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トップレーサーも愛用の高品質バイクブーツ「MAG 2 AIR」をじっくりチェックしてみた

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

実に60年以上前からライダーのパフォーマンスを足元から支えてきたイタリアのライディングシューズブランド・SIDI(シディ)。その老舗ブランドから、最高峰クラスのレーサーも愛用している最新鋭のレーシングブーツ・MAG 2 AIR【マグ 2 エアー】が登場!

目次

正確・安全な走りをサポートする老舗ライディングシューズブランド

イタリア職人の技と最新技術を融合させ、ライダーが最高のパフォーマンスを引き出すことができるライディングシューズをリリースするSIDI。高性能のレーシングブーツから、レーシング由来の技術に、歩きやすさ・デザイン性・天候対応を組み合わせたストリート向けのカジュアルなシューズまで、数多くラインナップし、世界中に多くの愛用者がいるブランドだ。

レーシングブーツは極上のグリップ、安定性、フィット感によりライダーの可能性を広げることを目指して作られていて、レースで最高の結果を望むトップライダーから、サンデーレーサーまで幅広いユーザー層に好まれて使われている。

そのSIDIから新しいレーシングブーツ・MAG 2 AIR【マグ 2 エアー】が発表された。
操作性と安全性を兼ね備えたハイクオリティブーツを紹介していこう。

SIDIが培ってきたテクノロジーを注ぎ込んだ逸品

MAG 2 AIR【マグ 2 エアー】 定価72,600円(税込)

パンチング加工が施されたレザーと樹脂のプロテクターを組み合わせたMAG 2 AIRは、高い操作性と脱着のしやすさ。安全性を高次元で実現しているレーシングブーツである。

■SIDI独自の新ワイヤークロージャーシステム

グローブを着用していても回しやすいダイヤルを採用。片足あたり3ヶ所備えていて、ダイヤルを締め込むことで高いフィット感を得ることができる。

■ワイヤー部を外すことで開口部が広がる

ワイヤークロージャーシステムを外すことで開口部が大きく広がり、脱着がしやすくなる。ワイヤーは内蔵されたマグネットによって取り付けもしやすい。

■足首を保護するアンクルサポートブレース内蔵

ファイバーグラス製の内部骨格・アンクルサポートブレースを内蔵。シフトペダルやブレーキペダルを操作する方向にはストレスなく動く反面、万一の転倒のときなどには足首がねじれることを抑制する効果がある。

■すねをしっかりと守る高密度TPUプロテクター

スネの部分を保護する樹脂製のプロテクターは、空力特性も考慮され通風口が設けられている。

■開閉式のベンチレーション機能を装備

つま先にスライド開閉式のベンチレーション機構を備えていて、内部の蒸れを軽減する効果が期待できる。つま先の樹脂製スライダーは摩耗したら交換可能。甲にはシフト操作性を快適にするシフトパッドを備えている。

■可動性と保護性を両立させる足首プロテクター

ライダーの動きを損なわず、足首の保護を実現する蛇腹構造の足首プロテクターを採用している。

■激しい衝撃からかかとを守るスライダー&ヒールカップ

転倒の際に路面に叩きつけられる可能性があるくるぶし部分には樹脂製のプロテクターを装備。またかかと全体を包み込むように守るヒールカップも備え、安全性を高めている。

■しっかりとグリップするレーシングソール

SIDI独自開発コンパウンド「CONCRECTO」を使用したレーシングソールを採用。高いグリップ力によりステップバーへの荷重入力を確実にする。

インプレッション:高い操作感とホールド感が見事に両立!

実際にMAG 2 AIRを使ってみた。まず履きやすさだが、クロージャーシステムのワイヤーを外すことで大きく広げることができるのはとても良い。内部のカップにすっぽりと足先を収めることができる。

そして3ヶ所にあるクロージャーシステムをカリカリ…と締めていくと、足首から脛までがしっかりとホールドされ、足全体を包み込むような安心感が得られる。

横方向への動きは制御されている感覚だが、シフトアップやダウン、ブレーキングといったバイクの操作に必要な方向への動きはスムーズ。新品状態でこれだけ動くのはなかなか好感触だ。
なにより包まれた感、守られている感はかなり高く、安心感は相当なもの。さすがレーシングシーンからフィードバックされたノウハウが詰め込まれていると感じた。

派手なカラーリングのブーツはスーパースポーツバイク系に合うが、オールブラックのシックなモデルであればストリートファイターやスポーツネイキッドなど似合うバイクは多いはず。

カラーバリエーション

まもなく発売となるMAG 2 AIRのカラーリングは全部で5種類。
自分が所有しているバイクやレーシングスーツにあわせて選べるのが嬉しい。

(編集協力:株式会社山城)

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