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ホンダが新型電動バイク「WN7」発表 EV戦略が本格始動

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

本田技研工業株式会社は、欧州において初となる電動ネイキッドモーターサイクル「Honda WN7」を発表した。

同モデルは、ミラノショーで披露されたコンセプトモデルを基に開発され、固定式リチウムイオンバッテリーやCCS2急速充電規格を採用し、静かで力強い走りと130km超の航続性能を両立する。同社は、2040年代の二輪車カーボンニュートラル実現に向けた本格展開の象徴として、WN7を皮切りに電動二輪のラインアップを今後も拡充していく構えだ。

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新型電動モーターサイクル「Honda WN7」を欧州で発表

Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州ブラックネル 社長:奥田 克久)は、現地時間2025年9月16日(火)10:00に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

Hondaは、欧州において初の電動モーターサイクル「Honda WN7(ホンダ ダブリュー・エヌ・セブン)」(以下、WN7)を発表しました。

Hondaは、2050年にHondaの関わる全ての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラルを実現することを目指し、2040年代には全ての二輪製品でのカーボンニュートラルを実現することを目標にしています。この目標を達成するため、今後の環境戦略の主軸として二輪車の電動化に取り組んでいます。※1

2024年を電動二輪車のグローバル展開元年と位置付け、電動二輪市場への参入を本格化し、グローバルで電動ラインアップの拡充を進めています。今回発表したWN7は、Honda初の固定式バッテリーを採用したFUN領域向け電動ネイキッドモデルになります。

Hondaは、これからもより多くのお客様のご要望に対して、コミューターからFUNモデルまで電動二輪車のフルラインアップ化への取り組みを進め、電動二輪車の多彩なバリエーションを展開することで、多様化するお客様のニーズに応えていきます。

※1 2023年11月29日に開催した「2023 Honda電動二輪事業説明会」において公表

WN7

WN7は、EICMA 2024(ミラノショー)に出展した「EV Fun Concept(イーヴィー・ファン・コンセプト)」の量産モデルです。
モデル名のWN7は、Wが開発コンセプトの「Be the Wind(風になる)」から、Nが「Naked(ネイキッド)」、7は出力クラスの数字を示しています。

WN7は、Hondaの75年以上にわたる二輪車開発の経験や知見が注ぎ込まれ、ICE(内燃機関)車とは異なる静かでスムーズな乗り味に加え、操る楽しさと走る喜びを高次元で実現した電動モーターサイクルです。

Honda WN7概要

  • 130km以上の航続距離※2を想定
  • 固定式リチウムイオンバッテリーを採用
  • 充電器の規格にはCCS2※3を採用し、30分で20%から80%の急速充電が可能
  • 家庭用充電にも対応し、100%充電まで3時間※4以内で完了
  • EVならではのスリムで未来的なデザインを実現
  • 出力は600cc ICE車に、トルクは1000cc ICE車に匹敵する性能
  • 5インチTFTスクリーンはHonda RoadSync※5接続

※2 Honda調べ
※3 Combined Charging System Type 2の略称、電気自動車急速充電器用コネクターの仕様
※4 充電時間は、コンセント接続時の定められた試験条件のもとでの値です
※5 Honda RoadSyncのご利用には専用アプリのインストールが必要です

リリース提供元:本田技研工業株式会社

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