や姿勢に合わせて設計されており、出張検眼サービス「TRUNK SHOW」によって全国各地で自分に合った一本を作れるのも大きな魅力。単なる度付きメガネではなく、“バイク専用度付きメガネ”として支持されている理由があるのだ。

サイドまで回り込んだレンズが特徴

前回は、実際に京都の店舗で検眼をしてもらいライディングアイウエアを製作してもらった。それから1ヶ月ほどでできあがったライディングアイウエアが自宅に届いた。

今回、筆者が選んだフレームは「no REGRET」。ダブルオーグラスギアのスタンダードとも言える「RIDE」より一回り大きいフレームにサイドまで回り込んだレンズ。前回の記事で試した時にも実感した、風の巻き込みが想像以上に少なかったモデルだ。

チタニウム素材と造形美が光るフレーム

フレームの素材にチタニウムを使用しているところなど、メカ好きなライダーに取ってステイタスになる部分だろう。プレス成形で製作し、繊細な形状を持つ曲線美が特徴的。細部に至るデザインまでダブルオーグラスギアのこだわりが詰まっている。

レンズとコーティングにも独自のこだわり

レンズは、「+ゼロコントラストレンズ」を採用し「no REGRET」のサイドに回り込んだフレーム形状と併せて裸眼よりも広く感じる視界を確保している。

またダブルオーグラスギアが独自に開発したL.W.C(Light Wave Countrol)コーティングによって特定の短波長の光をカット。この短波長の光をコントロールすることで眩しさやチラつきを抑えつつ、輪郭をよりシャープに見せ、ライディング中の視界をクリアに整えてくれるのだ。平たく言うと、「ただ色を付けてまぶしさを抑える」だけのものではなく、ライディング中に必要な情報を見やすくするための光の整理技術といったところ。

さらにブルーライトカットを標準装備し、UVカットについてはコーティングではなくレンズ素材への練り込み型のため効果も半永久的。

だから、メガネをかけることが視力の補正だけにとどまらず、裸眼でライディングするよりもプラスの効果を生んでくれるのだ。

まずは普段使いで見え方に慣れていく

見え方の違いに、最初は違和感もあった

実際に使用してみたところ、今まで使っていた既存のメガネと見え方がかなり違う。検眼した時にダブルオーグラスギア代表の檜垣さんに検眼していただいた時に「見え方に慣れるまでバイクに乗らないように」と言われたが確かに違和感がある。

その理由もすぐにわかった。度数やレンズ設計、フレーム形状が変わると、物の大きさや距離感、周辺視野の入り方までこれまでとは変わるため、最初はどうしても違和感が出るからだ。だが、それは視界がおかしいというより、目と脳がまだ新しい見え方に慣れていない状態。

普段使いを続けるうちに少しずつ感覚がなじみ、1週間ほどで違和感もかなり薄れてきたので、いよいよバイクに乗ってみることにした。

SHOEI EX-ZEROとの組み合わせて実走テスト!

装着はスムーズで、耳まわりの違和感も少ない

ヘルメットは前回と同じSHOEI EX-ZEROを使用。テンプルはストレートに近い形状で、ヘルメットへの出し入れがしやすく、装着もスムーズ。しかも、no REGRETは非対称スプリングを採用したスウィングアーム構造により、ヘルメットに押されても無理にこめかみへ食い込むような感覚が少なく、耳にかかる部分にも違和感がない。

単に掛けやすいだけでなく、走行中のズレを抑えながらフィット感を保つためのこだわりが感じられる部分だ。

走り出してすぐわかった、視界の明るさと路面の見やすさ

初めてかけた時から思っていたのだが、かけた瞬間に視界が明るくなるように感じる。

走り出すとすぐに路面が見やすいことに気づく。既存のメガネやコンタクトレンズを使用している時より視界全体が明るく見え走りやすい。正直に言うと、ちょっと眩しいくらいだったがしばらくすると慣れてくる。

フレームの存在感が薄く、視界を邪魔しない

既存のメガネであれば視界の中にフレームが入り込み、意識せずとも邪魔に感じることがある。しかし、ダブルオーグラスギアのライディングアイウエアはフレームの存在感が驚くほど薄く、走行中も視界をさまたげない。

