MotoMeganeをご覧の皆様、こんにちは!
GSはフルパニア状態が一番カッコイイと信じて疑わない男、さすライダーです。
特にトップケースは「フルパニアの顔」のような存在なので、そこは下手なものを選ばないように気を使っていますが…この度「これこれこれ!こういうのを待ってたんです、全部ちょうど良いじゃない!」ってな理想のトップケースを見つけたので、その名も「SHAD TR46 TERRA トップケース」を全力で紹介いたします。

SHAD TR46 TERRA トップケースとは?
今回ご紹介する「SHAD TR46 TERRA トップケース」とは、スペインバルセロナ発の世界的トップケースメーカー「SHAD(シャッド)」の最新モデルです!
スペイン語で地球を意味する「TERRA(テラ)」の名を冠したフラグシップシリーズに属するトップケースで、ハードなロングツーリングを好むライダー向けに設計されています。
つまりは僕が乗っているGSのようなイカついアドベンチャーバイクに最適なトップケースで、大きすぎず小さすぎない46Lという絶妙な容量設定になっています。
ちなみにシンプルなブラックと外装にアルミパネルを採用した2種類がリリースされていますが、今回は後者の方を使っています。







ちなみにこれは完全に余談ですが、僕は今回初めてSHADのトップケースを使ったつもりでしたが…実は以前乗っていた「HONDA ゼルビス」のトップケースがSHADだったことに気付きました。
確か容量が多くて、頑丈で、しかもカッコよくてコスパのいいやつ…なんて超絶わがままな条件に合致するものを探していたら、最終的にSHADにぶち当たったはずです!

SHADについて
おそらく僕みたいに「意識せずともSHADを使っていた」というライダーや、そもそもSHADを知らないライダーもいると思いますので、SHADについてちょっと語らせてください。
実はSHADを展開しているメーカーは、同じくスペインの「NAD」という会社で、実はBMWをはじめとする欧州メーカー向けのOEM製品を手掛けている会社だったりします。
実際、BMWの純正トップケースやサイドケースの一部は、実はSHAD側の開発・製造が関わっているとも言われており、「GSのシートはSHAD関連工場で作られている」なんて噂もあるくらいです。

つまり「SHAD」は単なるアフターパーツメーカーではなく、欧州メーカーの純正品質を支えてきた技術力を背景に、自社ブランドとしても展開しているメーカーということです。
一般的にOEMメーカーというものは、表には名前が出ないことも多いんですが…本当に技術力のある会社ほど、実は裏側で世界中のブランドを支えていたりするんですよね(能ある鷹はなんとやら)

SHAD TR46 TERRA トップケースの特徴
それではまずは「SHAD TR46 TERRA トップケース(以下、TR46)」の特徴を、実際に使ってみた感想を踏まえながら紹介していきます。
軽いのに頑丈な作り
トップケースは主に樹脂製とアルミ製の2種類に分類できますが、前者は軽いけど堅牢性がイマイチ、後者は頑丈だけど重い…という非常に分かりやすいメリットとデメリットがあります。
しかしながらTR46は「樹脂製なのに頑丈」という理解に苦しむ謎のハイスペックを誇っており、つまりは樹脂製の軽さとアルミ製の堅牢性を両立しています!
なんせSHAD自ら「高強度素材と強化されたベースデザイン、トップフレームおよび中央ボディ構造により、同クラスで最も頑丈なトップケースとなっています」と言い放っているので、これはもう間違いない事実なのです。
実際、でっかい梱包箱からTR46を取り出す際は「さようなら僕の腰…」と悟りを開きましたが…これが想像以上に軽くてびっくらこいた次第です。



片手で開閉・ロック・付け外しが可能
TR46の蓋の開閉とロック、それから車体への付け外しは全て片手で操作できます!
具体的には付属のキー(2本付属)を時計回りに回すとロックが解除されるので、あとはハンドルを上に持ち上げるとロック解除、反対にハンドルを下げてキーを反時計回りに回すとロックされます。
そして、車体から外す際はキーをロック解除の位置に合わせた状態で、キーの下側にあるボタンを押しながらリリース、そして再び取り付ける際は同じくボタンを押しながらベースプレートに押し付けるだけです。
そもそもヘルメットやグローブを入れるためにケースを開けるわけで、片手にはそれらを持っているので…だからこそもう片方の手だけで操作できるのはスマートですよね(ニコニコ)






46Lの深くて余裕の収納スペース
GSみたいな大型アドベンチャーバイク乗りは、容量50L以上のでかいトップケースを選びがちですが…僕はぶっちゃけ46Lで十分だと断言します!
なぜならTR46の収納スペースは「深さ」があるので、重ねて収納すれば見た目以上に積載できるからです。
試しに僕が普段GSのトップケースに入れている「レギュラーグローブ、防寒防水グローブ、ネックウォーマー、レインウェア、ガジェットポーチ、ワイヤーロック、傘、500mlの水筒、電動空気入れ、帽子、携帯トイレ、書類一式、帽子、LEDライトやクマよけ鈴やテイッシュや雑巾などが入っているポシェット」を入れたみたところ、これらが全部余裕で収まり、しかも全体の2/3くらいの占有率でした。
ぶっちゃけ「スマートな積載」に美学を感じる僕としては、逆に「TR46じゃ足りない!」という場合はちょっと過積載気味かと思うわけです、はい。



