お盆休みはどこへ行っても混雑必至。
とはいえ、せっかくの休みなんだしバイクで走りには行きたい……。そんなときこそ、都内の隠れ家的なライダーズカフェで一人でゆったりと、もしくはバイク仲間と気兼ねない時間を過ごしてみてはいかがだろう。
今回は東京都内にある、ライダーが集まるおすすめの5店舗を紹介する。
〜8/17までロイヤルエンフィールドの車両を展示中!
Ortiga(オルティガ)

ORTIGA(オルティガ)は、2022年8月に東京・浅草にグランドオープンしたライダーズカフェである。店内は古い倉庫をリノベーションし、「カリフォルニアの砂漠リゾート」をコンセプトにアートやペイント、植栽にこだわった独特な世界観を演出している。


バリスタが気温や気候に合わせて自家焙煎した豆を使い、丁寧に淹れるコーヒーが味わえるのも特徴。ガレージを併設した1階にはバイクを駐められ、2階はフォトジェニックな非日常空間として、カフェ好きからツーリング中のライダーまで幅広く親しまれている。
また、バイクに詳しくない客層にも優しく、誰もが入りやすいライトな雰囲気が魅力。カフェとして訪れる女性グループやコーヒー愛好家からも支持されており、「おしゃれ度が高いバイクカフェ」として人気を集めている。

お盆期間中の2025年8月9日(土)〜17日(日)には、ロイヤルエンフィールドのニューモデル『Hunter350』の展示イベントを開催。クラシックな魅力と最新技術を兼ね備えたモデルを間近で見られる絶好の機会である。ツーリングの合間に立ち寄れば、バイク談義が盛り上がること間違いない。


ガレージ併設のこだわりの空間が楽しい!
Coffee Oka Garage(カフェ・オカ・ガレージ)

Coffee Oka Garage(カフェ・オカ・ガレージ)は品川区にあるライダーズカフェである。ケニア産豆を深煎りし、ネルドリップで丁寧に淹れるコーヒーが自慢だ。店内はコの字型カウンターのみで構成され、一杯ずつじっくりと味わえる雰囲気が漂う。目を引くのは、1920年代製のイタリア・ベゼラ社製エスプレッソマシン「イーグル」で、銀色に輝くその姿は珍しく印象的だ 。

ガレージ併設も大きな特徴で、来店時に声をかければ使用可能だ。ただし、使用後はしっかりと片付ける必要がある 。カウンターやチェア、ドアなど店内の内装は、オーナーが時間をかけて手作りしたもので、落ち着いた温かさが感じられる空間を演出している。


おすすめメニューは、すっきりとした味わいのネルドリップコーヒー、甘さと苦さのバランスが絶妙なエスプレッソゼリー、そして贅沢な「フロステッドバニラモカ」(バニラアイス+深煎り珈琲+チョコレート+エスプレッソ一杯付き)など。ライダーもコーヒー好きも満足できる独自の一杯を堪能できるカフェだ
夜カフェも雰囲気あり!
Bunny Beach(バニービーチ)

BUNNY BEACH(バニービーチ)は、西荻窪にある隠れ家的なライダーズカフェで、看板犬「goo(ぐう)」ちゃんがお出迎えするアットホームな空間が魅力。

フードメニューが豊富で、「BUNNY BEACH定食」(日替わり)、「BUNNY BEACHバーガー」、タコライス、焼きカレー、ナポリタンなど、多彩なラインナップがそろう。特に週替わりパフェはインスタ映えすると評判で、スイーツ好きにも人気が高い。


また、昼はランチ、夜はイタリアワインや生ハム、アヒージョなどを提供する“夜カフェ”としても利用でき、バイクでの訪問客だけでなく、ペット連れや女性客にも心地よく過ごせる癒しのオアシスとして支持を得ている。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの世界観を再現
Unchain Diner(アンチェインダイナー)

UNCHAIN DINER(アンチェインダイナー)は、東京スカイツリー近くに位置する、まるでアメリカにいるかのような雰囲気が魅力のアメリカン・ハンバーガーショップである 。バイクはお店前に5〜6台駐車可能で、ライダーの立ち寄りに配慮された設計も嬉しいポイントだ。

店主の中村さんは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の世界観を店内に再現しており、ポップなアメリカ風のメインフロアのほか、「秘密基地感覚」の落ち着いたお座敷ロフト席もあり、子連れやグループにも人気だ。

ハンバーガーは10種類以上のバリエーションがあり、新鮮野菜、特注バンズ、特製パティといったこだわりの食材で、注文を受けてから調理される出来立ての味が自慢。トッピングはベーコンやチーズ、アボカドはもちろん、特製ソースも選べ、パティ10枚重ねという豪快な注文も可能だという。テイクアウトにも対応しており、ツーリングの途中で味わうにもぴったり。
コーヒーはもちろんガレットも絶品!
ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー清澄白河ロースター

清澄白河にあるこのカフェは、ロースター併設で焙煎したての香りを楽しめる空間。コーヒー豆や紅茶、スイーツ、グッズ販売を行いつつ、フランス伝統のフレーバーティー老舗「ベッジュマン&バートン」のギャラリーも併設されており、焙煎師とティーインストラクターが案内してくれるユニークなスポットである。
特に注目されるのは、ベッジュマン&バートンのガレットで、創業パリ本店から「レシピを教えてほしい」と要望が来るほどのクオリティに仕上がっており、街の美食への評価の高さを物語っている。

立地も魅力的で、かつて木材倉庫だったという天井の高い空間をそのまま活かした開放的な設計。川沿いで熱がこもりにくく、近隣に東京都現代美術館があり、アートとコーヒーが自然と調和する癒しの環境が整っている。

おすすめのメニューは、ブレンドコーヒー、シングルオリジン(エチオピア・イルガチェフェ)、オーガニック・コロンビアなど。ペット連れも歓迎のテラス席があり、気軽に立ち寄れるバイク乗りの休憩スポットとしても最適だ。
カフェのはしごツーリングもオススメ!
お盆の混雑を避けながら、愛車とともにゆったりした時間を楽しめるライダーズカフェ。まずはオルティガのイベントをきっかけに、都内の隠れ家的な名店を巡ってみてはいかがだろうか。







