世界耐久選手権 EWCボルドール 24時間耐久レースの前座として行われるボルドールクラシック。30年以上前のマシンを操り、ムッシュたちがミストラルを全開で走ります。
30年前のマシンがサーキットを激走!
夜間のヒート1を終え、ヒート2の2時間が始まります。スタート時間は遅めで午前10時から午前12時からとなります。しっかり休んで寝て、体力を回復させてからスタートします。ここでもグリッドは手押し。ご年配の方にはきつそうです。
トップでやってきたのはゼッケン33番、GSX-Rのスペリーメンタルクラブマシン。オリジナルフレームにGSX-Rのエンジンが組み込まれているようです。
クラッシュしても笑顔を絶やさない
オープニングラップでエンジンが壊れたフランスヤマハ号は、不思議なくらいの笑顔でレッカーで帰っていきました。オイル処理やコース整備でもフランスの対応は素晴らしいと思います。 年を取っても安心してサーキットを走れるのは、マーシャルさんたちの仕事あってのこと。そうしたところに モータースポーツの文化を感じずにはいられません。
困ったときはみんなで助け合う
ゼッケン12のVFR750 RC36は、ヒート1で電気系のトラブルが発生して、しばらくピットに入っていました。原因がわからずに困っていると、エトワールチームのメカニックが手伝い始めました。大勢の人たちの協力によって直すことができたようで、ヒート2は元気に走っていました。こうした空気感がフランス開催耐久レースの良さだと思います。
かつての最新マシンが競い合う
どんなマシンが参戦しているのか気になるところですね。参戦したマシンをメーカー別に紹介します。
ホンダ
ヤマハ
スズキ
カワサキ
ドゥカティ
モトグッチ
遊びだからこそ本気になり、終われば笑顔がこぼれる
ボルドールクラシックが終わり、バイクを片付け始めたころに24時間耐久レースが始まります。パドックを回ると、モトグッチとビモータがトロフィーを獲得していました。このクラスは狙い目かもしれません。
中にはクラッシュしてグチャグチャになったマシンもありましたが、ビールを片手に満足そうな笑顔を見せていました。これだけ元気なら来年も会えそうですね。今回紹介したバイク以外にも、懐かしいマシンがたくさん参戦しています。炎のしんたろう動画「壊れる!?転ぶ!?絶版マシンの耐久レース!ボルドールクラッシック」でノスタルジーに浸ってみてください。
注目のバイク動画を紹介!
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この記事では、動画「Shintaro.Nakayama 炎のしんたろう」チャンネル協力のもと、モトメガネ編集部で記事を再編集。ジャンル&排気量を問わず、さまざまなバイク情報を取り上げています。