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バイク用のジャケットやパンツ、バッグなどさまざまな用品をリリースしているフラッグシップから、新システムを採用したライディンググローブが登場。良好なフィット感を保ちつつ、高い安全性と通気性を実現する新作のライディンググローブを紹介しよう!
REPORT:横田和彦/PHOTO:関野 温、横田和彦
elfブランドの用品をリリースするフラッグシップ
バイク用品の量販店に行くと、ジャケットやグローブ、シューズなどで目にするelf(エルフ)。フランスのオイルメーカーで、そのロゴマークはF1やMotoGPなどモータースポーツの世界でもお馴染みだ。
そのelfのロゴが入った製品を生産しているメーカーがフラッグシップだ。同時にフラッグシップの名前でもジャケットやグローブなどの製品展開をしているので、見たことがあるという人も多いだろう。
フラッグシップは機能・素材などにこだわり、長年に渡って積み重ねてきたノウハウをフィードバックさせた優れた製品を数多くリリースしてきているので、覚えておいて欲しいブランドだ。
そのフラッグシップから、2025年に発売されるという夏向けライディンググローブのサンプルが届いた。新しい特許技術を採用したというサマーグローブなのだが、その効果に驚いたので紹介していきたい。
新技術で良好なフィット感と動きやすさ、安全・快適性を実現!
フラッグシップから届いたのは2種類。カーボンプロテクターを採用したフラッグシップブランドのグローブ【FG-S617】と、プロテクター部も合皮でカバーされたelfブランドのグローブ【EG-S527】だ。
どちらも軽量なのだが、最初にはめてみて驚いたのは初期なじみのよさ。ストレッチ性が高い素材を使っているので、ぴったりフィットしながら窮屈さを感じない。アクセル操作もしやすく、ブレーキレバーに指を伸ばすなどの動きもストレスなく行える。
実に使いやすい。初めてはめたグローブなのに、長年使ってきたかのように馴染む。
でも昨年までのライディンググローブもそれなりに動きは良かった印象がある。今年モデルはどこが進化しているのだろうか。
手の甲にあるプロテクター部に特許技術を採用!
新作のグローブと一緒に送られてきた昨年モデルのグローブを交互にはめて、握って・開いてを繰り返してみた。すると握ったときに差がある! 昨年モデルだと手の甲のプロテクター部分がわずかに引っ張られてナックル(拳骨)の部分がきゅうくつになるのだが、新作にはそれがない。
それが特許技術を用いた新システムだ。昨年モデルまではナックルプロテクターの指側をすべて縫いあわせていたのだが、今年のモデルは指の部分だけを縫う方式に変更している。
それによってナックルプロテクターが引っ張られにくくなり良好なフィット感が得られるのだ。
また取り付け位置の自由度も広がったそうで、ナックルプロテクターがより確実に拳骨部をカバーする位置に来るようになった。
さらに指の間から走行風が抜けるようになるなど、通気性もアップ。フローティング化したナックルプロテクターの下もメッシュ素材を採用したため、熱や湿気がこもらず快適な使用感を実現している。
新技術によってより動きやすく、より安全になり、快適性も高まっているのだ。
ライディンググローブとしての基本性能もシッカリ押さえている
フラッグシップのライディンググローブは3D立体裁断なのに加え、要所にストレッチ素材を使っているので動きを妨げない。最近のバイクは電子制御システムのコントロールなど、スイッチボックスの操作が複雑になっているので、指先が動かしやすいというのはありがたい。
モデルによっては手首の部分にもストレッチ素材を使っているので、優しく固定することができる。
手のひら部分には滑りにくい素材を採用。確実なグリップ操作を可能としている。
指先には導電生地を採用しているので、スマホの操作もできる。
導電生地は人差し指と親指に採用されているので、タップだけじゃなくピンチ操作もできるのが嬉しい。
豊富なカラーバリエーション
カラーはシンプルなモノトーンのものから青や赤などの差し色が入ったものまで揃っている。これだけ揃っていれば自分の車両やウェアとのコーディネートもしやすい。
フラッグシップの最新グローブは第52回 東京モーターサイクルショーで、そのほかの新作と一緒に展示されるという。ぜひ会場で新作ライディンググローブのフィット性の高さを体感してもらいたい。