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今、改めて見直すモーターサイクル用「バイアスタイヤ」の魅力とは

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バイク用タイヤには「バイアス」と「ラジアル」の2種類がある

現在発売されているバイク用タイヤの用語で「バイアス」または「ラジアル」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないだろうか。このバイアス、ラジアルというのはタイヤの“構造”を示す用語であり、タイヤ選びの際にどちらの構造であるかは判断材料にもなる。ではバイアス、ラジアルはどのような違いがあるのだろうか。

バイアスタイヤとラジアルタイヤの違い

バイアスタイヤは、カーカス及びブレーカーのコードを中心線に対し30〜40度の角度(バイアス)で交互に貼り合わせている。このコード角によってタイヤの形・剛性が決まる。
一方のラジアルタイヤは高速耐久性に優れた構造。カーカスのコードはタイヤ側面から見て放射線状(ラジアル)に並んでおり、中心線に対し0度〜20度のベルトによって締めつけられている。剛性はベルトだけで決定できるので、トレッドとサイドウォール の剛性を別々にコントロールすることを可能としている。

出展:ダンロップ

バイアスタイヤを装着するメリットとは?

バイアス構造はラジアル構造に比べて、設計自由度は小さいが、路面のギャップをタイヤ全体で吸収するため、ラジアルよりも乗り心地が良いのが特長であり、ネイキッドバイクをはじめアメリカンやスクーターなど、快適性が求められるバイクに適している。一方のラジアルタイヤは高速域での剛性に優れているのが特徴だ。

今ではラジアルタイヤのシェアが増えつつあるが、街乗りから高速道路での走行がメインであれば、マイルドなハンドリングかつしなやかで快適な乗り心地をもたらすバイアスタイヤを改めて見直しても良いのではないだろうか。

<バイアスタイヤの特徴>
●柔軟性に優れていて乗り心地が良い
●しなやかゆえに路面をしっかりと捉えることができる
ハンドリングが穏やか
●モトクロス用タイヤなど衝撃吸収性が重要なタイヤに最適
●ラジアルタイヤより安価

バイアスタイヤを積極的に展開する「ティムソンタイヤ」

ここまでバイアスタイヤの特徴や魅力を伝えてきたが、そんなバイアスタイヤを積極的に展開しているのが「ティムソンタイヤ」だ。ティムソンタイヤは、日本や中国を始めとするアジア諸国を中心に、ヨーロッパも含めて世界40ヵ国に累計1.5億本ものモーターサイクル用タイヤを流通させているグローバルタイヤブランド。スクーターからスポーツバイクまで、オンロードからオフロードまで、幅広いラインナップのバイク用バイアスタイヤを取り揃えている。
そんなティムソンタイヤはどのような特徴を持ったタイヤなのだろうか。

過酷な環境でも耐えうる性能を実現するため徹底した品質管理を実施

世界40カ国以上の国々で認められるタイヤを提供するためには、当然ながら高い品質が求められる。まともに路面が舗装されていない国もあれば、年間を通して気温が高いところも低いところもある。さらに道のいたるところに川が出現するような雨が降るような国だってある。

そんな世界中の過酷な環境に耐えるタイヤを作るため、ティムソンタイヤでは使用するゴムの素材にこだわり、再生ゴムは一切使用せず、天然ゴムのみを使用している。これにより耐久性が大幅に高まるという。

また、設備や生産工程にもこだわっている。生産はISO9001、ISO14001を取得した認証工場で行われており、先進設備と人の手によって生産、検査、管理、出荷されている。各工程で妥協することなく品質向上を徹底することでグローバルに認められるタイヤを提供することができているのだ。

<ティムソンタイヤが高品質の理由>
・再生ゴムを使用せず天然ゴムのみ使用
最先端設備人の目の両方で品質を徹底管理
・ISO9001、ISO14001を取得した認証工場で製造
・バイクメーカーの純正品に準拠した工場で製造
日本のJISをはじめ、欧米の厳しい規格もクリア

