ライディングギアを中心とした製品の多くが、その性能とコスパの絶妙なバランスで多くのライダーから支持を集めているフラッグシップ。
しかし、フラッグシップが展開しているのはジャケットやパンツだけではなく、グローブやフットウェア、その他アクセサリーに至るまで、幅広いジャンルの製品を展開しているのだ。
そんな多彩な製品ラインナップの中でも特におすすめしたいのが、バッグである。
これまでにありそうでなかった大容量かつ使い勝手の良い機能が満載のヒップバッグをはじめ、どんなタイプのバイクでも装備しやすい上にツーリング時の小物類をまとめて持ち運べるホルスターバッグに、日常使いからツーリング時にプラスで持っておきたいサイズ感が秀逸なボディーバッグまで、今回は実際に使用しながら紹介していこう。
大容量だけど邪魔にならない グランデヒップバッグ




まずは今回紹介していく3つのバッグの中でも最もおすすめしたいグランデヒップバッグから紹介していこう。ボディーバッグとしてはかなり大ぶりな設計となっているヒップバッグなのだが、こちらは実際に装着してみるとその大きさに反して乗車中に邪魔になるような様子は一切なく、かなり自然に着用することができる。また、着用時にお尻をすっぽり隠すことができるので、女性ライダーにもおすすめだ。
約6Lとウエストバッグにしてはかなり大容量となっている荷室は3つに分かれており、メインの荷室は2Lのペットボトルがしっかりと入る大きさで、手周り品からガジェット類まで、まとめてごそっと入れることができる。また、真ん中の荷室には内側にメッシュポケットが複数ついているので、細かいものを仕分けて入れておくのに便利だ。さらに、手前の荷室には500mlのペットボトルが収納可能となっており、こちらには保温素材が採用されているのでこの季節は重宝すること間違いナシ。



バッグのベルトサイドにはDカンとウェビングテープが付いているので、装備の拡張はもちろん、別途でベルトを用意しておけばバッグを車体に直接取り付けることも可能。
さらに、大きめのバックルはグローブをつけたままでもワンタッチでバッグの着脱がしやすく、この時にバッグ上部に設置されたハンドルが非常に便利だ。
小物類をしまっておける真ん中の荷室にはメッシュポケットに加えて、キーホルダーフックも用意されており、こうした数々の『使い勝手に配慮した細部へのこだわり』によって、バイク乗りのためのバッグとしての完成度がグッと高められたアイテムとなっている。



良いトコ取りで使い勝手抜群 ベリアスホルスターバッグ




バイク用品以外ではあまり見ることが少ないタイプのバッグなのだが、実は一度使ってしまうとその使い勝手の良さに手放せなくなる魅力がホルスターバッグにはあるのだ。
というのも、ホルスターバッグは身につけるバッグでありつつも、下半身に装着することによって通常のボディーバッグとは体への負担のかかり方が大きく異なり、乗車時にはほとんど負荷がかからないのである。まさに車載の手間がなく常に身につけておけるボディーバックと、車体に取り付けることで乗車中の身体への負担が全くないツーリングバッグの良いとこ取りをしたバッグなのだ。
こちらのベリアスホルスターバッグについても乗車時の快適さは言うまでもなく、裏面が厚みのある3Dメッシュが採用されていることで快適さはさらに向上している。また、約1.7Lとなっている容量は裏起毛しようとなっているデバイス用のポケットに加えて、長財布にも対応したメインポケットは貴重品や小物類などを入れておくには十分なサイズ感で、前面のポケットには500mlのペットボトルも収納できてしまう。さらに自由度の高いドローコードもついているので、降車時にグローブなどを入れておくのにも便利だ。



装着についても慣れてしまえば非常に簡単で、ワンタッチのバックルでウエストベルトと太もものベルトを付けるだけ。少し手間でもウエストベルトをベルトループに通しておくことによって、バッグがずり落ちてしまうことがないのでおすすめだ。また、太もものベルトは自分の体格に合わせて3段階に調整ができる。
こちらのベリアスホルスターバッグについても、通常のホルスタータイプのバッグよりもさらに各部がブラッシュアップされており、まだホルスターバッグを持っていない人はもちろん、バイク用のボディーバッグを探している方もぜひ候補に入れてみてはいかがだろうか。



ライディングから日常までマルチに活躍 ユースフルボディーバッグ




最後に紹介するのは、バイク初心者でも違和感なく受け入れられるノーマルスタイルのユースフルボディーバッグ。
こちらはバイクに乗っていない時や私服での普段使いにも馴染みやすく、小さいながらも3室に分かれた荷室はインナーポケットやメッシュポケット、キーフックまでついているので、近場でのツーリングならこれ1つでも完結できるが、長距離でのツーリング時にはツーリングバッグにプラスして持っておくという使い方もおすすめ。また、ツーリングはもちろん普段使いから音楽フェスなどの様々なアクティビティでも大活躍しそうだ。
デザインについても同色の立体ロゴをはじめとしたモノトーンを基調にしているので、シンプルながらも安っぽさは一切なく、視認性の高いイエローのリボンタグはファッション性だけでなく安全性にも貢献している。



ベルトサイドに用意されたDカンや不意にファスナーが空いてしまうのを防ぐロック式ファスナーももちろん採用された『バイク仕様』となっており、他のバッグと同様に裏地には厚みのある3Dメッシュも採用しているおかげで着用感も非常に良い。
そして、なんと言っても3Dメッシュは通気性が確保できるため蒸れにくいというのはこの時期は本当にありがたい。



自分のバイクライフに合ったバッグを選んで、ツーリングをもう1ランク豊かにしよう!

バイクが主役のバイクライフはバイクにウェアにヘルメットと、バイクに乗る際に必ずしも必要なアイテムではないバッグは後回しになってしまいがちなのだが、実は少ない荷物でもバイク用のバッグを持っているのと持っていないのでは、走行時の快適性や身体への負担に加えて、使用感による小さな心理的ストレスも、積み重なっていくと大きなストレスになるもの。
このシーズンはツーリングを計画していた休日にバイクに乗るのも危険な暑さとなってしまうことも珍しくないので、そんな日は無理せずクーラーの効いた快適な部屋で自分のバイクライフに合ったバッグとは何か一度じっくり考えてみるというのも、ライダーの休日としてとても有意義な1日になるはずだ。
(編集協力:株式会社フラッグシップ)