顔の動きや視線移動まで考えて設計されたフレームらしく、掛けていることを必要以上に意識させない自然なフィット感があり、ライディング中も視界そのものに集中できる印象だ。

バイカーシェードとしても高性能。風の巻き込みは想像以上に少ない

インナーシールドなしでも快適に走れる

EX-ZEROのインナーシールドを使用せずに走っても風の巻き込みは感じられない。これは、顔の動きや視線移動をもとに設計されたフレームとレンズカーブが顔まわりに沿い、上下やサイドから入り込む風を抑えてくれるからだろう。

さらに、フレーム形状そのものにも空気の流れと抵抗をコントロールする発想が盛り込まれており、バイカーシェードとしてもかなり高性能だ。

景色がビビッドに見え、夕方の逆光でも情報がつかみやすい

特にびっくりするのは景色がビビッドに見えること。今までかけていたメガネとはかなり違う。目から入ってくる情報量が増えている気もする

夕方になって太陽の位置が低くなり向かっていくと逆光で見えにくくなるのだが、これもかなり解消されている。見えにくくはあるもののディテールがわかると言えばいいのだろうか。

夜間走行でダブルオーグラスギアの真価が見えた

LEDヘッドライトの眩しさが気になりにくい

夜間走行でダブルオーグラスギアの真価が発揮される。最初にライディングアイウエアをかけた時に光が眩しく感じたので対向車のヘッドライトは厳しいかも、などと思っていたが、今まで眩しく感じたLEDヘッドライトがそれほど気にならない

また信号や標識もよく見える。これもL.W.Cコーティングの効果なのだろう。

高速道路でもズレにくく 
標識の見やすさがロングライドの負担を減らす

速度域が上がっても風の巻き込みは少ない

高速道路に乗ってある程度のスピードになっても風の巻き込みは少なくアイウエアがずれることもなくとても快適。

いままでならちょっと目を凝らして見ていて標識もにじみもなくハッキリ見える。それが当たり前くらいに思っていたことがアイウエアを替えたことでびっくりするほど快適になったのだ。

3時間走っても疲れにくい。ロングツーリングの頼もしさを実感

目の疲れが少ないことは大きなアドバンテージ

3時間、約150kmほど走って深夜に帰宅。これまでなら、夜まで走り込んだあとは目の奥に疲れが残る感覚があったが、このライディングアイウエアではそれが驚くほど少ない。見えにくさを補うために無意識のうちに目を凝らしたり、視線を細かく調整したりする負担が減っていたからだろう。

検眼の際に檜垣さんから聞いた“矯正する効果もある”という言葉は、単に度数を合わせるというだけではなく、走るための視界を整えるという意味だったのだと、実際に走ってみてよくわかった。

もっと遠くへ走りたくなるライディングギア

距離感欠乏症でとにかく遠くへ走りたいと思っている筆者だが、更に遠くまで一気に走れそうな気がしてくる。ライディングアイウエアは、ロングツーリングには欠かせないライディングギアの一つになりそうだ。

全国各地で出張検眼開催中! - TRUNKSHOW スケジュール

ダブルオーグラスギアでは、イベントやバイク用品店などに出張してブースを開き、そこで「RIDINGEYEWEAR」のフィッティングや検眼作業を行う“TRUNK SHOW”を全国で実施中。今回の記事制作のために筆者がテスト使用している「Ride」も、この“TRUNK SHOW”で検眼して制作したものである。実店舗のある京都(京都府京都市左京区下鴨夜光町27-1)まで出向かなくても、自分にぴったりの視界が得られる「RIDINGEYEWEAR」を作ることができるのだ。

【2026年4月】
(in 千葉)4月25日(土)・26日(日) 会場:ライコランド柏店

【2026年5月】
(in 神奈川)5月9日(土)・10日(日) 会場:ナップス新横浜店
(in 静岡)5月23日(土)・24日(日) 会場:HYOD PLUS 浜松店

【2026年6月】
(in 大阪)6月6日(土)・7日(日) 会場:ナップス東大阪店
(in 東京)6月20日(土)・21日(日) 会場:ライコランドTOKYO BAY 東雲店

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(編集協力:ダブルオーグラスギア)

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