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世界No.1だけど超親近感!最新バイクから旧車まで試乗もできちゃう「ヨシムラミーティング2024」開催レポート

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

株式会社ヨシムラジャパンは、2024年11月16日(土)に那須モータースポーツランドで「ヨシムラミーティング2024 in 那須モータースポーツランド」を開催した。

ヨシムラミーティングは毎年秋に恒例のユーザーとの交流イベントで、ヨシムラの開発者やメカニックをはじめ、世界のレースでヨシムラのマシンを駆るライダー、そして社長まで!直に話すことができる距離感の近さが魅力でもある。そして、今年はヨシムラジャパン創業70周年であり、FIM世界耐久選手権(EWC)年間チャンピオンを獲得した記念すべき年でもある。

ヨシムラファンをはじめ多くのバイクユーザーが集まり、来場者もヨシムラ関係者も一緒になってイベントを楽しんでいた。その様子をお届けする。

イベント名:ヨシムラミーティング2024 in 那須モータースポーツランド
日時:2024年11月16日(9時~14時半)

駐輪場にはジャンルを問わずたくさんのバイクが集まった。クルマの駐車場も別に用意されていた。
目次

トークショーからカスタムマシンの試乗までコンテンツ盛りだくさん

会場では、ステージでのトークショーをはじめ、スポンサー企業やヨシムラの出展ブース、ヨシムラグッズ販売ブース、キッチンカーの出店、ヨシムラSERT MOTULの再現ピット、ヨシムラパーツでカスタムされたデモ車試乗など、ヨシムラファンはもちろんバイクユーザーなら誰もが楽しめるコンテンツが用意され、来場者を楽しませた。

スポンサー企業ブースは、MOTUL Japan株式会社、ブリヂストンモーターサイクルタイヤ株式会社、アールケー・ジャパン株式会社、JHI株式会社が出展。ヨシムラも各種パーツ展示とグッズ販売を行った。

ステージ前には、今年ヨシムラSERT MOTULが成し遂げたFIM世界耐久選手権(EWC)の優勝トロフィーが展示されていた。貴重な機会に多くのユーザーが写真に収めていた。

左から、ルマン24時間耐久優勝、年間チャンピオン、ボルドール24時間耐久優勝のトロフィー。

ステージイベントのトークショーでは貴重な裏話も

イベントは、総合MCのみし奈昌俊氏の進行で、ヨシムラジャパン社長でありヨシムラSERT MOTULチームディレクターの加藤陽平氏のあいさつからスタートした。

祝70周年!ヨシムラの生い立ちを知れたトークショー

創業70周年の記念トークショーにはヨシムラジャパン前社長で現相談役の吉村不二雄氏が登壇。ヨシムラが現在に至るまでの様々な出来事が自身の経験から語られた。戦後間もない九州時代から日本の高度経済成長期に合わせて拡大してきたヨシムラについて、笑いも交えた面白くも貴重な話に、来場者は耳を傾け、その時間を存分に楽しんでいた。

イベント翌日が吉村不二雄氏の76歳の誕生日ということで、サプライズでケーキのプレゼントも!ケーキを用意したのは会社でなくファンの方だというから、どれだけ愛されているブランドなのかが分かる。

世界のトップチームがレースの裏側を暴露!?

午後にはEWCトークショーが行われ、ヨシムラSERT MOTULチームディレクターの加藤陽平氏、ライダーの渥美心選手、メカニックの鈴木氏と平能氏が登壇した。参戦中のピットの様子などがそれぞれの視点から楽しく語られ、有名レースの舞台裏の話に、来場者は興味津々で聞き入っていた。寒い地域での耐久レースでは、タイヤウォーマーの近くに固まって暖を取りながら寝るといった裏話も。

こちらのトークショーでも、もうすぐ49歳の誕生日という加藤陽平氏にサプライズでケーキが贈られた。
左から、加藤陽平チームディレクター、渥美心選手、メカニックの鈴木氏、平能氏。

大人気!ヨシムラデモ車でサーキットを走れる試乗会

サーキットのコースでは、ヨシムラのパーツでカスタムされたデモ車の試乗会が行われ、来場者は気になるマシンでサーキット走行を楽しんだ。ヨシムラスタッフの先導付きの走行で、サーキットビギナーも安心して試乗を楽しんでいた。今回は会場での当日申し込みと合わせ、事前のネット申し込みも行われた。デモ車試乗参加者にはステッカーのプレゼントも用意された。

デモ車ラインナップ
Aグループ(HAYABUSA、Z1、KATANA、Z900RS、GSX-8R)
Bグループ(ZX-4R、ZEPHY400、エリミネーター、V-Strom250SX、GSX-R125)
※上の写真先頭のCBRはスタッフ用の先導車

ヨシムラレーサーは注目の的!現役ライダーによるデモ走行も

ヨシムラSERT MOTUL の鈴鹿8耐でのピットを再現した展示では、実際に鈴鹿サーキット用にセッティングされた本物のレーサーが展示され、なんとそれに跨ることもできた。多くの来場者が跨り撮影を行い、8耐ライダー気分を味わっていた。再現ピットにはライダーの渥美心選手もおり、一緒に記念写真にも快く応じてくれていた。

レーサーのエンジン始動には多くのユーザーが集まり、その迫力あるサウンドに興奮していた。多くの来場者がここぞとばかりに動画を撮影していた。

渥美心選手によるデモ走行!

渥美心選手によってそのレーサーでのデモ走行も行われ、サーキットにヨシムラレーサーのエキゾーストノートが響き渡った。デモ走行とはいえ、そのスピードに来場者からはどよめきや拍手が起こっていた。

油冷GSX-R750のレーサーレプリカでのデモ走行も行われ、こちらにはまだ開発途中のマフラーが装着されていた。市販開始が楽しみだ。

更に、ヨシムライベント初となる4輪のデモ走行も行われ、モーターサイクルショーなどでも展示されていたカスタムが施されたCARRYがサーキットを駆け抜けた。

ヨシムラならではのプレゼントも!恒例のじゃんけん大会

イベントの最後はやはりプレゼント大会。じゃんけん勝者が賞品を獲得できる。各スポンサーからのプレゼントをはじめ、ヨシムラからはヨシムラSERT MOTULのライダーのサイン入りTシャツやレースのピットで使われるはずだったライダー専用デザインのディレクターチェアの背もたれなど、ヨシムラならではの貴重なプレゼントも多数用意され、大きな盛り上がりを見せた。

吉村不二雄相談役は「日の丸ツナギ」に身を包んで登場!今年の鈴鹿8耐のイベント走行で着用したクシタニ製のもの。

世界№1なのにとてもフレンドリー

ヨシムラと聞くと昔からバイクレースの世界上位で活躍しているため、敷居が高いイメージを持っているユーザーも多くいるだろう。しかし、このイベントに参加してみると、社長から相談役から関係者の誰もが気さくに来場者と話している様子があちこちで見られ、ユーザーのことを大切にしている親しみやすいブランドであることが感じられた。こういった雰囲気はやろうと思ってすぐ出せるものではないので、これまでの70年間で積み上げてきたヨシムラの持つ企業風土のようなものなのだろう。こんなブランドならつい応援したくなってしまう。

ヨシムラファンやヨシムラ製品のユーザーはもちろん、バイクユーザーなら誰でも入りやすく楽しめるアットホームな雰囲気で、世界的に活躍するブランドの関係者と直に会話をできる貴重なイベントだった。来年の開催があるかどうかは未定だが、あれば公式サイトで告知もされるので、是非参加をおススメする。

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