雨の日の多い日本の天候に合わせたタイヤを創る

雨の日の転倒事故ゼロへ。ウエットグリップを究極まで追求。

ティムソンタイヤのプレミアムモデルでもある「ストリートハイグリップ」シリーズは、毎日乗るライダーにとって重要な要素である「ウェットグリップ」を新コンパウンドにより究極まで高められている。
この課題を実現するため、コンパウンド内にSBR(スチレン・ブタジエンゴム)を採用し、高比表面積の二酸化珪素の充填とシリコンパース剤を合わせて補強。これにより優れたウェットグリップを可能とした。
またグリップを高めるにはタイヤと地面の接触面積も非常に重要であり、そのためタイヤの接着作用を高めることで走行状況に関わらず高いグリップ力を実現している。
さらに、フロントタイヤの溝の数を増加。流線型の長い溝を採用したほか、副溝によってコーナリングでも高い安定性を確保している。

最先端の素材を使用した新コンパウンドを採用。これにより優れたウェット&ドライグリップ力を実現。また新たな機能性材料を導入したことでタイヤと地面の接触面積を増加し。タイヤの接着作用を高めるとともに、同時に抵抗力を減らし少量の超耐摩耗材料を組み合わせたことで、ロングライフを実現している。

グリップ力と耐摩耗性の理想的なバランスを実現

ロングライフと濡れた路面のグリップ力を高次元で両立

ストリートハイグリップシリーズがロングライフである理由、それは一般的に採用されているスチレンブタジエンゴムの性能の限界を改善したことが挙げられる。これにより従来品との比較で転がり抵抗を8%減少し、耐摩耗性は10%増加を実現した。また、ハイグリップ樹脂によるタイヤトレッドゴムのグリップの改善、ゴムの親水性を向上させ、スリップ性能を向上させるシリカの採用など、様々な原材料の合理的な組み合わせは、グリップ力と耐摩耗性の完璧なバランスを実現している。
フラッグシップモデルであるTS689シリーズにはタイヤ構造そのものにも工夫を実施。特殊構造のサイドウォールの採用によってタイヤの剛性を強化。タイヤの変形を低減したことでライフの向上につなげている。

スチレンブタジエンゴムは高分子が優れた柔軟性と回復性を持ち、高い引張強度、屈服強度と低温抵抗強度を確保。他のゴムより強い耐摩耗性を持つことがスチレンブタジエンゴムの特長で、含有量が高いほど耐摩耗性が向上している。

ストリートハイグリップシリーズのラインナップ

TS689/TS689F

ストリートハイグリップシリーズのフラグシップモデルであるTS689は、中大型車のパワフルなエンジンを搭載する車両でも安心して走れる高いグリップ力とハンドリング性能を発揮しながら、圧倒的な耐摩耗性でロングライフを実現。またウエット路面でもしっかりグリップするコンパウンドを採用したことで、雨の日も安心して乗れるタイヤだ。

TS689シリーズにはハイテンションカーカスを採用。これは、従来のカーカスよりも高張力を加えより密度を高めたカーカスのこと。このカーカスを使用することで高速走行時でもタイヤの剛性を保ち、安定した走りを実現している。またリアタイヤにはビード部分を独自の手法で補強しタイヤ剛性を向上している。
インチサイズF/R構造
10110/90-10 66L/6PRRTL
10110/80-10 58PRTL
12100/80-12 56LF/RTL
13140/60-13 57PRTL
13150/70-13 64SRTL
14160/60-14 65HRTL
14150/70-14 66SRTL
15160/60-15 67HRTL
16150/80-16 71SRTL
16130/70-16 61HRTL
17180/55-17 73HRTL
17160/60-17 69HRTL
17150/60-17 66HRTL
17150/70-17 69HRTL
17130/70-17 62HRTL
17140/70-17 66HRTL
17140/60-17 63HRTL
18120/90-18 65HRTL
18130/80-18 66HRTL
TS689
インチサイズF/R構造
1080/90-10 44J/4PRF/RTL
1080/100-10 46J/4PRF/RTL
1290/90-12 54J/4PRFTL
14120/80-14 58SFTL
14110/80-14 53SFTL
14120/70-14 55SFTL
16130/70-16 61HFTL
17120/60-17 55HFTL
17120/70-17 58HFTL
17110/80-17 57HFTL
17100/80-17 52HFTL
17110/70-17 54HFTL
18120/70-18 59HFTL
18110/80-18 58HFTL
19100/90-19 57SFTL
TS689F

