ロイヤルエンフィールドが新たに市場に投入する「GOAN CLASSIC 350（ゴアン・クラシック・サンゴーマル）」を発売した。この新型バイクは、古き良きクラシックの趣と現代のストリートカルチャーが融合した独創的な個性を放ち、ライダーの日常に新たな冒険の風を吹き込むこととなるに違いない。
ロイヤルエンフィールドが提案する「Pure Motorcycling」の世界
ロイヤルエンフィールドは、1901年創業という120年以上の歴史を持つ老舗モーターサイクルブランドです。英国で誕生し、その後インドに製造拠点を移して以来、ミッドサイズ（250cc〜750cc）モーターサイクルセグメントにおいて、世界を牽引するグローバルリーダーとしての地位を確立しています。彼らの根底にある哲学は「Pure Motorcycling（ピュア・モーターサイクリング）」です。これは、流行に流されることなく、バイク本来の「美しさ、シンプルさ、親しみやすさ、そしてライディングする楽しさ」を追求する姿勢を意味します。
GOAN CLASSIC 350にも、この哲学が色濃く反映されており、単なる移動手段ではなく、ライダーの人生を豊かにする相棒、共に冒険を分かち合う存在となることでしょう。詳細なラインナップやイベント情報は、公式ウェブサイトにて確認できます。
https://www.royalenfield.co.jp/
GOAN CLASSIC 350の独創的なボバーデザインとディテール
GOAN CLASSIC 350の「GOAN」という名称は、インドの避暑地ゴアに由来しています。1970〜80年代、ゴアはヒッピーカルチャーの中心地として、自由と冒険を求める旅人たちの楽園でした。このモーターサイクルは、そんなゴアの自由奔放な文化と価値観、そしてカスタムバイクのスタイルである「Bobber（ボバー）」を融合させた、まさに「走るアート」と呼ぶにふさわしい一台です。細部にわたるこだわりが、その個性を際立たせています。
まず目を引くのは、レトロな雰囲気を醸し出すホワイトウォール・タイヤです。クラシックとモダンの融合を象徴するこのデザインは、懐かしさを感じさせながらも決して古臭さを与えません。ミニエイプ・ハンドルは、ボバーらしいカスタム感を演出しつつ、ゴアの人々の気楽な性格を表す「Susegad（セスガド）」の精神を体現する、ゆったりとしたライディングポジションを可能にします。
人間工学に基づいて設計された低いフローティング・シートは、長距離走行でも疲れにくい快適性を追求しました。さらに、ボルトオンで簡単に取り外し可能なリアシートが付属するため、ソロツーリングからタンデムでの旅まで、気分に合わせてスタイルを選べます。短くカットされたフェンダーと相まって、力強くシンプルなリア周りは、街中でもひときわ目を引く個性的なビューを演出します。
また、ヘッドライト、テールライト、ターンシグナル、そしてヘッドライト上のパイロットランプ「タイガーアイ」に至るまで、すべての灯火類がLED化されており、クラシックな外観の中に現代の技術が息づいている点も特筆すべきでしょう。
信頼のJシリーズエンジンと快適な足回り
モーターサイクル選びにおいて、デザインは重要ですが、やはり走りの質は欠かせません。GOAN CLASSIC 350の心臓部には、ロイヤルエンフィールドの350ccモデルで高い評価を得ている「Jシリーズエンジン」が搭載されています。排気量349ccの空冷単気筒SOHCエンジンは、熟成された実績を持つユニットであり、最高出力14.9kW（20.2PS）@6,100rpm、最大トルク27Nm@4,000rpmを発揮します。数値以上に、ロイヤルエンフィールドが重視する「フィーリング」がこのエンジンの真骨頂であり、街中のストップ＆ゴーからワインディング、そして海沿いのゆったりとしたクルージングまで、力強くスムーズな加速がライダーをサポートします。単気筒ならではの心地よい鼓動感は五感を刺激し、走る楽しさを増幅させるでしょう。
足回りにも抜かりはありません。ツインダウンチューブ・スパインフレームを基盤に、インナーチューブ径41mmの正立式フロントフォークとツインリアショックを装備。フロント19インチ、リア16インチのチューブレス・スポークホイールとの組み合わせにより、安定感と快適な乗り心地を実現しています。安全性にも配慮し、デュアルチャンネルABSが標準で装備されています。
旅を豊かにする先進機能
GOAN CLASSIC 350は、そのクラシックな見た目とは裏腹に、現代のライダーが求める利便性の高い先進機能もしっかりと備えています。旅をより快適でスマートなものにするための工夫が凝らされているのです。
