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バイクのタイヤ交換の作業効率が大幅アップ!『パフォーマンスカラー』って何モノ!?

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

比較的簡単な作業で取り付けるだけでエンジン本来のパフォーマンスを引き出してくれる『T-REV』『EZ+plus』、クラッチ操作なしにスムーズなギアチェンジができる『EZ-SHIFTER』など、より上質なバイクライフをサポートしてくれるアフターパーツをリリースするTERAMOTO(寺本自動車商会)

2024年の鈴鹿8耐ではクイックチェンジャーが使えないSSTクラスで、前後のタイヤ交換を19秒という驚速で達成!
その驚異的なタイヤ交換スピードを可能にしたのが、写真のホイール中心に装着された『パフォーマンスカラー』だ。

そのTERAMOTOを率いる寺本幸司氏は、かつて全日本ロードレース選手権で活躍した後、鈴鹿8耐などに参戦し続けて昨年にレース活動を終了したわけだが、実は前述の3アイテムもレース活動で培われた技術をもとに開発されたものだ。そして、今回紹介するアイテムも、特に鈴鹿8耐では“大活躍”したパーツで、ピットストップ時には大幅なタイム短縮に貢献したという。それが『パフォーマンスカラー』だ。

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重要なパーツなのに…何故かタイヤ交換時に外れやすい「カラー」

バイクには「ホイールカラー」や「アクスルカラー」と呼ばれるパーツがあり、フロントならばホイールとフロントフォークの隙間を埋めるように、リアならばホイールとスイングアームの隙間を埋めるように、アクスルシャフトが貫通する形でそれぞれ金属製のパーツが搭載されている。このカラーがあることで前後タイヤはガタつきがなくなり、ライダーの意思を反映して安全に走行することができる、重要なパーツのひとつだ。

写真はYAMAHAのMT-09に装着されている、純正のホイールカラー。エッジが立っている形状なだけに、タイヤ交換時にはフロントフォークやスイングアームに引っかかりやすく、不意に外れてしまうことも多々ある。

しかし、実はこのカラーというパーツ、タイヤ交換時には結構な“クセモノ”で、基本的にはホイール中心の凹部に差し込まれているだけなので、タイヤを交換する際にカラーがフロントフォークやスイングアームと接触したり、アクスルシャフトを上手くはめられなかったりすると、簡単に「ポロッ…」と外れてしまうのだ。外れてしまうと同じ作業をイチからやり直さなければならないので、プロの整備士でも気を遣う作業なのだ。

『パフォーマンスカラー』なら外れにくい! タイヤ交換も楽々!!

パフォーマンスカラーはアルミ合金の中でも硬度が非常に高い、A2017『ジュラルミン』を素材に採用。交換する際、テーパー部分に強めのインパクトを受けても簡単に変形したりすることはない。また、ホイール凹部に入る部分にはリブが設けられているので、ホイール着脱時には純正カラーと比較して脱落しにくいのも大きな特長だ。

そんな「ポロッ…」を防止してくれるのが今回紹介するパフォーマンスカラーで、取り付けはノーマルのカラーと入れ替える。たったそれだけだ。というのも、このパフォーマンスカラー、フロントフォークやスイングアームと接する部分がテーパー形状になっているので、接触しても外れることなくすんなりと入って、作業効率が大幅にアップするのだ。当然タイヤを外す際にもすんなりと抜けてくれるのは言うまでもない。

CB1000ホーネットのリア装着例
CB1000ホーネットのフロント装着例

パフォーマンスカラーは自分でタイヤ交換を行ったり、サーキットでのスポーツ走行でタイヤ交換を頻繁に行ったりするライダーにはぜひともオススメしたい。もちろんレースで培われた技術を駆使して開発されたアイテムなので、レースでの使用もオススメしたいところだが、レースのレギュレーションによっては純正と同じ素材のカラーしか使用できない場合もある。例えばパフォーマンスカラーはアルミ合金製だが、バイクの種類によってはスチール製の純正カラーを搭載しているモデルもあるので、その場合は使用できないので注意が必要だ(※詳しくはコチラ)。なお、スチール製のパフォーマンスカラーも現在開発中で、来シーズンにはリリース予定だ。

ゴールド
ブルー
レッド

カラーはゴールド、ブルー、レッドの3色展開で、フロント&リアアクスル周りをカラフルにドレスアップするパーツとしてもオススメだが、誰もが自分でタイヤ交換ができるわけではない…。特にラインナップの中に含まれているグロムやモンキー125、CT125ハンターカブといった原付二種に乗るライダーの皆さんは「自分で取り付けるのはちょっと…」と敬遠してしまう方も少なくないだろう。

CT125ハンターカブ
【JA55/65】装着例
CT125ハンターカブ
【JA55/65】フロント(R)
CT125ハンターカブ
【JA55/65】フロント(L)

そんな時は販売店やバイク用品店でタイヤ交換をする際に、作業の過程で一緒に装着してもらうといいかもしれない。前述のようにドレスアップパーツとしてはもちろん、メカニックの皆さんの作業効率もアップするパーツなので、ぜひともお願いしてみよう。

「T-REV」と一緒に装着したい“Z900RS専用”ドレスアップパーツ!

『カスタムウォーターホース Z900RS メッシュホースセット』の、Z900RSへの装着例。写真はシルバーのステンレスメッシュ製ウォーターホースと、ゴールドのブラケット&ダブルホースクランプの組み合わせ。

そして今回、もうひとつ紹介したいアイテムが『カスタムウォーターホース Z900RS メッシュホースセット』だ。このパーツは冒頭でも登場した、エンジンのパフォーマンスを向上させる「T-REV」とともに装着してほしいもの。Z900RS用のT-REVはいくつかの種類があり、「T-REVαシステムSP SE」というモデルはエンジン右サイドに目立つような形でマウントされ、その取り回しはステンレス製メッシュホースやアルマイト処理のアルミ製パーツで固められる形となる。

写真左下部にマウントされているのが「T-REVαシステムSP SE」で、ホース類やブラケット&クランプ類のカラーをそれぞれ同一色でチョイスするとウォーターホースとの一体感が増し、カスタム度合が大きくなる。

それに合わせるようにラジエターのウォーターホースをメッシュホース化、下記に示した別売のアルマイト処理を施した専用クランプ&ブラケットで固定することで、エンジン右サイドのカスタム感が大幅にアップ。デザイン的にも一体感が生まれるので、オーナーの満足度も大きいはずだ。しかもこのパーツ、Z900RSのためだけに作った“完全専用パーツ”なので、Z900RSのカスタムを考えているオーナーは、ぜひともT-REVとともに導入してみてほしい。

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