ツーリングへ行く機会の多いライダーにとって、燃料タンク容量はバイク選びの重要なポイントといえます。
では2025年12月現在、ホンダ・スズキ・ヤマハ・カワサキの主要バイクメーカーは、それぞれどのような「最大燃料タンク容量」を備えたモデルをラインナップしているのでしょうか。
国内4大メーカーがラインナップする「最大燃料タンク容量」のバイクたち
ツーリングの目的地が遠ければ遠いほど、ライダーにとっては燃料タンクの容量が大きな味方となります。
これは、単なる時間の節約だけでなくガソリンスタンドの少ない僻地や深夜の走行における心理的なストレスも大幅に軽減してくれます。
では、2025年12月現在、日本の主要バイクメーカー4社は、最も大きな燃料タンクを備えているモデルとしてどの車種なのでしょうか。
ホンダ「CRF1100Lアフリカツイン・アドベンチャースポーツES」(24L)

ホンダの現行ラインナップでもっとも大きな燃料タンク容量を有しているのは、「CRF1100Lアフリカツイン・アドベンチャースポーツES」です。
ベースモデルである「CRF1100Lアフリカツイン」の燃料タンク容量は18Lですが、本モデルは長距離ツーリング性能を高めた派生モデルで、24Lの燃料タンク容量を有しています。
これは2025年12月現在、国内4メーカーの現行モデルのなかでも最大容量の燃料タンクを搭載した1台となっています。
また、走行シーンに応じて減衰力を自動調整する電子制御サスペンションを採用しているなど、舗装路での快適性や積載時の安定感を重視した仕様です。
大容量タンクゆえの車体の存在感は所有欲を満たすだけでなく、過酷な状況下でも走り続けられる信頼感へも直結します。
スズキ「ハヤブサ」「Vストローム1050(DE)」「Vストローム800」(20L)

スズキの現行ラインナップにおいて最大容量の燃料タンクを備えているのは、「ハヤブサ」「Vストローム1050」シリーズ、「Vストローム800」の3車種です。
いずれのモデルも、超高速域での走行でも十分な航続距離を確保できるよう設計されており、ダイナミックなロングツーリングを可能にしています。
また、リッタークラスのアドベンチャーであるVストローム1050および1050DEは、20Lの大容量タンクがもたらす安心感を武器に、未舗装路の走行も可能です。
さらに、ミドルクラスに位置するVストローム800は、燃費効率の良い800ccクラスのエンジンと大容量タンクの組み合わせにより、クラスを超えた圧倒的な航続距離を生み出しています。
これら3車種は走りのスタイルこそ違えど、いずれも20Lの余裕を活かして、一日の移動距離を最大化したいアクティブなライダーに支持されているようです。
カワサキ「ヴェルシス1100 SE」(21L)

「ヴェルシス1100 SE」は、2025年12月20日に発売されたばかりの最新モデルです。
カワサキの現行ラインナップで最大となる21Lの燃料タンクを搭載しており、滑らかに回る4気筒エンジンが生み出すパワーと、高いクルージング性能が特徴とされています。
また、カワサキ独自の電子制御技術が満載で、ガソリンを満載した状態でも、常に安定した上質な走りを維持できます。
こうした特性から、ヴェルシス1100 SEはワインディングでの力強い走りを楽しみたい一方で、そのまま快適にロングツーリングもこなしたい層を中心に支持されています。
ヤマハ「トレイサー9 GT(+ Y-AMT)」(19L)

ヤマハ「トレイサー9 GT」は、現行のヤマハ国内ラインナップにおいて最大となる19Lの燃料タンクを装備した、スポーツツアラーの旗艦モデルです。
軽量な車体と効率のよい3気筒エンジンの組み合わせにより、一回の給油で走れる距離がしっかりと確保されました。
また、このクラスのバイクとしては非常にバランスがよく、軽快なハンドリングを保ちながらも、一日の給油回数を抑えたスマートな旅を可能にしています。
なお、最新技術を投入した「トレイサー9 GT+ Y-AMT」も共通の19Lタンクを採用しており、クラッチ操作を自動化した快適な走りとともに、長距離移動の負担を減らす設計となっています。
まとめ
燃料タンク容量は、ツーリングの快適性や行動範囲を左右する重要な要素となりえます。
とくにロングツーリングを想定する場合、各メーカーがどのようなモデルに大容量タンクを与えているのかを知っておくことは、車種選びの参考になるはずです。








