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【動画あり】ドゥカティが満を持して「デザートX」を発表!日本でも発売へ

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ドゥカティのホームページ、また公式Youtubeチャンネルにて、2週間に1度のペースで行われている「ドゥカティ・ワールド・プレミア2022」。その最終章であるエピソード6が2021年12月10日(金)、日本時間午前0時に公開された。

今回詳細が発表された『デザートX(DesertX)』は最先端のエレクトロニクス・システムが搭載された本格的なオフロード・バイクだ。ライダーをアシストする6つのライディングモード「 スポーツ、ツーリング、アーバン、ウェット、 エンデューロ、ラリー」を搭載し、あらゆる走行シーンを自信を持ってライディングできる。

日本での発売は夏頃の予定となっている。価格は193万9000円(税込み)だ。

目次

ドゥカティ・デザートX(DesertX)で最高にワイルドな旅の夢が実現:一切の制限なくアドベンチャーのスリルを高めるために誕生したモーターサイクル

  • 21インチのフロントホイールと18インチのリアホイール、長いサスペンション・トラベル、十分な最低地上高を組み合わせることにより、最も過酷なオフロードでも走行できるように設計
  • テスタストレッタ11°エンジンを搭載した新型デザートXは、優れたエルゴノミクス、高度なエアロダイナミクス、最新世代のテクノロジーにより、さまざまな旅の状況で、快適で扱いやすく、安全なライディングを実現
  • 新型ドゥカティ・デザートXは、ドゥカティ・ワールド・プレミア2022のエピソード6で世界初公開

デザートX(DesertX)

ドゥカティ・ワールド・プレミア2022のエピソード6で、新型デザートXが世界中のモータサーサイクル・ファンに向けて公開された。
新型デザートXは、ドゥカティ・モーターサイクルの境界を押し広げる本格的なオフロード・バイクだ。砂漠の砂丘、狭いオフロードの小道、砂利道、そして山岳地帯のワインディングロード。デザートXとなら、限界を超えた夢の旅に出かけることができる。

21インチのフロントホイールと18インチのリアホイールを組み合わせたデザートXは、最も過酷なオフロードでも走行できるように設計されている。ドゥカティが培ってきたノウハウを惜しみなく投入し、オフロード走行に焦点を当てて開発されたこのバイクは、優れたレスポンス、扱い易さにより、どのようなルートやアスファルトでも安心して走行することが可能だ。

デザートXプロジェクトは、2019年に同じ名称のコンセプトバイクをドゥカティが発表したときから始まった。このコンセプトバイクは、世界中のモーターサイクル・ファンに大きな反響を呼び起こした。ドゥカティは、このようなファンの声に応えるため、このコンセプトバイクをヒントに、機能的で優れた性能を備えた軽快な量産モーターサイクルを開発するという決定を下した。

デザートXは、バイクの本質とオフロード走行で必要な堅牢性に焦点を当てて、ドゥカティ・スタイル・センターによってデザインされた。そのスタイルは、80年代のエンデューロ・バイクを現代的に解釈したものだ。
このモーターサイクルのデザインは、3つの要素から構成されている。それらの要素とは、燃料タンクとサイドシールドを含むボリューム感溢れるフロントエリア、シート、そしてバイクの個性をさらに強調する独特のダブルヘッドライトを備えたウィンドシールドだ。このシンプルな構成は、各エリア間でブラックとホワイトのカラーを交互に配することで強調される。ライダーと接触する表面は広く、互いに滑らかにつながっているため、動きやすく、オフロード走行をより適切にサポートする。

新型ドゥカティ・デザートXのシャシは、新しいスチール製トレリスフレームで構成されている。このモデル専用に設定されたロングトラベル・サスペンションを組み合わせることにより、もっとも過酷なオフロードでも走破することが可能だ。すべてのコンポーネントを最適化することにより、乾燥重量202kgの軽快なモーターサイクルが誕生した。シャシを適切に構成したことにより、デザートXは乗りやすく、あらゆる路面で優れたフィーリングと安全性を提供する。さらに、新型デザートXは、起伏の激しい路面でも、ショックを巧みに吸収する類まれな能力を備えている。

