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ヒップ周りが全開になる、超便利なデニムツナギ。児島ジーンズから登場!

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

国産デニムブランドとして、定番のビンテージシリーズからオリジナリティあふれる切り替えアイテムや有名ブランドとのコラボまで幅広いアイテムを展開する岡山の児島ジーンズ。最近では、新たな試みとして「ありそうでなかったデニムの物づくり」というコンセプトを打ち出したKGRという新レーベルを立ち上げて、エアロゲル搭載のライダースジャケットやハイカットデニムスニーカーなど他にはないプロダクトをリリースして話題を集めています。

そんな児島ジーンズのKGRシリーズから画期的な機能を搭載したツナギが登場! それが「KGR-101 ツナギ」です。

KGR-101 ツナギ
価格:1万9800円(税込)

KGR-101 ツナギはデニムを用いたツナギ。ツナギといえば、元々はワークウエアとして生まれたアイテムで、ジャケットとパンツを一体化させたウエアとしてよく知られています。工場や鉱山、農業、林業など、多くの労働者は古くからこのスタイルのワークウエアを愛用してきました。

もちろんワークウエアにはワークパンツやワークジャケットなどもありますが、労働環境によってはジャケットやシャツの裾、パンツの腰回りから異物(火花や油、粉塵、砂など)の混入する可能性があり、さらにはベルトが対象物や周囲の異物などに引っかかってしまうという危険性もあります。そうしたリスクを減らすために生まれたのがツナギなのです。いまでも自動車のメカニックや多種多様な工場での作業着としてツナギが使用されていることはみなさんもご存知の通り。

とはいえ、「デニムのツナギなんて別に珍しくないのでは?」と思う方も多いでしょう。でも、児島ジーンズのKGRレーベルから登場するツナギはちょっと違うのです。

腰回りが全開になる作りが便利!

元々は働く人たちのために生まれたツナギ。いつしかファッションアイテムとしてもメジャーになりましたが、いざ普段使いしようと思うと、特にお手洗いへ行く際にかなり不便だったりします。というのも、上半身と下半身が一体化しているがゆえ、普通のツナギでは上半身部分を完全に脱いでからヒップ周辺を露出させるしかなく、お手洗いの際は脱いだ上半身部分をくるくると丸めたりする必要があります。(筆者も以前バイクメンテナンス用にツナギを愛用していましたが、一番不便だったのが、おトイレ問題でした……)

しかしKGR-101 ツナギでは「GRACE BACK®(グレースバック)」と呼ばれる独特の機構を採用。ウエスト周りに配置したファスナーひとつでヒップ周辺が開くつくりになっているのです!

このGRACE BACK®はエスケー・プロダクツ株式会社が開発した独自機構でこの名称は同社の登録商標です。これまでのツナギやサロペットなどのワークウエアで誰もが不便に感じていた点をシンプルに解決するソリューションとして、GRACE BACK®の採用はさまざまなブランドで進んでいます。

使い方は超シンプル。下の写真のように、左右のフロントポケット内に配置されたファスナーをウエスト周りに沿ってぐるっと開けるだけ! 全開にしても、上半身と下半身の部分はフロントの股やファスナー周辺で繋がったままなので完全に分離することもありません。

下の写真ではGRACE BACK®の仕組みがよく分かります。ツナギのおへそから股にかけての部分は生地でつながっていますが、フロントの左右ポケットから後ろはウエストに沿ってファスナーを配置。こうすることで、上下を分割せずにヒップ部分だけを開くことができます。

下の写真が実際にGRACE BACK®を使用してヒップ周辺を開いて座った様子。これなら普段使いでもまったく不便はありませんね。また、夏場など熱気が衣類にこもりやすい季節では、ファスナーをちょい開けしてベンチレーション代わりにするのも良さそう!

ファスナー部分はワークウエアならではの作り込み

ファスナー部分はレールの両側からデニム生地を伸ばして、ファスナー自体が露出しないつくり。ワークウエアの場合、金属製のボタンやリベット、ファスナーなどが作業する際に周辺に接触して傷をつけたり、熱や電気と触れないように配慮されています。

児島ジーンズのKGR-101 ツナギはファッションアイテムですが、ワークウエアとしてのディテールはしっかり盛り込まれています。こうした配慮によってバイクに乗る際はもちろん、メンテナンスをする際にも車体を傷つけない、というわけです。リアルワークにも使えるクオリティ、それが児島ジーンズのツナギなのです。

こちらはフロントのファスナー。首元から股下まで長いファスナーはフラップ付きでファスナー本体が露出しないつくり。ウエストには引き手を設けて開閉時にも使いやすく。

ワークウエアとしてもしっかり作られているツナギ。両胸には使いやすいポケットを、そして左腕には小型ポケットを装備しています。

両腕の袖口はマジックテープを採用しています。通常のデニムアイテムなら銅ボタンを使用する部分ですが、ワークウエアとしてはこれが正解。この作りなら実際のメンテナンスにも充分使えますね。左の太ももにはハンマーループも装備しているので、休日の大工仕事にも重宝しそう!

カラーはインディゴ、ヒッコリー、インディゴ&ヒッコリーの3種類

KGR-101 ツナギではインディゴ、ヒッコリー、インディゴ&ヒッコリーの3種類を用意しています。

ツナギといえば単色!というイメージがあるなか、上半身と下半身で素材を切り替えるインディゴ&ヒッコリーは斬新。GRACE BACK®の採用と合わせて、まさに「ありそうでなかったデニムの物づくり」をコンセプトに掲げるKGRレーベルらしいアイテムと言えるのではないでしょうか。

今回ご紹介したKGR-101 ツナギは、クラウドファウンディングサイト「マクアケ」で先行販売とのこと。お見逃しなく!

(編集協力:株式会社フック)

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