テントファクトリーのアウトドアファニチャーには「スパイダーシリーズ」というカテゴリーがある。気軽に持ち出せる使いやすさとシャープなデザイン、そして優れた機能性を備えたシリーズだ。
なかでもバリエーションが豊富なのが、チェアのラインアップ。今回はそのなかでも、とくに人気の高い2モデルの特徴を細かく解説していこう。
アームレスト付きでコンパクトな「スパイダーアクションチェア」
「スパイダーシリーズ」のなかでも人気のあるモデルが、この「スパイダーアクションチェア」。座り心地のいいアームレスト付きでありながら、コンパクトにたためる収束式。持ち運びやすい専用のキャリーバッグも付属しているので、キャンプはもちろん、BBQやビーチ、お花見など、あらゆるレジャーで便利に使える。
このモデルの特徴は、欧米向けに開発されたフレーム構造を採用していること。サイズは約51×52×83cmと、一般的なチェアに比べてひとまわり大きい。さらに耐静荷重が120kgあるので、大柄な人でも安心して座れる。
背もたれは、上部がラウンドした「アーチシートバック」を採用。肩口全体を覆う形状のため、ホールド感が高く座り心地も抜群だ。またアームレストの右側にはカップホルダー、左側にはマルチポケットを装備。ドリンクだけでなく、スマホなどの小物を入れておくこともできる。
収納サイズは約16×16×86cm、重量は約2.5kgと軽量コンパクト。ショルダーストラップが付いたキャリーバッグが付属しているので、楽に持ち運ぶことができる。
テスリンメッシュはビーチにも最適
ハイスタイルのダイニングチェアとしてだけでなく、ローテーブルと組み合わせたロースタイルにもフィット。
またコンパクトで気軽に持ち運べることから、BBQなどのデイキャンプでも活用できる。
カラーは、ブラック(MBK)とカモフラージュ柄(CAT)の2種類から選べる。
またブラックは、生地にテスリンメッシュを採用。通気性や耐水性に優れているので、マリンレジャーなどにも最適だ。
あぐらもかける「スパイダーウルトラローアクションチェア」
同じ「スパイダーシリーズ」のなかでも、ソロキャンパーを中心に人気があるのが「スパイダーウルトラローアクションチェア」だ。
カラーは、ブラック(MBK)とカモフラージュ柄(CAT)の2種類。サイズは「スパイダーアクションチェア」に比べ、ひとまわり小さい約45.5×45.5×50.5cmだが、「スパイダーアクションチェア」同様、欧米向けに開発されたフレーム構造を採用しているので、耐静荷重は120kgと安心感がある。
このモデルの魅力は、座面高約19.6cmの“ウルトラロー”スタイル。ここまで低いと、座れば自然とあぐらをかけるので、地面に直接腰を下ろしている感覚でくつろぐことができる。
サイズが小さいので、収納サイズも約14.5×14.5×52cmともちろんコンパクト。重量も約1.8kgと軽量なので、持ち運びも楽にできる。
ウルトラローならではの使い方が楽しめる
シーンに合わせてさまざまな使い方ができるのも、座面高が非常に低いこのモデルの魅力。
とくにおすすめなのが、ロースタイルのキッチンレイアウト「コックピットスタイル」。ローテーブルやBBQグリルと組み合わせてチェアのまわりにレイアウトすれば、最小限の動きで、調理から食事、くつろぎの焚き火時間まで、何でもできてしまう。
そのほかにも、テントの前室にレイアウトしたり、囲炉裏テーブルを使ってくつろいだり、ピクニックなどデイキャンプにも気軽に持ち出すこともできる。
さまざまなシーンで活躍する、テントファクトリーの「スパイダーシリーズ」。お気に入りの1脚が見つかったら、さっそくアウトドアへ持ち出してみよう!