続けて例えば普段使いや日帰りツーリングの際の「ヘルメット収納スペース」としての検証ですが、これは「大柄のアドベンチャーヘルメットが余裕で入る+他にもまだまだ荷物が入る」という嬉しい結果が出ました!
そして、蓋を閉める際に上部に張り出したバイザーが1mmも干渉しないという事実に、改めて「深い」という利点に気付いた次第です。
ちなみに一般的なフルフェイスヘルメットなら全体の半分くらいの占有率だったので、これなら1泊くらい荷物も一緒に入る気がします。
…ってことで、深さのある46Lという容量は「これ以上小さいと空きスペースの余裕がなくなる、これ以上大きいと持て余すし重くなる、大きめのヘルメットも余裕で入る」という絶妙な容量であることが判明いたしました。



便利な4つの荷掛けフック
TR46の蓋の上部には4つの荷掛けフックが装備されており、ライダー定番の積載アイテム「ツーリングネット」を引っ掛けることができます。
つまりは仮にケースの横幅を超える荷物を積載したい場合や、そもそもケース内に荷物が収まりきらない場合は、「蓋の上に乗せてツーリングネットで固定する」という方法が使えます!
そして、手前2つの荷掛けフックは「蓋を開ける際に指を引っ掛ける場所」としても優秀だったりします。



ベースプレートの取り付け
お次は愛車にトップケースを装着するなら避けては通れない「ベースプレートの取り付け」について解説していきます。
まずもってトップケースには「車種別専用ベースプレート」が用意されているものと「汎用ベースプレート」が用意されているものの2種類がありますが、TR46は後者の方です。
つまりは幅広い車種への取り付けが可能で、取り付けに必要なネジ類を含めてベースプレートが同梱されています(ありがたい)

取り付け方法としては他メーカーを含む一般的なトップケースと同じ「ベースプレートとフィッティング金具でキャリアを挟み込んで固定する方法」で、所要時間は大体30分〜1時間くらいです。
ぶっちゃけこれだけはキャリアとベースプレートの穴が一致するか否かの運ゲーなので、なんとか現物合わせで頑張るしかありません…
なお、幸いなことに僕は今回綺麗に取り付けできましたが、キャリアの形状によってはホームセンターなどで良さげなステーやスペーサーを探すなどの対応が必要となる場合があります。
ちなみにこれは言うまでもありませんが、+ドライバーなどの一般的な工具は用意しておく必要があります(工具の付属はなし)





無事にベースプレートをキャリアに固定できたら、お次は目隠し用のカバーを取り付けます。
若干力のいる作業ではありますが、カバーが綺麗にハマった時の爽快感たるや「カ・イ・カ・ン」の一言です!


実際に使ってみた感想
最後は一泊二日で日本最北端の宗谷岬まで行ってきた、往復約500kmほどのツーリングでTR46を使ってみた感想をお届けします。
ってことで、まずは出発前の準備段階の話ですが…これが想像以上にロック解除や車体への付け外しが硬い印象でした…
しかしこれはツーリング中に徐々に馴染んできたのか、最後には気にならないレベルになっていたので「はじめはある程度固い」という認識が必要かもしれませんし、逆に軽すぎるのは走行中に外れそうで怖いですよね(苦笑)

そしてこれは荷物をパッキングしてる時に気付いたことですが、蓋が一定以上開かない+開いた状態を保持してくれるストッパーが装備されていました。
むしろ「今まで気付かなかったんかい!」というツッコミを受けそうですが、それくらい自然に動作していたってことですよね(言い訳)
ちなみにこれと片手で操作できるロックシステムとの相性が抜群で、停車時に片手でヘルメットを持っている時の開け閉めがラクチンでした。

GSはトップケースの他にサイドケースを装着した「フルパニア状態」にできますが、TR46は実に自然な感じでそれにマッチしていて、お世辞抜きでまるで純正品のような安心感を醸し出していました!
それどころか旅のワンシーンにとにかくマッチするので、ことあるごとに「これいいな!カッコいいやん!」と周りに聞こえるレベルの独り言をかましてしまいました…
そしてやはり「軽い」というのは正義 of 正義で、出発時にベースプレートに乗せる時、それから宿に着いてケースを外す時、翌日また載せる時のストレスが他の同サイズ帯のトップケースより遥かに少なかったです。



あとは改めて荷物の積載量は全く問題なく、今回のツーリングでは最低7.5度から最高20度くらいの気温差がありましたが、取り外しできるインナーや防寒グッズを入れても全然余裕のよっちゃんでした。
北海道のような気温差の大きいエリアをツーリングするライダーは、それに対応できる装備を含めて余裕ある積載ができます(バイク用品は全てTR46に入れてました)

まさかのお値段に衝撃!?
はい、ここまで長文を読んでくれた皆様が思っていることはよ〜く分かります!
「確かにモノはいいね!でもお高いんでしょ?」…ですよね?実際、僕自身もそう信じて疑ってなかったです。
しかし、発売元のカスタムジャパンの公式通販ページを見ると、まさかの「税込23,694円」と記載されているんですが?…そしてアルミじゃなくてブラックモデルに至っては「税込20,603円」と記載されているんですが?…ところで今って物価高の令和8年で合ってますよね?
…ってことで見た目良し、軽さ良し、積載力良し、そしてコスパ良し!と四拍子ったTR46をアナタもぜひお試しあれ。

(編集協力:カスタムジャパン)








