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モータリストがイチ推しするファンティックとロイヤルアロイ。その印象を大阪モーターサイクルショーで直撃取材!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

新進気鋭のモータリストが取り扱う、海外メーカーのバイクには、ファッショナブルな個性派がたくさん。その中でも、イタリアのFANTIC(ファンティック)とイギリスのRoyal Alloy(ロイヤルアロイ)は、唯一無二の要素をたっぷり備えているのだ。

第42回大阪モーターサイクルショー2026のモータリストブースで、来場者にその印象をインタビュー。ファンティックやロイヤルアロイ、あなたはどこに惹かれましたか?

目次

あれも、これも、みんなモータリスト!?

2020年の創業時は、イタリアのLAMBRETTA(ランブレッタ)やFANTIC(ファンティック)を日本で輸入販売する会社としてスタートしたが、短期間で取り扱うブランドを次々に増やし、多彩な排気量帯とカテゴリーのバイクを揃えるフルレンジのディストリビューターとなったMOTORISTS(モータリスト)。根っからのバイク好き集団でもあるモータリストが吟味した、楽しさいっぱいの価値あるバイクたちは、日本でも多くのユーザーの支持を集めてきた。

そのモータリストが取り扱うブランドの中で現在とくに注目度が高いのが、創業当初から力を入れてきたファンティックと、イギリス生まれのクラシックスクーターブランドであるRoyal Alloy(ロイヤルアロイ)。2026年3月20(金)~22日(日)にインテックス大阪で開催された第42回大阪モーターサイクルショー2026でも、車両に関してはこの2ブランドに絞って展示が実施されていた!

スクランブラーのために開発されたスクランブラー

ファンティックは、1968年にイタリア北部のバルザゴで創業された。いわゆるスクランブラーモデルの生産から歴史を刻みはじめ、モトクロスやエンデューロやトライアルのジャンルに進出。レースで培った技術を市販車にフィードバックしつつ、高品質で高性能なバイクを開発してきた。1990年代半ばから2010年代半ばにかけ、経営難による倒産を2度味わうも、イタリアの投資家グループによって救済。現在、公道用市販車は原点回帰のスクランブラーを主軸に置きつつ、オフロードモデルや最近ではストリートスポーツにも力を入れる

そんなファンティックの特徴と魅力ついて、モータリストの代表を務め、ライディングを楽しむコアなバイクフリークでもある野口英康さんは、以下のように解説する。

メイド・イン・イタリアにこだわっているのが、一番の自慢。近年は、日本車でもイタリア車でも、生産はコストダウンを図りやすいアジア諸国なんて車種が多々ありますが、ストリートモデルについては、ファンティックは全車種がイタリア生産です。加えて、ヤマハ製のエンジンなどを使用している車種もあるとはいえ、使用するパーツの段階から、イタリアンブランドを重視する傾向にあります。母国イタリアをとても大切にしているブランドと言えるかもしれません」

ちなみに、近年はオンオフ問わず多彩なレースシーンで積極的に活動するが、「これはあくまでもプロモーション活動の一環。そこで培われた技術が市販車にフィードバックされることはあると思いますが、だからといって市販車が過激で極端にスポーツ志向というわけではありません」と野口さん。しっかり棲み分けができているのだ。そして、ファンティックを代表するキャバレロ・スクランブラーシリーズについて、その大きな魅力をこのように語る。

「近年は人気が高まっていることもあり、『スクランブラー』を名乗る車種は世の中にたくさんありますが、『最初からスクランブラーとして開発しているバイク』というのはキャバレロだけだと思っています。トルクフルで伸びのあるエンジンと、軽量で扱いやすい車体の組み合わせで、オンロードでもオフロードでも気持ちよく走れるという、スクランブラーの基本要件を満たすことを最初から考えて設計しているというのは、大きな特徴であり魅力です!」

なお今回のショーでは、ファンティックのステルス125も展示された。こちらは、キャバレロ・スクランブラーとはかなり雰囲気が異なる原付二種ストリートスポーツモデル。アグレッシブなルックスが人気となっている。

ランブレッタのフルコピーを経て、新展開も!

Royal Alloy(ロイヤルアロイ)は、1960~70年代クラシックスクーターの設計とデザインを現代によみがえらせることをテーマに創業された、イギリスに本社を置くメーカーだ。1950年代後半から1960年代のモッズカルチャーとともにスクーターが浸透していたイギリスで、美しいクラシックスクーターをよみがえらせたいとの強い想いから、ロイヤルアロイを作り上げてきた。このうちリアルクラシックシリーズは、1960~70年代の先達を3Dスキャニングしながら設計された、当時を思わせるフルスチールボディ(スペースフレーム+スチールカバー)を自慢とする。一方、新たに追加されたGTシリーズは、レトロなルックスと現代的な装備を融合し、車両価格も抑えてある。