TS660 (スクーター/ミニバイク専用設計)

10インチから14インチまでラインアップするスクーター専用設計のタイヤで、しなやかな高品質コンパウンドと、デザイン性に優れた独自のパターンを採用。耐摩耗性を維持しつつ、雨天時のグリップ力を向上した安心で快適に走れるハイエンド・スクーター専用タイヤだ。

インチサイズF/R構造
10100/90-10 56JF/RTL
103.50-10 51JF/RTL
1090/90-10 50JF/RTL
103.00-10 42JF/RTL
12110/70-12 47PFTL
12110/90-12 64NF/RTL
12120/70-12 51PF/RTL
12140/70-12 60PRTL
12130/70-12 56PRTL
13110/70-13 48PF/RTL
13140/70-13 61PRTL
13130/70-13 57PF/RTL
13110/90-13 56PF/RTL
13120/70-13 53PF/RTL
13150/70-13 64SF/RTL
14100/80-14 48PFTL
14120/70-14 55SFTL
14120/70-14 55PRTL
14140/70-14 62SRTL
15120/70-15 56SFTL
TS660

TS692

快適な乗り心地と高いトータル性能でハイエンド通勤タイヤに最適な仕様。雨でも安心のハイグリップと圧倒的なロングライフを両立しながら、特徴的なトレッドパターンとサイドのシボ加工を採用したことで、コーナリング時のパニックブレーキでも安定した制動力を発揮する。

インチサイズF/R構造
1490/90-14 46PF/RTL
1480/90-14 40NF/RTL
1490/80-14 45PF/RTL
14100/90-14 51PRTL
1780/90-17 45NF/RTL
1770/90-17 40NF/RTL
1790/80-17 46NFTL

TS659A/TS659F

トレール車やアドベンチャー車などの悪路も走行する車両に最適なコンパウンド&トレッドパターンを採用。普段はオンロードをメインに走行しながら、たまに悪路なども走行するような使い方にマッチするタイヤ。ロングツーリングに対応した高い耐摩耗性と雨天時のグリップ力の高さが特徴だ。※TS659Fは一部のアメリカンや旧車に対応。

機械シミュレーションと実際のテストを繰り返し、トレッドおよびケースの最適化を実施。それによりカーカス構造はタイヤの耐衝撃性および耐突き刺し性を大幅に改善。悪路を走行してもダメージを受けにくいタイヤとしている。
インチサイズF/R構造
15150/80-15 70PRTL
17140/70-17 67HRTL
17110/80-17 57HFTL
1790/90-17 49PF/RTL
17140/60-17 63PRTL
17150/70-17 69HRTL
17120/80-17 61SRTL
19110/80-19 59HF/RTL
TS659A
インチサイズF/R構造
1890/90-18 51PFTL
1990/90-19 52PFTL
2190/90-21 54HFTL
TS659F

TS870F/TS870R

ティムソンタイヤのSHGシリーズから、様々な路面状況でパフォーマンスを発揮するアドベンチャータイヤ用のニューモデル「TS870F/TS870R」が登場した。このTS870F/TS870Rは、オフロードテイストを残しながらオンロードでの安定して高いコントロール性と耐久性を実現。街乗りからロングツーリングまでこなすことができる。ウェット路面でもしっかりグリップするコンパウンドを採用したことで、雨の日も安心して走れるのも特長となっている。(写真はホンダ・CRF1100L アフリカツイン)。

インチサイズF/R構造
2190/90-21 54PFTL/WT
TS870F
インチサイズF/R構造
18150/70-18 70HRTL/WT
TS870R

バイクのプロも認めたティムソンタイヤの高いポテンシャル

現在、ティムソンタイヤは日本全国のバイクショップで取り扱いが行われている。そこで実際にティムソンタイヤを使用してどのような特徴があるのかをショップを訪問し話を伺った。その様子の動画を紹介しよう。

<取材協力>
サイクルロードイトー
代表取締役 伊藤 学 社長
埼玉県さいたま市北区櫛引町2-197-7
TEL:048-651-7677

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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