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ドゥカティ新型「モンスター」発表 俊敏×ハイテクな唯一無二のネイキッド

※記事内容は全て執筆時点の情報です。

ドゥカティジャパン株式会社は、「Ducati World Premiere 2026」にて、ネイキッドスポーツバイクの代名詞「モンスター」シリーズの第5世代モデルを発表した。

同新型モデルは、1992年の初代モデルの精神を受け継ぎつつ、新設計のV2エンジンや軽量モノコックフレーム、先進の電子制御を採用。走行性能と扱いやすさを高次元で融合させた。カラーはドゥカティ・レッドとアイスバーグ・ホワイトの2色展開で、国内では2026年4月発売予定である。興味のある方は公式サイトもチェックしてみてはいかがだろうか。

目次

2026 年モデル、ドゥカティ・モンスター:走りに必要なものはすべて備えた、唯一無二のデザイン

  • アイコニックで魅力的、かつハイテクで乗りやすいバイクを求めるライダーのためのネイキッドモデル
  • 1992 年の初代モデルに着想を得たコンパクトで力強いラインが、史上最軽量の 4 バルブ・モンスターを彩る
  • 新型ドゥカティ V2 エンジン(IVT タイミング搭載)は、優れたパフォーマンスと記録的なメンテナンス間隔(45,000km/28,000 マイル)を保証し、パワーと扱いやすさを両立
  • スポーティかつ直感的:モノコックフレーム、ショーワ製サスペンション、ブレンボ製ブレーキシステム、ライディングモードや 6 軸 IMU を備えた電子パッケージにより、俊敏で安全、そして楽しい走りを実現

ドゥカティ ワールドプレミア 2026 ― モンスター第 5 世代発表

ボルゴ・パニガーレを拠点とするドゥカティは、「Ducati World Premiere 2026」の新たな章として、モーターサイクル史に重要な一章を刻んできた「モンスター」の第 5 世代を発表しました。1992 年のケルンモーターショーでデビューしたモンスターは、ネイキッドスポーツバイクの概念を変え、まったく新しいセグメントを生み出しました。瞬く間に真のアイコンとなったモデルです。

2026 年モデルでは、新型 V2 エンジンをベースに、ドゥカティはこの唯一無二の物語に新たな章を書き加えます。第 5 世代モンスターは刷新され、さらに軽く、さらに本質的に、そしてさらに「モンスター」らしく進化しました。

初代モンスターは「余計なものはなく、必要なものすべてを」というシンプルかつ巧妙なコンセプトから誕生しました。スーパーバイク由来のシャシーとロードユースに最適なエンジンを組み合わせた 1992 年のモンスターは、キャラクターとパフォーマンスを兼ね備え、瞬く間に多くのライダーの心を掴みました。それ以来、モンスターは世界中に「モンスターリスティ」と呼ばれる愛好家コミュニティを生み出し、その精神と歴史を今も大切にしています。

30 年以上の進化の中で、モンスターはアイデンティティを失うことなく刷新を続けてきました。900、600、750 の 2 バルブエンジンから、近年のデスモクアトロやテスタストレッタに至るまで、各世代は技術的・スタイリスティックな革新をもたらしつつ、オリジナルの魂を守り続けています。

独自の個性

新型モンスターはゼロから再設計され、軽さとテクノロジーを融合させ、初代モンスターのスタイルを現代的に再解釈しました。よりスリムでスポーティ、コンパクトな新型モンスターは、タンクの「ショルダー」に縁取られたヘッドライト、ライダーとパッセンジャー用の一体型シート、短く軽量なテールといった、ネイキッドバイクの代名詞ともいえる特徴を蘇らせています。

「バイソンバック」タンクは、現行モンスターのスリムさを維持しつつ、モンスターらしい筋肉質な造形を復活させ、第 2 世代で導入されたフロントエアインテークを取り入れています。

ヘッドライトはフル LED で、ロボティックかつモダンなルックを持ち、ドゥカティレンジのスタイリスティック要素を想起させます。ダブル「C」形状はドゥカティのネイキッドバイクを結ぶ光学的シグネチャーであり、パニガーレ V4 のフロントを思わせる両サイドの「カット」によってさらに際立っています。

サイドパネルのカバーはシートとつながり、シートは従来より 5mm 低い 815mm で足付き性を改善。(日本仕様は 775㎜、ローシート -20mm、ローサスペンション・キット -20mm)。ラジエーターの熱気を外へ逃がすことで快適性も向上しています。カバー下部にはドゥカティ・シールドと、歴史あるボルゴ・パニガーレ工場の座標が刻まれています。

新型 V2 エンジン

新しい V2 ツインエンジンは、洗練された美しい外観と技術的選択によって、モンスターに最適なエンジンとなっています。ボルゴ・パニガーレのネイキッドバイクは常に V ツインを技術的・スタイリスティックな柱としてきました。

新型 V2 は従来のテスタストレッタ・エヴォルツィオーネより 5.9kg 軽量化され、IVT(インテーク可変バルブ・タイミング)機構により高性能を発揮。バルブクリアランス点検のメンテナンス間隔は 45,000km/28,000 マイルと、カテゴリーのベンチマークとなる低ランニングコストを実現しています。

