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バイクでジャリ道を走ってみよう!その②「ダート走行の装備』

オフロード入門講座

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本格的なオフロードを始めるならともかく、“ちょっと河川敷を走ってみたい”というレベルなら、今ある装具をベースにしてオフロードデビューしちゃおう!

最近流行りのオフロード。やってみたいけど、どんなところか不安だし、周りに教えてくれる人もいないし……。そんなアナタのための本企画。第2回は、ダートデビューのためのウエアや装備についてお話していこう。

目次

とにかく動きやすい服装で!

オフロード入門講座
フラッグシップのリフレイムシリーズは、アウトドアユースを前提に動きやすくしている。初級レベルのオフロード走行なら十分使える動きやすさだ。

運動量の多いオフロード走行では、とにかく動きやすい服装が第一である。また重要なのが、泥で汚れたり、枝に引っ掛けてほつれたり、穴が空いたりしても構わないウエアを用意するということだ。

誰でもわざと汚したり、転んだりする人はいないと思うけど、状況によってはそんなことにに構っていられなくなるのがオフロード走行だからだ。

なのでウエアは、動きやすく、地べたに座り込んでドロドロになっても構わないものを用意する。

オフロード専用品と一般的なライディングウエアの違いは、プロテクターの装着しやすさにある。プロテクターに関しては後述するが、オフロード用のプロテクターは大きく厚みがあるため、どうしてもプロテクターありきで作られている専用品の方が使い勝手はいい。

また専用品は、プロテクター越しに擦れたり、ヒットしたりすることも想定しているのでかなり頑丈にできている。

ブーツはハイカットがおすすめ

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ハイカットでくるぶしが守れることが最重要。写真はフラッグシップ・タクティカルライディングブーツ。

オフロード走行において、安全面を考えれば、一番いいのはオフロードブーツになるものの、価格は3万円〜6万円と如何せん高価だ。

ちょっと河川や林道ツーリングに行っていみようという“お試し”程度なら、“ハイカット”のライディングブーツでいいだろう。

ハイカットと強調したのは、不意に足を付いたり、踏ん張ったりすることの多いオフロードでは、捻挫を起こしやすいから。また転倒時にバイクと地面の間に挟まったりすることもある。

そんな場合に捻挫を防止したり、くるぶしを怪我しないためにもハイカットであることが重要なのだ。

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オフロード専用のブーツはさらにヒザ下まで覆うような形状のものが多い。バイクに足が挟まれて、エキパイが太ももに……なんて場合にもこれなら安心だよね。写真はアルパインスターズ・テックTブーツ。
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ソールは土の上で踏ん張れるようなものだと、バイクを引き起こしたり、押し引きするような場合に踏ん張りやすくて便利だ。写真はアルパインスターズ・テックTブーツ。

ヘルメットは目の保護が重要

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本来は、前走車が巻き上げた砂や石から目を守るというのがゴーグルの役目。……だが、河川敷や林道を走る場合にも、張り出した枝に飛んでくる虫などは多い。オフロード走行において重要なのは目の保護なのだ。

ヘルメットは、目が保護できればなんでもいい。……が、走ってみるとやっぱり使いやすいのはオフロードタイプのヘルメット。

というのも、運動量の多いオフロード走行ではすぐに息があがる。そんな場合にロード用のフルフェイスヘルメットをかぶっているととにかく息苦しく感じてシールドを上げたくなる。

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オフロード用ヘルメットのチンガードが前方に飛び出しているのは、呼吸をしやすくするためだ。写真はアライヘルメット・ツアークロス3。

また発汗も多いので、シールドで密閉するうような構造だと、どうしても内部が曇りがちになる。

オフロード用のヘルメットのチンガードが前方に大きく尖っているのは、呼吸をしやすくするため。また別体式のゴーグルを使うのは、目の保護はもちろんだが、より隙間をあけて呼吸をしやすくするのと、ゴーグル内の曇りを防ぐことが大きな理由だ。

