バイク好きなら一度は憧れる「ガレージのある暮らし」。その夢を手軽に実現できるのが、老舗のスチール物置メーカー・田窪工業所が手がけるバイク専用ガレージ『バイクシャッターマン』だ。
ユーザー目線で設計された豊富なサイズ展開と優れた堅牢性、さらに多彩なオプションにより、今注目度の高いガレージとして人気を集めている。今回はこの製品を詳しくご紹介していこう。
ガレージはバイクにこそ必要なのだ！
私はこれまで20年にわたってガレージ専門の雑誌に関わり、別棟ガレージやビルトインタイプを含め、500件以上のガレージを取材してきた。それぞれがオーナーの個性を映し出し、どれ一つとして同じものはなく、皆さんが思い思いのスタイルでガレージライフを楽しんでいた。
そんな数多くの現場を見てきた私が強く感じるのは、「バイクにこそガレージが必要不可欠だ」ということ。クルマと違って、バイクはメーターやハンドル、シート、エンジンまで外気にさらされており、風雨による劣化がダイレクトに現れる。ボディカバーを掛けても、コンディション維持の面では限界があると言わざるを得ない。また、いくら堅牢なロックを使っても、車種が特定されてしまうと盗難のリスクもつきまとう。そう考えると、バイクを所有するうえで、可能であればガレージの導入は大前提といえるだろう。
そんな中で、しっかりとした性能を持ちながらも導入しやすい価格帯のバイク用ガレージ『バイクシャッターマン』に出会った。今回はその魅力をじっくりご紹介したいと思う。
老舗物置ブランド『田窪工業所』が真面目に作った逸品！
『バイクシャッターマン』はいわゆるスチール製のガレージに分類されるが、その製造元である田窪工業所は、この分野における老舗であり、まさにスペシャリストといえる存在だ。
同社の歴史は今からおよそ80年前、1946年に愛媛県で金属加工の町工場としてスタートしたところにさかのぼる。当初から鉄製の窓格子や自転車の盗難防止器具など、防犯性に優れた製品づくりに注力してきた。ちなみにミカンの名産地である愛媛らしいエピソードとして、収穫したミカンを保存するための鋼板製の小屋の製造を手がけたことが、スチール製物置として広く知られるきっかけとなったのだ。
現在では、物置やガレージを含めておよそ350種類もの製品を展開しており、『バイクシャッターマン』はその豊富なラインナップの中のひとつとして位置づけられている。
大切なバイクをしっかり守るアイデア満載！
大切なバイクを守るため、『バイクシャッターマン』には随所に工夫が凝らされている。まず注目したいのは、バイクの状態を良好に保つため、一部パネルに錆びに強いの高耐食めっき鋼板（日本製鉄）を採用している点。また、重たいパーツの収納にも対応できるよう、1㎡あたり最大600kgという高い耐荷重性能を実現している。
加えて、防犯面にも配慮されており、ピッキングに強いディンプルシリンダー錠を標準装備。さらに、オプションで選べる『盗難防止バー』を追加すれば、防犯性を一層高めることが可能。
こうした緻密な設計や充実したオプションの数々は、愛車をしっかりと守るだけでなく、オーナーの安心感と満足感にもつながるはずだ。
バイクシャッターマンの設置をDIYでチャレンジ！？
通常、ガレージを設置するとなると基礎工事としてコンクリートを打設するのが一般的だが、『バイクシャッターマン』はコンクリートブロックなどの上に設置することも可能だ。
そのため、初期費用を抑えることができ、ある程度DIYに自信がある方であれば、自分で設置から組み立てまでチャレンジすることもできる仕様になっている。
そしてやはり気になるのが価格。バイク1台用（幅183.2cm×奥行262.2cm×高さ257cm）のモデルは税込で49万2800円という手頃さが魅力なのだ。
仮に10年間使用した場合、月額に換算するとおよそ4000円ほど。さらに長く使えば使うほどコスパは向上し、その分ガレージの内装を好みに合わせてカスタムする余裕も生まれる。
愛車の保管環境を整え、盗難やいたずらなどへの対策も万全にできる実用性はもちろんのこと、バイクと共に過ごす憧れの「大人の秘密基地」を手に入れる喜びは、何ものにも代えがたいものがある。気になる方はぜひ、以下の情報もチェックしてみよう！
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