【brand pickup】
バイクのパーツには一部の車種を除き、チェーンとスプロケットが必要となる。どちらもバイクを走らせるためには重要なパーツであり、走行距離が増えれば当然ながらメンテナンスや交換が必要となるパーツだ。
では一体どのような状況になればメンテナンスや交換をしなければいけないのか?この時期に冬眠させているバイクの多い今だからこそ、あらためて検証していきたい。
①なぜチェーン、スプロケットは汚れるのか
日頃から整備に無頓着なライダーでも、さすがにチェーンに油分は必要だろうと考えるライダーは多いようで、チェーンオイルだけは定期的に吹いていることが多い。その為、チェーンはいつも油まみれで、路面の砂やゴミを巻き上げ、それが付着して駆動する、さらにその上にチェーンオイルを拭く事で、汚れが上乗せされ、その状態で駆動する事で汚れが蓄積し、簡単な清掃では手に負えない程汚れてしまう。ある意味チェーン、スプロケットの宿命でもある。
コレを掃除するのはかなり面倒で大変。手や服もかなり汚れるので本当はやりたくないというのが本音ではないだろうか。それならいっそのこと注油しなければどうなるのだろうか。
②シールチェーンの構造とは
モーターサイクル用チェーンの中でも一般的なのがシールチェーン。このシールチェーンと呼ばれるチェーンのプレートのすき間には“黒くて小さいリング状のゴム「シールリング」が必ずいる。それ自体に油が浸み込んでいてチェーンの滑からな動きを保っていると思っている人もいるが、実際、シールリングはその内側にあるブッシュとピンのわずかな隙間に封入されているグリスが外にでないようにフタ(シール)をしているもの。
封入されているグリスのおかげでブッシュとピンの摩耗が抑えられ、チェーンの耐久性をあげている。
③シールチェーンなら注油なしでOK?
シールチェーンに使用されている「シールリング」はゴムでできている為、人間の肌同様、乾燥するとヒビが入ったりしてやがて切れてしまうことがある。そうならない様に定期的に潤いを与える必要がある。その潤いを与えるのがチェーンオイルの役目だ。そうすることで封入されているグリスが外に漏れず、チェーンの屈曲運動も滑らかになり、結果チェーンの耐久性を維持することができる。
また走行する事で巻き上げられたゴミやチリ、砂や石などでシールが傷つく事がある。コレを出来るだけ防ぐ為に定期的なチェーン清掃も欠かせない。そしてスプロケットとローラーは駆動する事で金属同士が摩擦しているので、ローラー部分への注油も欠かせない。
つまりチェーンへの注油は欠かせないのだ。
④走行時のチェーンはすごいことになっていた!
画像は試験機による温度解析(設定データ:400cc/520チェーン/3速全開加速中)だが、すでにチェーンの温度は80℃に達している。もはやフライパンの油状態となったチェーンオイルはチェーンのバタつきで飛び散り、ホイールやスイングアームにまで飛び散っていく。そして油分の潤滑性が足りないと100℃を超えてさらに上昇を続け、シールリングをも破壊してしまうのだ。
⑤チェーンのたるみはどうか? まっすぐになっているか?
チェーンの耐久性に影響を与えるのは注油だけではない。チェーンの張り具合やアライメントも同様で、これらが適切でないとチェーンだけでなくスプロケットの耐久性も著しく縮めてしまう。
あなたの愛車のチェーンはどんな状態だろうか。錆びがでていたりシールリングが切れてなくなっていたりしないだろうか。また押し歩きの時に異音がでていないだろうか。改めてチェックしていただければと思う。
⑥チェーン注油をする時のポイントとは
これでチェーンメンテナンスの重要さはわかっていただけたかと思うが、とは言ってもたるみやアライメントの調整を自分でやるのはなかなか難しい。そのあたりはしっかりとした技術をもつショップに頼む方が安心だ。
せめてチェーンに注油した時は、面倒な作業ではあるが飛び散りが少なくなるように余分な油分は拭き取ることである程度防ぐことができる。
⑦メンテナンスが苦手な人はいっそ交換してみよう
洗車はするが、スプロケ、チェーンには触りたくないという人はエンジンオイルやタイヤのように定期的に新品と交換するのが簡単だし便利だ。だけど今まではチェーンとスプロケットは別々に探さなければならなかったので適合や相性に不安があったり、また気軽に交換できるような価格でもなかった。
今回、そんな悩めるライダー向けに「もっと手軽にまるごと交換しませんか」というコンセプトの前後スプロケ&チェーンの3点セットがサンスターから発売された。
⑧サンスターがリリースしている「チェーン&スプロケ3点セット」がオススメの理由
「サンスター」からリリースされている、チェーンと前後スプロケットの3点セットをオススメする理由は以下のものを見れば一目瞭然だ。
①チェーンカット済み、純正歯数、適合で迷わない「完全ボルトオンセット」
②耐久性重視の「ラージプレートとラウンドヘッドピン」
③高温下でもシール機能に優れた「アメーバリング」
④流通の簡素化と生産の合理化により実現させた「安心価格」
⑤同一メーカーなのでスプロケットとの「噛み合い相性」がいい
<価格例(税込)>
・REBEL250:25,850円(ゴールドチェーン・アルミリアスプロケット)
・ZEPHYR400X:17,050円(スタンダードチェーン・スチールリアスプロケット)
・Ninja400:24,750円(シルバーチェーン・アルミリアスプロケット)
・MT-09:30,250円(ゴールドチェーン・アルミリアスプロケット)・
・GSX-R1000R:20,900円(スタンダードチェーン・スチールリアスプロケット)
・CB1300SF:39,600円(シルバーチェーン・アルミリアスプロケット)
もし愛車のチェーン&スプロケットの交換を考えているのであれば、安心品質で納得価格のサンスターの「チェーン&前後スプロケット3点セット」を選んでおけば間違いないだろう。愛車の適合が分からない場合はサンスターのWEBサイトから一発検索できるので、ぜひチェックしたもらいたい。