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メルセデスの急速充電第1号拠点 千葉公園でサービス開始

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

メルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社は、EV用急速充電ネットワーク「Mercedes-Benz High-Power Charging(HPC)」の第1号拠点を千葉公園に開設した。

同施設は、パワーエックス製の最大出力150kWの急速充電器を1基2口設置し、全EVユーザーが「MB.CHARGE Public」または「PowerXアプリ」で利用可能だ。また、日本では珍しい「従量課金制」を導入し、透明性と利便性を両立しているのも特徴である。今後、柏市や東京都内への展開も予定されているため、お近くの方は活用してみてはいかがだろうか。

目次

EV用 急速充電ネットワーク「Mercedes-Benz High-Power Charging」の第1号拠点を千葉公園にオープン

  • 最大出力150kWの高出力の急速充電器、1基2口を設置
  • MB.CHARGE Public、PowerXアプリを通じてすべてのEVユーザーが利用可能
  • 時間課金が主流となっている日本において、「従量課金」を実現

「メルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社」(社長:アンドレアス・レーア、本社:千葉県千葉市、以下 MBHPCJ)は、高出力の急速充電ネットワーク「Mercedes-Benz High-Power Charging(以下、HPC)」を導入し、第1号拠点として「Mercedes-Benz Charging Hub千葉公園」でのサービス開始を発表いたしました。

メルセデス・ベンツは持続可能な社会の実現を目指して電動化への移行を推進しており、その一環として充電インフラの整備に取り組んでおります。HPC の導入によりEVの充電時間を短縮し、EVユーザーの利便性を向上させます。設置場所はより急速充電ニーズの高い 3大都市圏周辺を中心に検討しており、長距離移動時や基礎充電設備の不足による充電の不安を解消し、EVの実用性を高めます。

Mercedes-Benz Charging Hub について

Mercedes-Benz Charging Hub に設置される急速充電器は、2024 年に事業提携を結んだ株式会社パワーエックス (本社:岡山県玉野市、取締役兼代表執行役社長CEO:伊藤 正裕)製の蓄電池ユニット付急速充電器を採用し、メルセデス・ベンツ専用設計のディスペンサーユニットを設置しています。1基2口の充電ポートを備え、最大出力は 150kW*1です。高出力の急速充電、タッチスクリーンによるシンプルな 操作、さらに 24時間 365日のカスタマーサービスにより、安心・快適で利便性の 高い充電体験を提供します。

なお、HPC の充電サービスに使用する電力は、2025 年末までに実質再生可能 エネルギー100%として提供することを目指しています*2。

*1: 充電ステーションのすべての充電口が同時稼働している場合、各口の出力は 120kW に制限されます。
1回の充電セッションの時間は最大30分です。
*2: 再生可能エネルギー証書とは、再生可能エネルギーにより発電された電力の環境価値を切り出して取引可能にしたものであり、当該証書を購入・活用することにより、実質的に再生可能エネルギー由来の電力を使用したものとみなすことができます。

HPCは充電サービス「MBエムビー.CHARGEチャージ Publicパブリック」(旧Mercedes me Charge)への加入*3*4、もしくは PowerX アプリを通じて、すべての EV ユーザーが利用可能です。さらに、時間課金が主流となっている日本において、「従量課金」を実現しました。これにより、充電器の出力や充電環境にかかわらず、実際の充電量に応じた透明性の高いサービスの提供を実現しています。

*3: Mercedes-Benz Charging Hub での充電は、「急速・普通充電器併用」の契約のみ使用可能です。普通充電器用プランでの利用はできません。
*4:「MB.CHARGE Public」は別途、契約手続きが必要となる有料サービスです。2025 年 3 月にサービス名称を「Mercedes me Charge」から「MB.CHARGE Public」(呼称:エムビーチャージパブリック)に変更いたしました。

Mercedes-Benz Charging Hub の第 1号拠点となる千葉公園は、メルセデス・ベンツ日本合同会社(以下 MBJ)、メルセデス・ベンツ・ファイナンス株式会社(以下 MBF)と千葉市が2024年7月に締結した包括的な連携に関する協定に基づき選定されました。
千葉公園内にはカフェやスポーツジムが併設されており、充電時間を有効に活用し、快適な環境で過ごすことができます。

千葉公園に続き、Mercedes-Benz Charging Hub かしわ沼南、駒沢を順次オープン予定です。
今後もメルセデス・ベンツは HPC の導入を通じて、EV 充電の利便性向上と不安払拭に貢献してまいります。

Mercedes-Benz Charging Hub 千葉公園

所在地千葉公園第2駐車場(みどりの駐車場)内
住所:千葉県千葉市中央区弁天3丁目1−1
充電口数2口
最大出力150kW
営業時間/定休日24時間/定休日なし

Mercedes-Benz Charging Hub 利用料金

基本料金(税込)充電料金(税込)
MB.CHARGE Public
急速・普通充電器併用*5
5,720円/月94.6円/kWh
PowerX アプリ0円/月100円/kWh

*5: Mercedes-Benz Charging Hub での充電は、「急速・普通充電器併用プラン」の契約のみ使用可能です。
普通充電器用プランでの利用はできません。

今後の展開予定

名称所在地充電口数オープン時期
Mercedes-Benz Charging Hub
かしわ沼南
千葉県柏市
風早1丁目3−13
42025年8月
Mercedes-Benz Charging Hub
駒沢
東京都世田谷区
駒沢2丁目3
42025年9月

充電サービス「MB.CHARGE Public」

MBJ が提供する有償の充電サービス。専用の充電カード*6を使用し、全国にある 約 25,325 口*7 の提携充電器に加え、今後は HPC での利用が可能となります。
メルセデス・ベンツ正規販売店での電気自動車の新車購入時に、月額基本料金および充電料金が一定期間無料となります。また、メルセデス・ベンツサーティファイドカーネットワークでの認定中古車購入時にも、ご契約時に所定の手続きを行うことにより、6か月間は無料でご利用いただけます*8。

【料金プラン】

急速・普通充電器
併用プラン
普通充電器用
プラン
基本料金5,720 円/月3,000 円/月
普通充電 (e-Mobility Power)0円/分0円/分
急速充電 (e-Mobility Power)16.5 円/分
Mercedes-Benz High-Power Charging94.6 円/kWh

※すべて消費税込み

*6: 別途お申込みが必要となります。プラグインハイブリッドは急速充電(CHAdeMO)に対応しているモデルのみ、「急速・普通充電器併用プラン」を選択いただけます。料金プランについては、Web サイト(https://jp.charge.mercedes-benz.com/web/ja/mb-jp)、またはメルセデス・ベンツ正規販売店にお問い合わせください。
*7: 出典:株式会社e-Mobility Power WEBサイト(2025年 4月末時点)
*8: 新車販売時に付与されている無料期間が残存していた場合であっても、当該無料期間の中古車への継承はなされません。

【株式会社パワーエックスについて】
「自然エネルギーの爆発的普及を実現する」をミッションに掲げるエネルギー企業。
大型蓄電池の製造・販売、EV チャージステーションのサービス展開、船舶用蓄電システムの開発・製造、及び再生可能エネルギー等の電力供給事業を展開。

リリース提供元:メルセデス・ベンツ・ハイパワー・チャージング日本合同会社

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