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ファンティックがホームGPで輝く カネットがMOTO2で表彰台に!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

MOTORISTS合同会社は、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴが参戦したFIM 世界ロードレース選手権Moto2クラス、イタリアンGPの結果を発表した。

同チームのアロン=カネット選手は、厳しいバトルを制してMoto2クラスで3位表彰台を獲得した。これによりカネット選手の獲得ポイントは134に達し、ランキングリーダーまで9ポイント差のランキング2位に浮上した。また、バリー=バルタス選手も11位と手堅くフィニッシュし、チームの存在感を高めた。ファンティックにとってこのイタリアGPは、競技成績とともにブランドの魅力を伝える場ともなり、記憶に残る週末となった。

目次

ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴ、ホームGPでアロン=カネットとともに表彰台に上る!

カネットは持てる能力と情熱をフルに発揮、ムジェロでのエキサイティングなレースをものにして3位表彰台を獲得した。バリー=バルタスは11位でファンティックのホームコースに華を添えた。

ブレンボ・イタリアンGPはファンティック・レーシング・リノ=ソネゴに祝福をもたらした。アロン=カネットはチームのホームレースとなるここムジェロでぎりぎりの厳しいバトルを制して見事に3位に入賞したのだ。スペイン生まれのヒーローはレース中、終始リーディンググループを走り、改めて彼自身がこの世界選手権MOTO2のトップライダーであることを証明したのである。

鋭いスタートを決めたカネットは序盤のトップ争いに加わった。だがストレートでの伸びを欠くマシンに苦しみ、なかなかリードを奪えない。それでも「アラビアータ」と呼ばれるムジェロのコースのテクニカルセクションでほかのライダーと異なるラインを攻めるカネットは、何度かトップに立つ走りも披露した。最後までもつれた表彰台争い、最終ラップは文字通りアドレナリン溢れる戦いとなった。モレイラとのヘルメットのぶつけ合い、抜き去り、また抜かれ、カウンターアタックをし、ぎりぎりのブレーキングの応酬。だがカネットは一歩も引くことなく文字通りマシンをぶつけ合う厳しい戦いを競り勝ち、表彰台をものにしたのである。3位入賞でカネットの獲得ポイントは134に達し、ランキングリーダーまで9ポイント差の2位となっている。

バリー=バルタスには厳しいレースとなった。予選でクラッシュしたバルタスはグリッド後方からの追い上げとなる中、それでも持てるすべてを引き出しての戦いに臨んだ。3列目からスタートし、フロントに今一つ信頼感を得られないままレースを戦い抜き、最終的には11位でフィニッシュ。だが手堅いレース運びはシーズンランキング4位のポジションを守るには十分であり、信頼性の高い彼のライディングを裏付けることにもなった。

この週末、ホームGPを迎えたファンティックでは、レースばかりかホスピタリティも充実させ、多くのゲストやパートナー、チームの友人などホームを祝う人々であふれかえっていた。カネットの表彰台はチームと、多くのファンティックファンに忘れ難い印象を残したのである。

次戦はオランダGPだが、まずはこの余韻を楽しみたい。

アロン=カネット:この週末は本当にスペシャルだった。まずはファンティック・レーシング・リノ=ソネゴのすべてのスタッフに感謝をささげたい。素晴らしい仕事をして僕を走ることに専念させてくれた。もちろん、ここムジェロで直接応援してくれたスポンサーやゲスト、サポーターのみんなにも。素晴らしいサポートを得られている気持を胸に臨むチームのホームGPは本当にエモーショナルで、大いに背中を押してくれるものだった。
表彰台を得られたことにも本当にうれしく思っているんだ。いい感触をつかめるようになるまで徹底的に仕事をしてきて、ここで今日、自信をもってマシンを進めることができた。3位争いは文字通り激しく、時にはアグレッシブ過ぎなくもなかった。でも互いに敬意を払っている仲であれば、さらに激しい戦いに臨めるものだと思う。とにかく最終的には表彰台を得られたし、それこそが重要なんだ。今、ペースをつかみ、マシンとの相性も抜群で、自信にあふれているよ。アッセンに向けてさらに力を入れていこう。戦いの準備はもう整っているんだ。

バリー=バルタス:今日は難しい日だった。1周目から思うように走れず、どうにも思ったようにはいかないレースだったんだ。残念だけど、この順位を受け入れて前を向いていくしかないね。来週、僕らにはまた次のチャンスが来る。もう一度表彰台に戻るために、すべてをささげるよ。
この週末の素晴らしいサポートとやさしさ、支援を提供してくれたスポンサーやファン、チームには心から感謝している。イタリアのチームでイタリアGPを戦うことは、本当にスペシャルなことだね。エナジー、パッション、そしてこの雰囲気は本当に得難いものだったよ。

ロベルト=ロカテリ、ファンティック・レーシング・リノ=ソネゴ チームマネージャー:いつまでも忘れられない日曜日の一つになったね。アロンは素晴らしいレースを展開した。本当に最終ラップの最終コーナーまで集中力を切らさずに表彰台に向けて全力で戦ったんだ。これは我々チームにとっても新しいページを開くことにつながるかもしれない。2025 年仕様のシャシーをまた使い、とにかく改善を続けてトップに一歩でも近づいていかなくてはならない。今日まで、一歩手前で足踏みしていたようではだめなんだ。

バリーは手堅いレースだった。昨日のクラッシュで体調はもちろん万全ではなかったし、だからマシンを完全に感じ取れないのもやむを得ないだろう。3列目からのスタートはレース中のタイヤマネジメントやこの気温での使い方にも影響して、彼自身の本来の能力が発揮しきれなかったと思うよ。でもチームは自信を持っている。アッセンでは彼は間違いなくトップ集団に戻ってきて、カネットとともに表彰台に向けて戦えることをね。

今週末、チームをサポートし応援してくれたすべてのゲストに、一人一人に心からお礼を申し上げたい。すべてのスポンサーと、またファンティックのマネジメントチームがここに現れたことは、我々の強力なエナジー源でもあった。リザルトはもちろんチャンスがなくては得られない。そこにいるための正しい環境を得て、正しいポジションを走らなくては得られないものだ。だがこの週末の素晴らしいホスピタリティは我々にとってファンティックが本当に素晴らしく、またともに得られるべき成果に向けて走り続けるパートナーであることを確信できるものだったんだ。

リリース提供元:MOTORISTS合同会社

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