DUNLOPが、ビッグスクーター向けプレミアムタイヤ「SCOOTSMART2(スクートスマートツー)」を3月1日(火)に発売する。
同社としては初めてのシリカコンパウンドを採用したスクーター用タイヤで、従来のSCOOTSMARTに比べてウェット時のブレーキ制動距離は10%手前での停止が可能となり、タイヤライフは20%向上。より安心感あるロングライフを実現している。
サイズラインナップは、フロント用に9サイズ、リア用には5サイズが設定される。自身の愛車に履けるか見てみよう。
ビッグスクーター向けプレミアムタイヤDUNLOP「SCOOTSMART2」を新発売
住友ゴム工業株式会社が、ビッグスクーター向けプレミアムタイヤDUNLOP(ダンロップ)「SCOOTSMART2(スクートスマートツー)」を3月1日から発売する。発売サイズはフロント9サイズ、リア5サイズで、価格はオープン価格となっている。
「SCOOTSMART2」は、雨の日でも安心して走行できるよう、グリップ性能と乗り心地を追求したスクーター用タイヤだ。スクーター用タイヤは、天候に関わらず、通勤、通学、買い物、ツーリングまでさまざまな用途で使用できる。毎日が楽しく、安心して走行できるタイヤを目指し、新パターンやシリカコンパウンドなどを採用することで、従来品(※)からウエット性能、ライフ性能、乗り心地性能が向上している。
※SCOOTSMART
ウエット性能を向上させながらロングライフを実現
新パターンの採用
摩耗シミュレーションによってグルーブの配置を最適化することで、ロングライフを実現している。フロントではセンターからショルダーまで貫く太くて長いロングラテラルグルーブとセンターグルーブを設け、効率的に排水することでウエット性能を向上している。また、フレックスサイプを配置することでトレッド剛性を最適化し、旋回時の接地感を向上させた。
シリカコンパウンドの採用
同社で初めて、スクーター用タイヤにシリカコンパウンドを採用。微粒子シリカ配合により細かい路面の凹凸に追従することで、ウエットブレーキ性能を向上している。また、ロングライフの実現にも寄与する。
ツーリングでも疲れにくいハンドリングを実現
トレッド断面の曲率半径が均一なシングルRプロファイルを採用することで、車体のバンク角が変化しても接地面の形状変化を抑制し、スムーズな旋回特性を実現。リアでは前後のロールバランスを最適化することで、素直なハンドリングを実現している。
快適な乗り心地を実現
トレッドよりもやわらかいサイドウォール専用コンパウンドを採用することで、サイド部のたわみを最適化し、特に旋回時の乗り心地を向上させている。また、強くてしなやかなポリエステルカーカスを採用することで、スムーズなハンドリングを実現する。
また、これらの技術採用によって、より少ない力でタイヤ交換の作業が可能になり、従来品より作業性も向上している。同社グループのパーパスである「未来をひらくイノベーションで最高の安心とヨロコビをつくる。」の基、製品を使用するユーザーだけでなく、タイヤ交換作業を行う販売店の人にも喜びを提供できるタイヤを目指した。
発売サイズ
フロント
- 120/70-12 51L
- 110/90-12 64L
- 110/70-13M/C 48P
- 120/70-13M/C 53P
- 110/90-13M/C 55P
- 100/80-14M/C 48P
- 110/80-14M/C 53S
- 120/70-15M/C 56S
- 120/70-15M/C 56P
リア
- 130/70-12 62L ☆
- 130/70-13M/C 63P ☆
- 140/70-13M/C 61P
- 120/70-14M/C 61P ☆
- 140/70-14M/C 62P
※☆=REINFORCED(負荷能力強化タイプ)
リリース提供元:住友ゴム工業株式会社