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バルタスが追い上げでトップ10入り FANTIC RacingがカタルニアGP参戦

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MOTORISTS合同会社は、ファンティックレーシング・リノ=ソネゴが参戦したmoto2 カタルニアGPのレースレポートを発表した。

同チームは、アロン・カネット選手がクラッシュにより無念のリタイアを喫する一方、バリー・バルタス選手は予選でのペナルティを乗り越え、レースでは粘りの走りでトップ10入りを果たした。波乱含みの週末ながら、チームは次戦ミザノでの巻き返しを誓っている。

目次

カタルニアGP:バルタス、トップ10。カネット、クラッシュ。

モントメロの週末は、ファンティックレーシング・リノ=ソネゴにとってほろ苦いものとなってしまった。

カタルニアGPはチームにとっても複雑な感情が残る戦いとなってしまった。バルタスは何とかトップ10を確保したものの、カネットはクラッシュに終わってしまったからだ。

この週末、滑り出しは悪くなかった。そう、先に向けて期待が持てる内容だったのだ。バルタスは予選で5位。
ペナルティの結果14位に降格されてしまったがタイムはまずまずといったところ。カネットは逆に他のライダーのペナルティの助けもあって7番手からのスタートとなった。

レースが始まると、アロン=カネットは3列目としては上々のスタートを切り、後半に向けたタイヤマネジメントをしながらの上位追走となった。だが11周目、第7コーナーで激しいクラッシュを演じてリタイヤとなってしまったのである。スペイン人として母国GPに期待を寄せていたが、メディカルセンター経由バルセロナ市内の病院へと搬送されることになったカネット。だが特段骨折も見られず、激しい衝撃を受けただけで重傷は受傷していなかったのが不幸中の幸いだ。

バリー=バルタスは一方でスタートも失敗して21番手に埋もれる序盤。だが着実にペースを保ちながら順位を上げ、また思い切りの良い追い抜きを見せたバルタスは、レース終了までに何とか10位のポジションまで持ち込むことに成功した。彼自身のポテンシャルを証明することになった走りだったが、再びトップ争いに加わるためには好スタートが重要であることもまた明らかになったのである。

MOTO GP 世界選手権は続く来週末、ミザノで行われるサンマリノGPを迎えることになる。チームはもちろん全力で地元GPに臨み、再びトップ争いに戻ることを誓っている。

バリー=バルタス:こんな結果を望んでいたわけじゃないし、とりわけスタートはひどいものだった。14位からスタートしていきなり21位まで順位を落としてしまったんだ。もちろん昨日受けたペナルティも影響していたよ。でも、バイクのフィーリングは悪くなくて、いいペースも保てていたと思う。残り2周でタイヤがだいぶタレて苦労したけれど、去年に比べたら格段の進歩といっていいと思うんだ。だから次のレースに向けて自信は高まっている。昨日のイエローフラッグとペナルティがなければポールも狙えていたと思うし、僕らは十分にトップレベルを走れる力があるからね。この調子でミザノに向かうよ。もう金曜日にまたマシンにまたがれることが楽しみで仕方がないんだ。

ロベルト=ロカテリ、ファンティックレーシング・リノ=ソネゴ チームマネージャー:2つの側面があるレースだった。アロンは十分速かったしいいレースが出来そうだったけど、まずほかのライダーと接触してトップから遅れ、その後クラッシュして自分のレースをふいにしてしまったね。タイヤマネジメントがここバルセロナでは重要であることは誰もが知っていたし、これが勝負の行方をさらに複雑なものにしたことは間違いない。バリーにとっては、土曜日のペナルティによる9番降格は大きくスタートに影響を及ぼしてしまった。だがレースペースは表彰台のライダーに遜色なかったし、レース展開もまあ前向きにとらえてよい内容だと思うよ。でも我々はもうミザノのことを考えているんだ。とにかくミスを最小限にして、我々の強みを見せるときだからね。

リリース提供元:MOTORISTS合同会社

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