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世界で絶大な信頼を集めるバイク用リアボックスプロバイダーのSHADとは?

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【brand pickup】

目次

SHADはスペイン生まれの世界的メーカー!

バイク文化が根づく欧州の中でも特に二輪需要があるスペインで1973年に誕生したバイクパーツメーカーのNAD(ナッド)社が母体で、1992年にNADの自社ブランドとして生まれたのがSHAD(シャッド)。バルセロナを本拠地とするこのブランドは、製品の企画開発から設計、生産まですべてのプロセスを自社で実施する。創業初期から優れた品質が高く評価され、自国バイクメーカーのデルビやモンテッサ、ブルタコ、サングラスにシートやバッグなどをOEM供給してきた。

1980年代にはBMWなどのグローバルメーカー向けに、デザイン性と機能性にこだわったトップケースの製品開発プロジェクトを始動。ピアジオ・エスパーニャに供給を開始したことを足がかりに、世界的なバイク用リアボックスのプロバイダーに発展していった。その後、ホンダやヤマハ、スズキといった日本メーカーにも製品を供給。1990年代にもプジョーや、BMW、フランス・ヤマハ傘下のMBKなど海外のビジネスパートナーを増やし、今では80ヵ国以上でSHADブランドは愛されている。ちなみに現在、ドイツのBMWモーターサイクルに純正装着されているシートの約8割はSHAD製だ。

ツーリングブランドながらレースでも活躍

荷物積載用ケースやシートなど、基本的にはツーリングに関連したアイテムを手がけてきたSHADだが、世界の有名なレースシーンにおいても活動を続けてきた。例えば世界で一番過酷なラリーとして知られるダカールラリーでは近年、同じスペイン出身のベテランライダーで上位入賞経験も豊富なホワン・ペドレロ選手をサポート。使用されるマシンのシートをSHADが製作して操縦性と快適性を高めるなど、数々のサポートを行ってきた。2022年は、ペドレロ選手に加えてフランスのザビエル・デ・ソルトレート選手にもシートを供給。ソルトレート選手が15位、ペドレロ選手が20位を獲得している。

またスーパーバイク世界選手権(SBK)では、テクニカルサプライヤーとして活動。10周年を迎えた2021年には、さらにこの契約を発展させてチャンピオンシップスポンサーとなった。SHADの市販ケースには、SBKとの関係性を示すステッカーも貼られている。

SHADを代表するツーリングケースは超多彩なラインアップ!

SHADのケースやバッグは、とにかくその製品ラインアップが豊富。その中でもメインとなるのは、ハードタイプのトップケースで、こちらは容量によりSH26(約26L容量)からSH59X(容量可変式で最大59L)まで、日本でも14タイプが販売されている。またサイドケースも、SH23/35/36の3タイプが用意されている。

次に、ハードで本格的なアドベンチャーツーリングとの親和性にも優れるアルミケースのシリーズとして、TERRA(テラ)も展開。スペイン語で「地球」を意味するシリーズ名が与えられたこのアルミケースは、特許取得済みの統合ダブルロックシステムで安全性と使いやすさを兼ね備える。こちらも、豊富なサイズのトップケースとサイドケースがある。

さらに、より気軽に使えるソフトバッグシリーズとして、タンクバッグやサイドケースも展開。完全防水バッグのアドベンチャーバッグシリーズも開発していて、こちらはタンクバッグやダッフルバッグなどがある。豊富なラインアップから、愛車のスタイルや自分の好みに合わせて製品を選べるのがSHADの魅力だ。

ちなみに、SHADの“イチ推し”となる製品はハードタイプのトップケースだが、このうちSHシリーズは、汎用の車体装着用ベースプレートと取り付け用金具が付属。愛車にリアキャリアなどが装着されている場合、これらの付属品を使用することで簡単にフィッティングできるほか、SHADから販売されている車種専用のフィッティングキットを用いて確実な装着を行うことも可能となっている。

機能性だけでなく秀逸なデザイン性にも注目!

SHADのケースやバッグは、ツーリングユースで必要となる機能や強度に優れるだけでなく、デザイン性という要素においても高い評価を受けていて、それらはSHADが世界における7つのデザインアワードと10個の国際特許を獲得していることでも証明されている。特に、ドイツのノルトラン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催するレッド・ドット・デザイン賞は、2015年に3Pシステムを搭載したサイドケース、2016年に容量可変機構を備えたトップケース、2018年にはアルミケースのTERRAで3度獲得している。

また2022年には、ドイツデザイン評議会が主催する権威あるデザイン賞のABCモビリティ・アワードで、新型アドベンチャーサドルバッグのTR40と新型アルミニウム製トップケースのTR55が、それぞれのカテゴリーで入賞している。ぜひ、SHADの機能美にも着目して愛車に装着したい!

人気のキャンプツーリングにも活用を!

SHADのトップケースには多彩な容量バリエーションがあるが、とくに大容量タイプの場合、人気となっているキャンプツーリングや日帰りでのアウトドア遊びにもすぐに対応できるくらい、愛車の積載性を高めることができる。写真は、1泊のライトなキャンプツーリングを想定して、テントとタープとタープポール、夏用シュラフとマット、焚き火台とメスティンなどのクッカー類、1泊分の着替え、レインウエアなどを収納したもの。長さのあるテントポールを収められるのはSH58Xのみだったが、ミドルサイズのSH39やTERRAのTR48でも、テントポール以外の荷物はすべて収めることができた。ちなみにTR48は、ケース上部にバッグなどを固定できるフックホルダーを搭載しているため、バンドなどを使ってテントポールなどの長尺物を固定することもできる。

また、かなりコンパクトで車体装着時に大きさが気にならないSH33でも、着替えと焚き火台、クッカー類やタープやシュラフまでは収納可能。もちろん持っていく荷物次第だが、デイキャンプならSH33でも十分に楽しめそうだ。

SH33

「大は小を兼ねる」一方で、大容量トップケースは愛車に装着したときに車体バランスがかなり変化するため、慣れるのに時間がかかることもある。豊富すぎるラインアップに楽しく悩まされつつ、自分の遊びに最適なSHADトップケースを選ぼう!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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