サーキットやスクリーンで輝きを放ってきたBATES
かのエディ・ローソンやフレディ・スペンサーなど名ライダー達がしのぎを削っていた80年代AMAスーパーバイクレースシーンにおいて、最先端のレーシングブランドと言えば「BATES」だった。
鮮烈な色使いのレーシングウェアに身を包んだライダー達がサーキットを駆ける姿に魅せられた熱狂的ファンは非常に多く、昨今の旧車ブームの一端を担っていることは間違いない。
また、「BATES」のレザージャケットはミッキー・ロークやアーノルド・シュワルツェネッガーなど、多くのスターたちがスクリーンの中で着用したことでも知られている。
つまり、BATESはバイク×アメリカ×ファッションのカルチャーを象徴するアイコン的ブランドなのだ。
そんな「BATES」のスピリッツを継承し、機能とファッション性を進化させた秋冬向けNEWアイテムが登場した。いずれも往年のイメージを残しつつ、安全性と機能性に溢れたディティールが実に魅力的だ。
アクティブな走りに応える高機能ロングシーズンジャケット「BJ-NA2151SPL」
ショート丈でタイトなシルエットがスポーティな印象の「BJ-NA2151SPL」は、着脱式インナーとネックウォーマーを装備し、シーズン通して着られるような機能性が特徴だ。
胸には大胆に「BATES」の刺繍ロゴが入る。肩に入ったパッドがデザインアクセントにもなっている。
背中にも大きく刺繍が入る。背面は丈が長めに取られている。
ファスナーを開くとキルティングのインナーが現れる。
インナーはしっかり中綿が入っており保温性が高い。着脱式なのでロングシーズン着用できる。
襟元には着脱式のネックウォーマーを装備。首元からの冷気をシャットアウトする。ジャケットの襟周りはネオプレーン素材で肌触りもソフト。
ジャケット裏地はメッシュ素材(COOL-TEX)となっており、初夏や気温が高い秋の日の快適性を確保する。
さらに暑さに対応するためジャケット内の熱気を放出するベンチレーションを背中に備える。
4点プロテクターを標準装備
安全性にも死角は無い。肩、肘、背中、胸にソフトパッドを標準装備する。
別売りのCE規格パッドと標準パッドを交換することで更に護りを固めることができる。
袖は走行風でバタつかないようにフィッティングをタイトに調整できる。袖口にはインナーカフを装備し、冷気の侵入を防ぐ。
しっかりした厚手のナイロン素材を採用するが腰と肘の部分のシャーリングで動きやすさを確保。シルバーのパイピングは反射素材なので夜間の被視認性を向上させている。
アクティブなライディングにしっかり対応
実際に着用するとレザージャケットの様なタイトな印象がある。
ジッパーを締めていくと同時に体にフィットしていき、心がバイクに乗る時の期待と緊張に包まれるようだ。
とはいえレザージャケットよりは、軽さも着心地も格段に良好である。ライディングフォームを取ればすぐにライダーに最適な立体裁断となっていることに気づくことができるはずだ。
腕を自然に前へ伸ばすことができて、前傾姿勢も取りやすい。そのまま動くのも苦にならないのでスポーツ走行への対応も良さそうだ。
タイトなシルエットであることはもちろん、袖やウエストの調整でさらに体にフィットさせることができるので、長時間高速道路を走るような時でも疲労は少なそうだ。
カラーバリエーション
カラーはメインで紹介しているIVORY以外に3色をラインナップ。
BATES BJ-NA2151SPL Nylon Jackets
価格 | 39,380円(税込) |
サイズ | M,L,XL,XXL |
カラーバリエーション | BLACK,IVORY,SAND,RED |
アウトドアやタウンウェアとしても最適な「SA-N2155」は新素材採用で軽く暖か
軽く保温性抜群なダウンジャケットは冬場のマストアイテムである。しかし、プロテクターが無かったり、水濡れや手入れに気を遣う必要があるので、ライディングウェアとして最適とは言い難い。
BATESの最新ジャケット「SA-N2155」は、ダウン同等の保温性と軽さを持った新素材「ダウンクオリティ」を中綿として採用したバイクウェアだ。
しかし、デザインを見てわかるとおり、普段のタウンウェアやキャンプなどのアウトドアウェアとしても着回しできる汎用性の高さが特徴となっている。
街で着ることも想定したシックなデザインで、いろいろなスタイルに合わせやすい。
背中もグラフィックや刺繍を抑えたデザインとなる。右腰部分にワンポイントの刺繍が入る。
SA-N2155は「BATES」の中でも「Street Avenger」と呼ばれる、タウンウェアとして着回すことを想定したブランドラインに属している。
裏地はサテン素材で滑りがよく脱ぎ着がしやすい。
貴重品の収納に便利な内ポケットを備える。
寒いときや悪天候下で便利なフードを採用。走行時にバタつかないように、ボタンで固定できる。バイクウェアとして細やかな造り込みが行われる。
袖には「BATES」の刺繍が入る。ニット素材の袖口はしっかりした厚みを確保しつつも手首の感触はソフトで着心地が良い。
長めの本革製ファスナーフラップでグローブをした手でも上げ下げしやすい。
両肩に入った「BATES」のワッペンがデザインアクセントになっている。
柔らかで弾力も豊かな「DOWN quality」の中綿。言われなければダウンとの違いが分からない風合いだ。
バイクウェアとしての安全性もしっかり確保
背中、肩、肘にソフトパッドを標準装備する。
さらに別売のCEパッドを肩、肘、胸に入れることで、いざという時の防御性を向上させることができる。
軽くソフトな着心地は非常に魅力的だ
ダウンジャケットのような軽く動きやすいフィーリングは、バイク以外で着るときも大きな魅力である。
確かにプロテクターの存在を感じるが、ソフトパッドであれば違和感はほぼ無いので、そのままタウンウェアとして気兼ねなく着ることができる。
保温性も上々で、バイクだけでなくアウトドアシーンでも活躍してくれそうだ。
シルエット的にも中綿のボリュームが過剰な感じはしないので、ややぽっちゃり体型もカバーしてくれるだろう。
ツーリング先で気兼ねなく街歩きもできるし、街乗りにも便利。さらに目的地でリラックスしてすごしたいキャンプツーリング時など、とにかく1着あれば幅広く着回せる点が実に魅力的である。
カラーバリエーション
メインで紹介しているMOSS GREEN以外3色のラインナップとなる。
BATES SA-N2155 Nylon Parka
価格 | 28,380円(税込) |
サイズ | M,L,XL,XXL |
カラーバリエーション | MOSS GREEN,BLACK,CARROT ORENGE,GOOSE GRAY |
STRUT(BATES)のウェブサイトはこちら