MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちわ!自他共に認める「スーパー晴れ男」のさすライダーです。
僕が走ると天気予報が雨でもだいたい晴れ!霧の発生率が高い場所でもすこぶる快晴!…と、今まで数々の「奇跡の晴れ」を築き上げてきましたが…ところがそんな僕でも「ここだけは霧か晴れるか行ってみないと分からない…」という非常にギャンブル要素の高い道があります!
…ということで、その名もアイヌ語で「赤い水」という意味を持つ北海道の道「オロフレ峠」の実走レポートをお届けします!

オロフレ峠とは?
2008年に開催された「第34回主要国首脳会議(G8サミット)」の舞台となった洞爺湖の南東に位置する壮瞥(そうべつ)町と、北海道屈指の温泉地の登別温泉を結ぶ、全長約30kmの絶景ワインディングロードが「オロフレ峠」です。
かつては道内有数の交通の難所でしたが、現在は「道道2号線(道道=本州なら県道)」として誰でも無料で通行できる道で、最高到達地点は標高930m付近にある「オロフレ峠展望台」です!
基本的には道幅が広くてコーナーの緩い走りやすい道となっていますが、特に6月から8月にかけては霧が多発することでも有名で…まるで爽やか系イケメンと影のある男の2面性が女性を惹きつける僕のような道となっております。

実走レポート:道の駅 そうべつ情報館i〜オロフレ峠展望台 入り口
オロフレ峠アタックの基点となるのは、壮瞥町にある道の駅「そうべつ情報館i」で、広い駐車場と綺麗な24時間トイレ、観光案内所、室内休憩スペース、それから物販コーナーとソフトクリームなどを販売している「農産直売所サムズ」が設置されており、ここで色々と整えることができます!
ちなみに道の駅の2階には現役バリバリの活火山「有珠山(うすざん)」と「昭和新山」を望める展望コーナーと火山に関する学習コーナーがあり、決してただの道の駅ではなく「立ち寄りスポット」としても優秀だったりします。
なお、道の駅のすぐ目の前にはワインとチーズショップ兼カフェの「ヨツカド商店」があり、ここのコーヒーとスコーンがウマウマなので是非お試しあれ!…って、出発前に仕上がっちゃうかもしれませんが…






さて、道の駅で色々と整えた後は、目の前の国道453号線を東に向かって5分ほど走ると「オロフレ峠」と記された道路標識が出現するので、後はそれの案内通りに道道2号線に突入すればOK牧場です!
ここから距離にして約15kmくらいは徐々に展望が開けてくるワインディングロードが続いているので「オロフレ展望台」と記された案内板が登場するまで存分に楽しみましょう♪
実走レポート:オロフレ峠展望台
メインルートを一旦離れて「オロフレ展望台」と書かれた案内板通りに進むと…約3kmに渡って展望台までの2車線の道が続き、遂には標高930mの「オロフレ峠展望台」に辿り着きます!
晴れていれば太平洋や洞爺湖、そして蝦夷富士こと羊蹄山が見える大展望を堪能できますが…不幸にもギャンブルに負けて(?)霧っていると…ある意味幻想的な白い世界を心ゆくまで堪能することができます!
そう!気分はまさにサイレントヒル!きっと一部のホラーゲーム好きにはたまらない風景…なはずです。




まさに晴れているか霧っているかはあなた次第です!ってな某都市伝説番組のような場所ですが…僕は今まで5回行って4回晴れの超好成績を収めております。
ちなみにどちらかといえば「霧っている方がデフォ」だったりするので…なので決してサイレントヒルでも自分を責めないで下さいね!あくまで5回行って4回晴れの僕は地球を代表するスーパー晴れ男ですので(ここ重要です)
なお、オロフレ峠展望台にはちゃんと舗装された駐車場と若干くたびれてはいますが…ちゃんと用を足せる公衆トイレも設置されております。

実走レポート:オロフレ峠展望台〜登別温泉 夢元さぎり湯(ゴール)
オロフレ峠展望台で絶景かサイレントヒルを味わった後は、引き続き「ワインディング堪能タイム」のはじまりです♪
峠付近の区間が最も景色が開けているので、是非とも絶景と気持ちの良いコーナリングを味わって下さいね…って、サイレントヒルの場合はくれぐれもお気を付けて(霧の走行は要注意)

そして、ある程度走ると「登別温泉」への分岐点が出現するので、迷わずそちらにハンドルを切りましょう。
登別温泉は北海道…いや、日本を代表する一大温泉地で、基本的にはちょっと贅沢して温泉旅館に泊まることをおすすめしたいところですが…それでも時間や予算の都合で「せめてお風呂だけでも…」という場合は「夢元さぎり湯」がベストチョイスです!
なんといっても夢元さぎり湯は「登別温泉唯一の日帰り入浴施設」で、なんと!異なる2つのお湯をどちらも源泉掛け流しで!しかもたった500円で味わえる大変素晴らしい施設となっております(駐車場あり)
ちなみに受付のいかにもベテランっぽい雰囲気を醸し出しているおばちゃんが「実はここのお湯が登別でNo.1なのよ、うふふ…」と哀愁漂う笑顔で言っていたので…ここがただの日帰り入浴施設でないことは明らかです(旅先のおばちゃんの意見はもれなく正義)
…ってことで、オロフレ峠アタックの心地よい疲れを温泉で癒しながら、今回の実走レポートはこれにて完結とさせていただきます!お疲れ様でした♪

今回走ったルート








