ランクル、GR86、ハイラックスなどトヨタの人気車カスタムが集結！群馬パーツショー2025を現地レポート

Gメッセ群馬に90社超のパーツメーカーが集結、最新カスタムと遊びの提案が盛りだくさん

2025年7月に群馬県高崎市の「Gメッセ群馬」にて開催された群馬パーツショー2025（通称GPS）。今年も全国から多数の来場者が集まり、クルマ好きにとっての“お祭り”のような3日間となった。

展示・即売を行うパーツメーカーは過去最多となる90社超。会場内はデモカー、パーツ、グッズ、アウトドア用品など多彩なコンテンツで埋め尽くされ、来場者たちは気になる製品に直接触れたり、メーカー担当者に話を聞いたりしながら、思い思いのクルマの楽しみ方を見つけていた。

「群馬パーツショー」は初心者でも楽しめる、クルマ遊びの入り口イベント！

「群馬パーツショー」は、地元ディーラーである群馬トヨタ自動車が主催するパーツ展示即売イベント。その起源は1991年にさかのぼり、当初は「RVパーク」という名称で小規模にスタートした。しかし年を追うごとに規模を拡大し、2014年には現在の「群馬パーツショー」として生まれ変わった。2021年以降はGメッセ群馬を会場に、今では全国から1万人以上が訪れる一大イベントに成長している。

このイベントの特徴は、「クルマにそこまで詳しくなくても楽しめる」点にある。展示されているのは、難解なチューニングパーツだけではなく、見た目を変えるエアロや、車中泊・アウトドアを快適にするアクセサリー、洗車グッズや香りアイテムまで幅広い。日常のドライブを少しだけ楽しくするヒントがたくさん詰まっているのだ。

「アウトドア×カスタム」が大きなトレンドに

2025年の注目ポイントは、近年盛り上がりを見せている“アウトドア×クルマ”の世界観だ。たとえば「ARB4x4」や「flexdream」などの人気ブースでは、ランドクルーザー250、300、ハイエースの本格アウトドア仕様デモカーが展示され、多くの来場者が足を止めていた。

また、車内泊に対応したカスタムキットやシートアレンジ、電装品など、旅やキャンプを快適にする実用的なアイテムが多数登場。メーカーの担当者に直接使い方や注意点を聞くことができ、リアルな体験と発見があるのもこのイベントの醍醐味だ。

さらに、今年は釣りイベント「エリアトラウトサマーフェスタ」との同時開催という新たな試みも行われ、アウトドア派にも響く空間演出が行われていた。車だけでなく“クルマを使った遊び”全体を提案する、今のトレンドを映し出す展示内容だったのだ。

交通タイムス社のXaCAR 86＆BRZ magazineによる86＆BRZのイベントも屋外で開催。こちらにも多くの86＆BRZオーナーたちが集結し、交流を深めていた。

モトメガネCARSが気になったブースを写真で紹介！

クリムソン

クラフトプラス

ウェッズ

RAYS

MID

HKS

GMG

4×4エンジニアリング

model LM

MONZA JAPAN

TRUST

BRIDGESTONE

BLITZ

project μ

ホットスタッフ

モデリスタ

ユピテル

スポーツチームやグルメ、ファミリー向けも充実

今回の会場では、プロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」の特設ブースも大きな注目を集めていた。グッズ販売や抽選会が行われ、来場者にはオリジナルうちわやノベルティも配布されていた。

また、地元グルメのキッチンカー、抽選会、子ども向け体験型コンテンツなど、家族で楽しめるイベントとしての工夫も各所に見られた。単なる“パーツの即売会”ではなく、「体験」と「交流」も含めたイベント型展示会としての魅力を年々強めている。

「みんなのクルマ」の取材も実施！

今年の群馬パーツショーでは、来場者の愛車を現地で撮影する「みんなのクルマ」企画も実施。今後、撮影したクルマとユーザーさんを順次WEB記事で紹介していく予定だ。

また、イベントに来られなかった方でも、WEBから写真とコメントを投稿すれば参加可能。カスタムにこだわっていなくても、「このクルマが好き！」という気持ちがあればOK。みなさんのクルマへの“愛”を、ぜひ届けてほしい。