ヤマハ発動機株式会社は、インド市場向けに電動スクーターの新製品2モデル「AEROX E」と「EC-06」を発表した。
自社開発によるスポーツタイプの「AEROX E」は、既存の「AEROX 155」のプレミアム性と走行性能を継承し、電動化を実現。一方、現地企業River社との協業により開発された「EC-06」は、スタイリッシュかつ実用的なデザインが特徴である。両モデルは、2050年カーボンニュートラル達成を見据えた環境戦略の一環となる。
インド向け電動スクーターの新製品2モデルについて~自社開発モデルおよびRiver社協業モデルによる環境目標達成に向けた取り組み~
ヤマハ発動機株式会社は、自社開発の電動スポーツスクーター「AEROX E(アエロックス イー)」と、River Mobility Private Limited(本社:インド カルナータカ、CEO:Aravind Mani、以下River社)との協業による電動スクーター「EC-06(イーシー ゼロシックス)」の2モデルを、2025年11月にインドで発表しました。
電動スポーツスクーター「AEROX E」は、中期経営計画で掲げるアセアン、新興国でのプレミアム戦略に沿った高付加価値モデルのひとつです。すでにインド市場で好評のガソリンエンジンモデル「AEROX 155」が持つ、ヤマハらしいスポーティな走行フィーリングとデザインを、電動モデルで実現しました。これにより、当社はEV領域においても、インド市場でのプレミアムイメージの構築を狙います。生産はIndia Yamaha Motor Pvt. Ltd.(インド)で行います。
電動スクーター「EC-06」は、River社の市販車をベースにより広い顧客層に向けて開発したモデルでアクティブな日常をStylish&Coolに乗りこなせそうなデザインが特徴です。生産はRiver社で行います。
当社は、2024年1月にRiver社に出資し、インド市場におけるEVビジネスの協業に向けた検討を同社と進めてきました。「EC-06」は、これに基づく初めての製品となります。
また当社は、全社環境目標として、2050年までに、スコープ3.*のカテゴリー11「製品使用による排出量」におけるカーボンニュートラルを、マルチパスウェイの方針で削減することを掲げています。インド市場への「AEROX E」「EC-06」投入は、この全社環境目標達成に向けた取り組みのひとつです。
※事業所や工場、エネルギー購入を含む企業活動における排出(スコープ1.2.)以外での、製品使用や原材料調達を含むその他の排出


リリース提供元:ヤマハ発動機株式会社