IVT 可変タイミング機構により、低回転域での滑らかさ、中回転域での力強さ、高回転域でのパワーを兼ね備え(最高出力 111 馬力/9,000rpm)、4,000~10,000rpm の間で最大トルクの 80%以上を発揮します。伝統的なレスポンスの良さと高度な電子制御により、安全かつライダーに負担をかけない走りを提供します。

スポーティなシャシー

新型 V2 はシャシーのストレスメンバーとして機能。モノコックフレーム、パニガーレ V4 由来の両持ちスイングアーム、テクノポリマーとトレリスを組み合わせたリアサブフレームを採用。これにより前モデルよりさらに 4kg 軽量化され、装備重量(燃料を除く)175kg を達成。俊敏で扱いやすいバイクとなっています。

ショーワ製 43mm 倒立フォークとモノショックは、日常の快適性とスポーツ走行の両立を目指して専用セッティング。ブレンボ製ブレーキは 320mm ダブルディスク、M4.32 ラジアルキャリパーを採用し、柔らかな初期タッチと高い制動力を両立。ピレリ「ディアブロ・ロッソ IV」タイヤ(120/70 ・ 180/55)はロードユース最高峰のグリップと安全性を提供します。

シート高は 815mm(日本仕様は 775mm)、ハンドルは高く前方に配置され、スポーティな操作感と快適なポジションを両立。サイドパネルにはグリップ面があり、ブレーキング時のサポートとともに、下部にはドゥカティの紋章が誇らしく刻まれています。

ライディングモードと電子制御

新型モンスターは 4 種類のライディングモードを備え、ボタンひとつでキャラクターを変化させます。スポーツ志向のライダーは「スポーツ・ライディング・モード」で山道を楽しみ、DTC(トラクション・コントロール)、DWC(ウィリー・コントロール)、EBC(エンジン・ブレーキ・コントロール)、コーナリング ABS といった電子パッケージに守られます。街乗りや初心者には「ロード」「アーバン」モードが扱いやすさを提供します。

操作は新型ジョイスティックと 5 インチ TFT ディスプレイで直感的に行え、ドゥカティ・マルチメディア・システムやターン・バイ・ターン・ナビゲーションにも対応。昼夜モードや「インフォ・モード・ロード」「ロード・プロ」により、状況に応じて最適な情報を視認できます。

アクセサリー

モンスターはカスタマイズの自由度が高いモデルとして知られています。ドゥカティ・パフォーマンスは、カーボンパーツ、アルミ削り出しパーツ、アルカンターラ製スポーツシートなど、多彩なアクセサリーを用意。

スポーツ志向のライダーには、テルミニョーニと共同開発したチタンライナー&カーボンエンドキャップ付き公認サイレンサーも提供。重量を 0.2kg 軽減し、モンスターらしい迫力をさらに高めます。

カラーと発売時期

新型モンスターは 2026 年 2 月にヨーロッパのディーラーに到着し、その後順次展開されます。日本では 2026 年 4 月頃に発売予定。カラーは ドゥカティ・レッド と アイスバーグ・ホワイト の 2 種類、バージョンは Monster と Monster+ の 2 タイプが用意されます。Monster+ にはパッセンジャーシートカバーとカウルが付属します。

Monster

• カラー

  • ドゥカティ・レッド
  • アイスバーグ・ホワイト

• 標準仕様

  • ドゥカティ V2 エンジン:90° V2、890cc
  • 最高出力:111 ps(81.6 kW)@ 9,000 rpm
  • 最大トルク:91.1 Nm @ 7,250 RPM
  • 装備重量(燃料を除く):175 Kg(前モデルと比較して -4kg)
  • シート高:815mm(日本仕様は 775mm、ローシート -20mm、ローサスペンション・キット -20mm)
  • フレーム:アルミ製モノコック
  • 43 mm 径ショーワ製倒立フォーク
  • プリロードを調整可能なショーワ製モノショック
  • フロントブレーキ:320mm 径ダブルディスク、ブレンボ製 M4.32 キャリパー、ラジアルマウント PR 18/21 マスターシリンダー
  • リアブレーキ:245mm 径ディスク、2 ピストン・キャリパー
  • ピレリ製ディアブロ・ロッソ IV:フロント 120/70、リア 180/55 タイヤ
  • 先進の電子パッケージ – 6 軸慣性計測ユニット搭載(6D IMU)、コーナリング ABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ドゥカティ・ウィーリー・コントロール(DWC)、ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)2.0、エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)
  • 5 インチ TFT カラー・ディスプレイ、解像度 800×480 ピクセル、アスペクト比 16:9
  • 4 つのライディングモード(スポーツ、ロード、アーバン、ウェット)
  • フル LED ライティング・システム、デイタイム・ランニングライト(DRL)
  • クルーズ・コントロール、ドゥカティ・マルチメディア・システム(DMS)、ターン・バイ・ターン・ナビゲーション・システム

Monster+

• モンスター同様の仕様に下記が追加

  • カウル
  • パッセンジャーシートカバー

リリース提供元:ドゥカティジャパン株式会社

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