2025年6月、レクサスはスポーツセダン「IS500」の特別仕様車である「IS500 Climax Edition」を、500台限定で販売すると発表しました。
ISは、1999年に初代モデルが誕生して以来、コンパクトFRスポーツセダンとして人気を集めてきたモデルです。
しかし、2025年11月をもって「IS500」のガソリンモデルの生産終了することが決定したことでも話題になりました。
そして、レクサスによれば、今回の特別仕様車は「V型8気筒エンジンの圧倒的なパワーと一段上の走行性能をお求めになるお客様のご期待にお応えしたい」という強い思いのもと設計されたモデルだといいます。
では、今回の特別仕様車について、SNSではどのような反響が上がっているのでしょうか。
ブラック&フレアレッドを基調としたインテリアは好評な模様

「IS500 Climax Edition」のインテリアには、ブラック&フレアレッドを基調としたカラーコーディネートが取り入れられています。
室内は、ブラックとフレアレッドを基調としたウルトラスエードと、L tex(エルテックス)と呼ばれる本革に近い風合いと手触りを追求した合成皮革が採用されているといいます。
さらに、L字レリーフには、室内でも際立つ赤色の加飾が施されたクロックが配置されています。
これにより、「IS500 Climax Edition」の特別感とスポーティさをより演出しているようです。
SNSでは、インテリアについて「既存モデルより内装が赤々してて、めっちゃカッコいい!」「内装がスポーティーでカッコいいね」といったように、カラーコーディネートを賞賛する声が多く見られました。
一方で、「レッドレザーシートの設定がないのが残念」と、本革が採用されていないことを残念に思うユーザーも少なくないようです。
新たなボディカラーの設定にSNSも沸き立つ

「IS500 Climax Edition」のエクステリアには、インテリア同様に、ブラック&フレアレッドを基調としたカラーコーディネートが取り入れられています。
たとえば、アルミホイールにBBS製マットブラックが塗装されています。
加えて、専用のレッドブレーキキャリパーも、足元にさりげないスポーティ感と力強さ、高級感を与えています。
しかし、最大の特徴は特別仕様車専用のボディカラー「ニュートリノグレー」が設定されている点です。
レクサスによれば、このカラーは、硬質なライトグレーにメタリックを加えることで、スポーティに駆け抜けるような走りの世界観を表現しているといいます。
SNSでも、「限定色かっこいい」「エクステリアデザインの点では、一番まとまりがあって美しいと思う」「街中で見かけると、つい目が向いてしまうかも」「現時点で一番かっこいいセダンだと思う」など、デザイン面はかなり好評なようでした。
「1000万切ってて嬉しい」との声も

「IS500 Climax Edition」の車両本体価格は、約900万円に設定されています。
ベースとなる「IS500 F SPORT Performance(エフスポーツ パフォーマンス)」の価格は約870万円であり、およそ30万円の価格差となっていることがわかります。
そして、この価格差には、上述した専用ボディカラーや、こだわり抜かれたカラーコーディネートや加飾などが含まれています。
これらの専用装備を加味すると、価格差に対して十分な内容が盛り込まれている構成といえるかもしれません。
実際、価格についてSNSでは「1000万切ってるのいいじゃん」「800万円代で買えた元モデルもすごく安かったけど、最終モデルですら1000万しないの、どういうこと!?」などと、驚く声が多く見られました。
まとめ
このように、「IS500 Climax Edition」の発表はSNSでも話題となっており、特にデザイン面で好評を博すようすが見られました。
一方で、2025年11月をもって「IS500 」のガソリンモデルが生産終了することや、「クライマックスエディション」と冠された本モデルについて、「セダンがどんどんなくなっていくのは、セダン乗りとしては悲しい」「IS、国産のセダンで1番カッコいいと思っていたので生産終了は残念」など、嘆く声も少なくないようです。