デザートXの大きな特徴は、プレミアムなサスペンションを装備していることだ。フロントにはトラベル230mmの46mm径KYB製フォーク、リアには同じくKYB製モノショックを備えている。前後のサスペンションは、ともにフルアジャスタブル・タイプで、コンプレッション、リバウンド、プリロードを調整可能だ。KYB製モノショックは、アルミニウム製スイングアームに接続され、220mmのホイール・トラベルを実現している。さらに、デザートXは、究極のオフロード・アドベンチャーを可能にする250mmの最低地上高を備えている。

新型デザートXは、ドゥカティとしては初となる、フロント21インチ、リア18インチのホイールを装着している。標準装備されるタイヤは、ピレリ製スコーピオン・ラリー STR(サイズ:フロント 90/90-21、リア 150/70 R18)だ。このタイヤは、モーターサイクルのオールラウンドなキャラクターに完璧にマッチしている。また、デザートXは、オフロードおよびオンロード用の両方のタイヤに適合するように型式認証を取得している。

すべてのドゥカティ・モーターサイクルと同様に、このニューモデルのブレーキシステムにも、コーナリングABSが装備されている。フロントブレーキは、ブレンボ製M50モノブロック・ラジアル・キャリパー、30mm径4ピストン、調整式レバーを備えたアキシャル・ポンプ、アルミニウム製フランジ付き320mm径ダブル・ディスクの組み合わせとなる。一方、リアブレーキには、265mm径シングル・ディスク、ブレンボ製2ピストン・フローティング・キャリパーが装備される。これらのブレーキは、路上で適切な制動力を発揮することは勿論のこと、オフロード走行や滑りやすい路面でも優れたパフォーマンスを提供するように設計されている。

新型デザートXのエルゴノミクスは、オフロードおよびオンロードにおける過酷な長期テストを経て開発された。シート/フットレスト/ハンドルバーから構成されるエルゴノミクス・トライアングルは、スタンディング・ポジションでも最高のパフォーマンスを発揮し、オンロードでのライディングでも優れた快適性を提供する。その結果、非常にスリムなフィッティングエリアと、ライダーとの一体感をもたらすボディ面を備えたバイクが完成し、最大限のコントロール性とハンドリングを実現している。シート高は875mm。狭いインナーレッグカーブとサスペンション設定により、良好な足つき性を確保している。シート高は、(アクセサリーとして入手可能な)ローシートを装着することによって下げることができる。ローサスペンション・キットを装着することによって、シート高をさらに下げることも可能だ。

ドゥカティのエンジニアは、デザートXを、どのような道でも楽しくライディングすることができる「ツール」にするために、全力で開発に取り組んだ。たとえば、2つのシートそれぞれに独自の形状とパッドを定義することにより、ライダーとパッセンジャーの両方にとってさらに快適なライディング・ポジションが生み出された。開口部と外気のエアフローを徹底的に研究することにより、優れた熱管理を実現している。また、細心の注意を払って設計され、専用のサイズと形状を備えたウィンドスクリーンにより、卓越した空力保護を達成している。アクセサリーとして、防風効果がさらに高いウィンドスクリーンも用意している。

21リットル以上の容量を備えた燃料タンクにより、長距離ツーリングにも問題なく対応することが可能だ。さらに航続距離を延ばしたい場合には、(アクセサリーとして利用可能な)容量8リットルの補助リアタンクを装着することもできる。メインタンクの燃料レベルが特定のレベルを下回ると、リアタンクからフロントタンクへの燃料補給機能が有効になり、メーターパネルから操作することができる。
また、デザートXは優れた積載能力を備えており、バッグやアルミニウム製トップケースを含めて、合計約120リットルの荷物を収納することが可能だ。チューブレス・タイヤを選択したことにより、旅と安全性が高まる。このタイヤは、信頼性およびパンク時における安全性が向上し、修理が容易であるという利点を備えている。

