2025年5月、ホンダはミニバン「ステップワゴン」に新グレード「 AIR EX」を発売しました。
ステップワゴンは、家族の移動を快適にするミニバンとして、ホンダ車の中でも高い人気を誇っています。
そして、そんな人気車の新グレード追加ということもあって、SNSでもさまざまな声が飛び交っているようです。
実際にどのような声が上がっているのか、詳しく見ていきましょう。
シンプル外観+重厚なカタマリ感!プレミアム性を増した「ステップワゴン AIR EX」

AIR EXは、縦基調のリアコンビネーションランプと、さりげないメッキモールでボックスシェイプを際立たせた外観が特徴です。
2022年に登場した6代目ステップワゴンの「AIR」グレードは、スチールホイール主体で装飾も控えめだったため、EXでは外観の上級感が大きく高まったと言えるでしょう。
さらに、「頼もしく、守られているような、カタマリ感のあるボディー」とも称される、重厚感のあるデザインはSNSでも評判のようで、「ずっしりしてていいね」「オラオラ顔じゃないところが好印象!」といった声がみられました。
また、「シンプルな外観を維持してくれたのは嬉しい」と、代が変わっても、ステップワゴンのシンプルなデザインを評価する声も少なくないようです。
ホンダによれば、シンプルで親しみを感じさせるデザインはそのままに、より快適性と利便性を高める装備を充実させているといいます。
実際、AIR EXには、本革巻ステアリングホイールや1列目シートヒーターなど、乗車する人すべてが快適に過ごすためのポイントがいくつも追加されています。
さらに、2列目キャプテンシートには足を伸ばせるオットマンを装備し、ロングドライブでも快適に過ごせるオットマンの装備も、新たな魅力のひとつです。
こうした装備強化により、AIR EXはナチュラルなデザインを守りつつ、6代目AIRに比べてプレミアム性が際立ったグレードとなっています。
「ステップワゴン AIR EX」は酔いにくい?走行性能と“わくわくゲート”復活の期待

AIR EXは、家族と長距離を移動する際にも、穏やかな乗り味を重視したグレードです。
たとえば、16インチアルミホイールと足まわりの剛性向上により、段差を越えたときの揺れを抑え、落ち着いた車姿勢を維持するとされています。
さらに、電子制御パーキングブレーキとオートブレーキホールド機能が標準装備され、渋滞や信号待ちでの足の負担を減らせる構成です。
また、スマートクリアワイパーが車速連動で作動し、雨天時の視界確保にも役立ちます。
これらの装備は、運転中の安心感を高める一因といえるでしょう。
加えて、Honda SENSINGの渋滞追従ACCや車線維持支援は、静粛な室内と合わせてリビングのような移動空間を実現していると評価されています。
実際、SNSでは「クルマ酔いしにくくなって嬉しい!」「加速性能がいい感じ。すごい静か」といったように、AIR EXの安定した走行性能を評価する声が多く見られました。
しかし、中には「わくわくゲートつけてほしかった」「これにわくわくゲートがあれば完璧」など、2017年に廃止された後方ドア開閉システム「わくわくゲート」の導入を望む声も、少なくありません。
ステップワゴン AIR EXの価格は高い?装備とコスパに賛否両論の声も

AIR EXは、上質な装備を盛り込んだ新グレードらしく、価格設定にもその方向性が反映されています。
新車価格は、FFが354万3100円、4WDが376万3100円に設定されています。
これは、AIR EXが16インチアルミホイールやパワーテールゲート、本革巻ステアリングなどを追加した分、従来のAIRより価格が上がった設定といえるでしょう。
SNSでは、「値段だけ上がって装備全然充実しないなあ」「欲しいけど高い!」
「見た目がほとんど変わっていないのに、価格が大きく上がりましたね」などと、価格に苦言を呈す声も多く見られました。
しかし、中には「もともとコスパのいいクルマだったけど、材料費が上がったから仕方ないのかな」と、昨今の物価高の影響と受け入れるユーザーも見られます。
購入時は走行距離や使用環境と照らし合わせ、装備充実による満足感と予算のバランスを検討することが望ましいでしょう。
まとめ
このように、AIR EXは、ボックス形状を際立たせたシンプルな外観や充実した装備などが好評を得ていることがわかりました。
一方で、車両価格は高めとの声も少なくありません。
それでも静かな走りと広い室内がもたらす安心感が、家族旅行をゆったり楽しみたい層には魅力的と考えられます。
価格とのバランスをどう感じるかが、このクルマを選ぶ際の大きなポイントになりそうです。