ロイヤルアロイの魅力、そしてランブレッタを取り扱うモータリストが、敢えて“コピー”とも言えるロイヤルアロイにも手を出した理由について、野口さんは以下のように解説する。

「簡単に言うなら、古いランブレッタをフルコピーしたボディに、現在のエンジンを積んだのがロイヤルアロイの特徴。じつは海外には、ランブレッタのコピーモデルは多くあるのですが、我々は現行ランブレッタの輸入販売元でもありますし、その中でも出来がいいコピーなら取り込みたいと考えました。ロイヤルアロイを製造しているのは、イギリスにおけるランブレッタのディーラーでもあるんです。つまり、真のランブレッタ好きが、昔のモデルをよみがえらせるために立ち上げたのがロイヤルアロイなんです」

ただし最新のGTシリーズは、これまでのロイヤルアロイとはちょっと異なる。こちらは、古いランブレッタのイメージを踏襲しながら、現代的に設計されたモデル。「だからシート下にラゲッジスペースはあるし、シートやグリップのヒーターも装備するし、トラクションコントロールだって搭載されています。フレーム形式も現代スクーター的な設計ですが、デザインはレトロで、装備やデザインに対して価格が抑えられているのも魅力」と野口さんは説明する。

グッドルッキングなスクランブラーシリーズが大人気

第42回大阪モーターサイクルショー2026のモータリストブースでは、来場者に簡単なアンケートも実施。この結果、約30.7%の人が「ブースで最初に気になったモデル」にファンティックのキャバレロ・スクランブラーシリーズ(今回は700のカスタム仕様と500のスタンダードを展示)を挙げた。その理由としては、「スタイリングやシルエット」との回答が圧倒的。「第一印象」として、約61.5%が「とても良い」と評価している。

一方、「ブースで最初に気になったモデル」にロイヤルアロイのGT125S スポーツエディションを挙げたのは約15.4%。同じく「第一印象は?」の質問に対して38.5%が「とても良い」を選択し、「刺さった点」では約84.6%が「デザイン」を選択している。

今回は試乗ができなかったことも影響しているが、多くの来場者がファンティックのキャバレロ・スクランブラー700/500やロイヤルアロイのGT125S スポーツエディションが持つ優れたファッション性に、興味を持っていることがわかった。

来場者の声をより詳しく紹介!

第42回大阪モーターサイクルショー2026のモータリストブースで、アンケート以外にも来場者インタビューを実施。「このブランド、知っていましたか?」や「スタイリングはどうですか?」や「またがってみた印象は?」など、あれこれ質問してみた。そこで最後に、ファンティックとロイヤルアロイに対する街のバイク乗りたちの感想をお届けしよう!

ファンティック ステルス125 × 奈良県・みづきさん 
「日本のバイクと違うところがたくさん!」

「バイクに乗り始めてまだ約4ヵ月のビギナーなので、ファンティックというブランドを初めて知りました。いまはホンダのCBR250RRに乗っているのですが、ステルス125はスロットルを開けやすそうなライディングポジションなのと、またがったときの軽さを感じました。市街地でも運転しやすそうです。日本車とは、細かい部分のデザインがけっこう違っていて、そういうのもおもしろいですね!

ファンティック キャバレロ・スクランブラー500&700 × 大阪府・うっきーさん 
「やっぱりイタリアはオシャレの国です!」

「現在の愛車はBMWのR nineT。もちろんキャバレロ・スクランブラーのことは知っていました。自分の愛車と比べたら、700も500もだいぶ軽いのがいいですね。あと、やっぱりイタリア車はオシャレ。質実剛健なドイツ車とは、パーツのつくりが違いますね。またがっただけの第一印象としては、より軽量な500のほうが、700よりもさらに興味が湧きました。とりあえず試乗してみたいです」

ロイヤルアロイ GT125S スポーツエディション × 大阪府・かつおさん 
「装備充実で普段の足に良さそう!」

「バイクは、旧車系を中心にあれこれたくさん所有しています。GT125Sは、レトロなスタイリングはもちろん特徴だと思いますが、装備が充実していて実用的なのがスゴいと思いました。メーターもカラーですし、グリップやシートのヒーターもありますしね。ロイヤルアロイというブランドは知っていましたが、現代的なアイテムを満載しているスクーターであることに意外性も感じました

ロイヤルアロイ GT125S スポーツエディション × 大阪府・あさん 
「サイドのラインがシンプルなのが好き!」

「ロイヤルアロイって知らなかったんですけど、このGT125Sはかわいいし、ボディのデザインがシンプルなのがいいですね。横のライン(※シート下側のサイドパネル)がとっても好きです。前輪にはABSも装着されていて、安全性が高められているのもうれしいです。まだ高校生ですが、家族の影響もあって普通二輪免許を持っているので、普段の足にこういうスクーターを使うのも楽しそう!」

(編集協力:モータリスト合同会社)


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