新型デザートXの心臓部には、高い評価を得ている937cc水冷テスタストレッタ11°デスモドロミック・バルブトレイン・エンジンが搭載される。ユーロ5規制に適合し、優れた信頼性を特徴とするこのエンジンは、110ps@9,250rpmの最高出力と、92Nm@6,500rpmの最大トルクを発生する。
ドゥカティならではの優れたパフォーマンスと、あらゆる回転域で扱いやすいパワーデリバリーを組み合わせることによって、ライダーは、あらゆる走行ルートで自信を持ってライディングすることが可能になる。このエンジンは、非常に軽量でコンパクトな8枚ディスク・クラッチ、ベアリングに取り付けられたギアドラムを備えたギアボックスなど、モンスターおよびムルティストラーダ V2における改良点をベースに、摩擦抵抗を減らし、正確でスムーズなシフトを実現している。これらの改善により、エンジンの重量を、以前のバージョンと比較して1.7kg削減することに成功した。

デザートXに搭載されるテスタストレッタ11°は、オフロード走行やさまざまな用途に対応できるように最適化されている。そのため、ムルティストラーダ V2とは異なる専用のギア比が採用された。具体的には、オフロードでの挙動を最適化するために、6速を除く、1速から5速までのすべてのギア比が低くなっている。特に、オフロード走行で典型的な荒れた路面の低速走行をサポートするために、1速および2速のギア比は大幅に低くなっている。6速ギアは、エンジン回転数を低く抑えながら高速道路で長距離を走行できるように、比較的高めに設定されている。それによって、燃料消費量が削減され、快適性のレベルも向上している。

デザートXの大きな特徴は、ライダー・アシスタンスの面でも一流のパフォーマンスと安全性を提供する、最先端のエレクトロニクス・システムだ。このニューモデルには、テスタストレッタ・エンジンのパワーとレスポンスを調整することが可能な4つのパワーモード(フル、ハイ、ミディアム、ロー)と、これらと組み合わせて機能する6つのライディングモードを備えている。ライディングモードの主な新機能は、スポーツ、ツーリング、アーバン、ウェットに加え、オフロードに特化した、エンデューロ・ライディングモードラリー・ライディングモードが導入されたことだ。

具体的には、エンデューロ・ライディングモードは、パワーを抑制して、専用に設計された電子制御システムのコントロールを使用することで、過酷なダート走行でも優れた安全性を確保して、経験の浅いライダーでも容易にオフロードを走行できるようにしている。その一方で、ラリー・ライディングモードでは、エンジンはフルパワーを発揮し、エレクトロニクス・システムの介入が抑制される。このモードは、デザートXのオフロード・パフォーマンスを最大限に活用したい経験豊富なライダー向けに設計されている。

各ライディングモードは、ボッシュ製IMU(慣性測定ユニット)を活用して、エンジン・ブレーキ・コントロール(EBC)、ドゥカティ・トラクション・コントロール(DTC)、ドゥカティ・ウィリー・コントロール(DWC)、ドゥカティ・クイック・シフト(DQS)アップ/ダウン、コーナリングABSといった、さまざまな電子制御システムの介入レベルを調整することにより、モーターサイクルのキャラクターを変化させることが可能だ。

特にコーナリングABSは3つのレベルに設定できるため、あらゆる状況やライダーのスキルに適応できる。オフロード専用のライディングモード(エンデューロとラリー)では、コントロール・スイッチの専用ボタンを操作して、コーナリングABSを完全に無効にすることもできる。