特筆すべきは、スマートフォンアプリと連携するトリッパーナビゲーションシステムです。レトロスタイルのスピードメーター中央にあるデジタルディスプレイに、目的地までの方向と距離が表示されます。これは、昔の探検家が地図を頼りに旅をしたように、現代のテクノロジーで迷うことなく冒険を楽しめる、まさに理想的な機能といえるでしょう。また、左グリップ周りにはUSBタイプC充電ポートが標準装備されているため、長距離ツーリング中でもスマートフォンや他のデバイスのバッテリー切れを心配することなく、安心してライディングに集中できます。さらに、アルミキャスティングで成形されたメッキ仕上げのスイッチボックスには、オリジナルデザインの回転式スイッチキューブがセットされており、操作性だけでなく、コックピット周りのデザイン性も高められています。
個性を際立たせる4つのカラーバリエーション
ゴアの自由な文化からインスピレーションを得たGOAN CLASSIC 350は、カラーリングにおいてもその個性を強く主張しています。どのカラーも魅力的であり、ライダーのライフスタイルや好みに合わせて選ぶ楽しみを提供します。
- Shack Black (シャック・ブラック) : マットとグロスのコントラストが絶妙な、大胆かつダークなグラフィックが特徴です。シックでありながらも力強い印象を与え、都会のストリートに映えるでしょう。
- Rave Red (レイブ・レッド) : ネオレトロな雰囲気を醸し出すメタリックレッドとブラックのトーンの組み合わせです。情熱的でありながらも、どこか懐かしさを感じさせるカラーリングが特徴です。
- Purple Haze (パープル・ヘイズ) : 印象的なパープルとブラックの組み合わせが、夜のゴアのビーチに広がる幻想的な光景を思わせます。個性を強く打ち出したいライダーに適したカラーです。
- Trip Teal (トリップ・ティール) : ユニークな曼荼羅のグラフィックからインスピレーションを得た、オレンジとティール（鴨の羽色）の新鮮で対照的な色合いです。まさに旅への誘いを感じさせる、冒険心溢れるカラーリングです。
価格と購入メリット：手の届く「非日常」を手に入れる
GOAN CLASSIC 350のメーカー希望小売価格（税込）は以下の通りです。
| モデル名 | カラー | 価格（税込） |
|---|---|---|
| GOAN CLASSIC 350 Base | Shack Black | ¥749,100 |
| GOAN CLASSIC 350 Base | Purple Haze | ¥749,100 |
| GOAN CLASSIC 350 Top | Rave Red | ¥755,700 |
| GOAN CLASSIC 350 Top | Trip Teal | ¥755,700 |
この価格帯で、これほど個性的で、かつ充実した機能を備えたミッドサイズモーターサイクルが手に入ることは、非常に高いコストパフォーマンスであると評価できます。ロイヤルエンフィールドのバイクは、その唯一無二のデザインと、長年にわたり培われた「Pure Motorcycling」の哲学が凝縮されています。単なる移動手段としてではなく、ライフスタイルの一部として長く愛せる一台となるでしょう。さらに、購入後も安心できる3年間の無制限保証が付帯している点も、大きな購入メリットです。これにより、メンテナンス費用を心配することなく、心ゆくまでGOAN CLASSIC 350との旅を楽しめます。
GOAN CLASSIC 350の入手方法と販売店情報
この魅力的なGOAN CLASSIC 350は、2025年9月18日より、日本全国のロイヤルエンフィールド正規販売店にて受注が開始されます。実車を見て、その独創的なデザインや質感を直接確認したい方は、ぜひお近くの販売店へ足を運んでみてください。ロイヤルエンフィールドの専門スタッフが、製品に関する疑問に丁寧に応えてくれるでしょう。全国のROYAL ENFIELD正規販売店は、以下のリンクから検索できます。
ロイヤルエンフィールド正規販売店一覧
https://www.royalenfield.co.jp/dealers/
まとめ：GOAN CLASSIC 350で新たな旅へ
ロイヤルエンフィールドの新型「GOAN CLASSIC 350」は、単なる新しいモーターサイクルの発表に留まりません。それは、1970年代のゴアが放っていた自由と冒険の精神を現代に蘇らせ、ボバーカスタムの魅力を融合させた、まさに「走るアート作品」と呼べる存在です。日常の喧騒を忘れ、心地よい風とエンジンの鼓動を感じながら、自分だけの物語を紡ぎ出す。そんな「Pure Motorcycling」の喜びを、GOAN CLASSIC 350は提供してくれるでしょう。2025年9月18日の受注開始を心待ちにし、このバイクと共に新たな旅へと踏み出してみてはいかがでしょうか。
リリース提供元：ロイヤルエンフィールドジャパン
