北海道宗谷地方にある猿払村は、日本最北端の村として知られ、美しい自然と新鮮な海の幸を楽しめる人気の観光スポットだ。
訪れた際にぜひ味わいたいのが、村の花にも指定されているコケモモを使った「こけももソフトクリーム」。爽やかな酸味と可愛らしい見た目が魅力で、多くの旅行者に親しまれている。
さらに、天然ホタテの水揚げ量日本一を誇る猿払村では、肉厚で甘みの強いホタテ料理も存分に堪能できる。本記事では、「道の駅さるふつ公園」で楽しめるご当地グルメや施設の魅力を紹介する。
必食ソフトクリーム『こけももソフトクリーム』

猿払村に自生しており、村の花にも指定されているコケモモ。7月頃には薄紅色の釣鐘形の花が咲き、秋には真っ赤で甘酸っぱい実がなるという。昔は猿払でコケモモがよく取れたらしく、「コケモモワイン」にも加工され、村の特産品となっている。
さるふつ公園内の「夢喰間」で味わえるのが、コケモモのシロップが使われたオリジナルの「コケモモソフトクリーム」だ。うすいピンク色をしており、見た目がかわいらしい。その味わいは、コケモモの爽やかな酸味と程よい甘さで、すっきりとした後味だ。食感はややかためで、シャーベット系のソフトクリームとなっている。広大な草原とオホーツク海を眺めながら食べる爽やかなソフトクリームは、リピートしたくなる一品だ。
こちらも味わいたい!『名物&名産品』
◆ホタテ
猿払村は天然ホタテ貝の水揚量が日本一。水温の低いオホーツク海で育ったホタテは肉厚で甘みが強く、身が締まりしっかりとした食感となる。生でも加熱しても、どんな調理法でもおいしいと評判だ。
◆道の駅弁ホタテめし

猿払産の天然5年物のホタテのみを使用。具材にホタテの貝柱が入ったホタテの旨みたっぷりのホタテの炊き込みご飯の上に、特大ホタテがトッピングされている。ホタテを堪能できる一品だ。夢喰間で販売。
ご当地ソフトが食べられる道の駅はこんなところ!
『道の駅 さるふつ公園』は国道238号線に面しており、アクセスは抜群。猿払村村営牧場の一角にある「さるふつ公園」全体が道の駅となっており、目の前にはオホーツク海が広がる。キャンプ場、ホテルが併設しており、宿泊が可能。キャンプ場は有料で、予約不要の先着順で利用可能。ホテル内には日帰り入浴施設と売店、レストランが備わる。レストランでは、猿払産の特大ホタテを使用した名物「ホタテ丼」や「ホタテ焼きカレー」などのホタテ料理を味わえる。「夢喰間」には猿払特産のホタテ加工品が並び、なかでも道の駅弁の「ホタテめし」が大人気。隣接する猿払村営牧場では牛が放牧されており、牧歌的な風景が広がっている。



道の駅 施設紹介














売店「夢喰間」と、活ホタテや特産品が揃う「さるふつまるごと館」で買い物を、食事はオホーツク海を眺めながら食事ができる「レストラン風雪」、「夢喰間」でホタテ料理を楽しめる。キャンプ場、「ホテルさるふつ」が併設。ホテル内には日帰り入浴施設「さるふつ憩いの湯」も備わる。猿払の開拓当時の生活用品や農機具などが展示される「風雪の塔・農業資料館」、パークゴルフ場も併設する。
道の駅周辺の百名道!

宗谷岬は日本最北端の地として知られ、ライダーや観光客に人気。宗谷国道(国道238号)は宗谷岬から網走までを結ぶ、北海道最長の国道だ。オホーツク海沿いを走る主要国道なので交通量は多いが、道幅が広く快適な走行が可能。沿線には道の駅や宿泊施設が点在し、食事や宿泊は困らない。宗谷丘陵の白い道やエサヌカ線、クッチャロ湖、神威岬など絶景スポットが豊富で、宗谷国道東南端ではサロマ湖や9月頃は一面が真っ赤に染まる能取湖のサンゴ草群生地などの景色も楽しめる。
【バイク乗り必見道の駅】 一覧マップ