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オフロード専用のヘルメットはゴーグルの使用が前提となっている。写真は、アライヘルメット・Vクロス4。

とはいえ、オフロードヘルメット&ゴーグルのセットは、ツーリングなどで高速走行する場合に非常に使いにくい。雨が降ればゴーグルとヘルメットの間から雨が侵入。濡れるだけならまだいいのだが、高速走行となると皮膚に当たる雨粒がかなり痛い。

なので、まずはシールド付きのジェットヘルメットか、オープンタイプのジェットヘルメットがオフロード走行に使いやすいだろう。

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最近のジェットヘルメットの中には、インナーバイザー付きのモデルもあり、これが意外とダート走行に便利。100%目を守るわけではないが、枝や虫からは十分目を守れる。ただ選べるならインナーバイザーはクリアな方が林などくらい場所を走る際に便利だ。写真は、ROMのゼロスヘルメット ジェット2。
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フルフェイルタイプが好みであれば、シールド付きでツーリングもしやすいオフロードヘルメットが使いやすい。写真はアライヘルメット・ツアークロス3。
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クラシックなジェットヘルメットにゴールを合わせてビンテージオフロード風スタイルするのもあり。写真はアライヘルメット・クラシックエアー。

グローブは薄手で

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グローブはレバー&スロットル操作がしやすければなんでもいい。写真はフラッグシップ・リフレイムグローブ。

それほど速度域が高くないオフロード走行。グローブはプロテクション性能よりも、クラッチレバーやブレーキレバーなどの動かしやすさを重要視される。

専用のオフロードグローブが使いやすいが、一般的なメッシュグローブや薄手のグローブでも構わない。

ただ、汚れるし傷みも早いのであまり高価なグローブはおすすめしない。

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専用のオフロードグローブはかなり薄手で、プロテクション性能よりも動きやすさ優先といった感じ。操作性を優先するなら、ちょっときつめを選ぶといい。写真はアルパインスターズ・Techstar モトクロスグローブ。

プロテクターはまずヒザ周りを中心に

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ステップから足が外れてバイクでスネを強打……。考えるだけでも痛いよね。ニーシンガードがあれば大抵のヒットが気にならなくなる。写真はFOX・タイタン ニーシンガード。

ちょっとジャリ道を走ってみたい……ぐらいなら必要ないが、スピードを出したり、転倒の可能性のあるような場所を走るようになったら、プロテクターが欲しい。

まずはニーシンガードと呼ばれるスネからヒザを守るタイプのプロテクターを用意したい。仰々しく見えるが、岩や木などが出っ張っているオフロード環境で転倒すると、非常に高い確率でヒザ周りを強打する。そんな場合にもズレにくく、きちんと膝を守ってくれるのがニーシンガードなのだ。

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プロテクターはパンツの上にするよりも、中に装着した方がズレにくく効果的だが、ウエアはヒットで切れやすくなる。

レベルが上がったら装備もグレードアップしよう!

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レベルが上がると、転倒時のリスクが高くなるので、より高いプロテクション性能が必要になる。また呼吸も荒くなるためシールドタイプよりもゴーグルを使いたくなるものなのだ。

転倒や接触の多いオフロードでは、とにかく体を守ることが重要だが、ちょっとお試し程度なら、今使っているアイテムをベースに、今回紹介したような“そこそこ”の装備を揃えればそれでかまわない。

ただ練習して技術があがり、走行スピードが上がってきたり、より高いジャンプを飛ぶようになったら、よりハイスペックなウエアやプロテクターへステップアップする。……というか、その頃にはリスクに見合った装備が自ずと欲しくなるハズである。

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装具とは直接関係ないが、河川敷なり林道なりを走るときは、飲み物(最低1ℓ)と、カロリーメイトやゼリーなどの携行食を忘れずに!

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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