高解像度の5インチ・フルTFTカラーディスプレイを採用したデザートXのメーターパネルは、縦方向に配置され、スタンディング・ポジションでも情報を明確に読み取れるようになっている。このメーターパネルは、ライダーのスマートフォンとバイクを接続することが可能な、ドゥカティ・マルチメディア・システム※(オプション設定)に対応しており、音楽を聴いたり、電話の着信や発信の操作に加え、ディスプレイに直接ルートを表示するターン・バイ・ターン式のナビゲーション※(オプション設定)といった新しい機能を利用することができる。

メーターパネルは、標準装備される2種類のインフォモード(標準およびラリー)に切り替えることができる。標準モードでは、走行に関するすべての情報が提供される。タコメーターとスピードメーターは見やすい位置に表示され、ギアポジション・インジケーター、燃料計に加え、その他の便利な情報も表示される。ラリーモードに切り替えると、トリップマスター機能を利用することができる。これは、ラリー競技用のバイクで使用するトリップマスターの動作をシミュレートしたもので、ハンドルバー左側のコントロール・スイッチを使用して、オドメーターの表示を手動で調整することが可能だ。

デザートXのプレミアムなテクニカル装備は、フルLEDライティング・システムにも見て取ることができる。ダブル・フロント・ヘッドライトは、デイタイム・ランニング・ライト(DRL)を備えた2つのツイン・ファンクション・ポリエリプソイダル(複合楕円形)モジュールを備えており、あらゆる地形を走行可能なモーターサイクルにとって特に重要な、優れた視認性を確保するように設計されている。リアライトには、急ブレーキをかけたときに、自動的にリアライトを点滅させて後続車に警告するドゥカティ・ブレーキライトを搭載し、ライダーの安全性をさらに高めている。

この多彩な機能を特徴とするモーターサイクルは、幅広いドゥカティ・パフォーマンス製アクセサリーを利用することで、ライダーの好みや気分に合わせて、さらにカスタマイズすることができる。もっとも魅力的なアイテムとしては、オフロード走行でライダーとパッセンジャーの快適性を高めるラリーシートや、8リットルの容量を備えた補助燃料タンクなどが挙げられる。また、アルミニウム製サイドパニアとトップケースを装着すれば、合計117リットルの収納スペースを確保することができる。さらに、追加のLEDスポットライト、センタースタンド、グリップヒーターなども用意されている。ドゥカティのスポーツ・モデルでも提供されている認証済みのテルミニョーニ製エグゾーストも利用可能で、付属の専用マッピングにより、パワーとトルクの値がさらに7%増加する。

ドゥカティ・デザートXは、非常に印象的なスタイルを特徴としている。そのため、ドゥカティ・スタイル・センターは、バイクのカラーリングを取り入れた専用のカプセル・コレクションを初めてデザインした。ダカール・ラリーに参戦するライダーのスタイルからヒントを得たこのアパレル・コレクションは、デザートXのタイヤサイズである「21/18」と名付けられた。テクニカルスーツにはジャケット、ズボン、ヘルメットが含まれ、リミテッド・エディションとして入手可能になる。この限定コレクションには、このモデルのために特別にデザインされた、スウェットシャツ、2種類のTシャツ、2種類のキャップから構成されるライフスタイル・アパレルも含まれている。


デザートXは、2022年5月(※1)からドゥカティ正規ディーラーネットワークで販売される。

新型デザートXのプレゼンテーション・ビデオは、ドゥカティYouTubeチャンネルで見ることができる。このエキサイティングなビデオの主役は、エンデューロ世界チャンピオンを5回獲得したアントワーヌ・メオだ。彼は、アラブ首長国連邦のシャルジャ砂漠にあるフォッシル・ロックと呼ばれる地域で、このモーターサイクルの優れたパフォーマンスを評価している。

※1)日本での発売は2022年Q3を予定
メーカー希望小売価格 1,939,000円(税込み)

ドゥカティYouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCzGsJzGNCfvY9x6Ij2XiODw

リリース提供元:ドゥカティジャパン株式会社

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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