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【荷物をスマートに積む】キャンプツーリング車載術【ときひろみ】

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今年の夏は連日のように続いた猛暑日もどこへやら、少しずつ過ごしやすい日が増えてきた今日この頃。
バイクで本当に気持ち良く走れるのはこれからのシーズンだが、暑さ&防寒対策アイテムなどの外気温に合わせた荷物をグッと減らせるため、実はキャンプツーリングをする上でも最適な季節なのだ。しかし、いざキャンプツーリングをしようと思うと最初につまずくのが、バイクへの車載方法ではないだろうか。

手持ちのシートバッグでは入り切らなかったり、リアシートが小さくてシートバッグを乗せられなかったり、そもそも荷物が多すぎてバイクでのキャンプを諦めてしまうライダーも少なくない。

だが、比較的荷物の載せやすいアドベンチャーバイクから、一見荷物を載せるのは絶望的なスポーツバイクまで、自分のバイクにあった最適な車載方法さえきちんと分かれば必ず車載することができる

この車載方法こそがキャンプツーリング成功への近道であり、間違ってもバイクに載せられないからといって、自分で背負ってしまおうというプランだけはやめておくこと

私は実際にバックパック一つでスポーツバイクを走らせて何度かキャンプツーリングに行ったことがあるのだが、荷物を厳選してもバックパッカーのように膨れ上がってしまうバッグは非常に重く、乗り降りだけでもかなりキツい。走行中の加減速で常に体力を消耗するので、キャンプ場に着く頃には疲れ果て、帰りは荷物を宅急便で自宅へ送る結果となった。また、ツーリングネットだけで車載した荷物が不安定だったり、荷物が車体から大きくはみ出している場合なども気持ちよく走れないだけでなく、万が一の落下時には後続車の事故にもつながりかねないので絶対にやめよう。

キャンプ場での『キャンプ』はもちろんのこと、目的地までの『ツーリング』も楽しんでこそのキャンプツーリングなので、自分のキャンプ道具だけでなく、バイクにもあった車載方法を探してみよう!

目次

自分に合った積載方法を考えよう

【積載術その1】シートバッグを使った積載

初心者からベテランキャンパーまで、キャンプツーリングの荷物を車載する方法として最もポピュラーなのがシートバッグを使った車載方法。キャリアのない車両でもリアシートへ簡単に固定することができ、バイクや用途に合わせて様々なサイズが展開されているのも選ばれる理由の一つだ。また、バッグ自体の剛性が高いので重たいキャンプ用品を入れてもしっかりと固定することができる反面、伸縮性がほとんどないので自分のキャンプギアの収納サイズをしっかりと把握しておく必要がある。

【積載術その2】サイドバッグを使った積載

スポーツバイクやリアシートの小さいバイクにオススメしたいのが、サイドバッグを使った車載方法。リアシートを跨いでつけるタイプのバッグはシートバッグのように荷物をごそっと収納するのは難しいが、左右に振り分けて収納できるので重さも分散させることができ、重心の位置も下げることができるのがポイントだ。また、長物の荷物やシートバッグをサイドバッグの上に載せることもできる。

荷物を左右に振り分けるサイドバッグなら重さを分散させることで走行時の違和感も少なく、気持ちの良い走りを楽しむことができる。荷物を積み込む際は左右の重さが大体同じくらいになるように注意したい
一般的にシートバッグをつけてしまうと足を後ろに回して乗り降りできなくなってしまうのだが、サイドバッグなら積み荷の高さを抑えることができるので、リアシートの位置が高いバイクでも乗り降りが非常に楽
サイドバッグの装着によってリアシート上の面積が増え、バッグやネットを使って荷物をさらに載せることができる。タナックスのサイドバッグには上部にDカンが装備されているのも◎

【積載術その3】防水バッグを使った積載

バッグにごそっと荷物を積み込める防水バッグは、大きな荷物が増えるキャンプツーリングにぴったり。キャンプギアに合わせてパズルのように細かく積み方を考える必要もないので、荷物をまとめる袋のようなワイルドな使い方ができる。ただし、道中に1つだけアイテムを出したい時などには向いておらず、小さいアイテムも箱やポーチにまとめておかないとかなり探しづらくなってしまう。そんな時はキャンプギアと身の周り品を入れておくバッグに分けるなどの工夫も大切。

デイトナの防水バッグはシートバッグとバックパックをバックルで手軽に連結できるのが嬉しいポイント。一般的なシートバックと同様に、車体へのバッグの取り付けも非常に簡単だ
あまり考えずにアイテムをごそっと入れて運べるのはズボラな私にありがたいだけでなく、出発時や撤収時の時間も短縮できる。細かい荷物をまとめるベルトなどがあるとさらに便利

上手く収納するための収納術

自分に合った車載方法が決まったら、バッグへの収納方法についても確認しておきたい。ポイントとしては大きく、重たいものから順番にしまっていくのだが、キャンプギアとバッグの幅や奥行き、高さに合わせてアイテムをしまう向きについても考えることが重要だ。また、バイク用品メーカーから販売されているキャンプギアは一般的なキャンプギアに比べて収納サイズがコンパクトな物が多かったり、シートバッグにぴったり入るように設計されている物もあるので、これから揃えようと思っている人はぜひチェックしてみて欲しい。また、道中で荷物を使う場合や買い物で荷物が増えた時の対策なども考えておくこと。

これまで、コンパクトな収納サイズのキャンプギアといえば登山用のアイテムなどが主流で、非常に高価な物が多かった。現在ではキャンプ需要が高まったことでバイク用品店各社からキャンプ用品がリリースされている。手の出しやすい価格ながら品質も高く、コンパクトな収納サイズとなっている
出先での買い出しやお土産で思わぬ荷物が増えることも。そんな時は一番小さいサイズでも良いのでツーリングネットを1つ持っておくことで、ほとんど解決できるはずだ。伸縮性の高いネットで食材などのちょっとした荷物はもちろん、薪や炭などの大きい荷物も運ぶことが可能となる。また、濡れた洗濯物を走行中に乾かしたり、川で飲み物を冷やすのに使ったりと、小さいながらも工夫次第で使い方の幅も広がる

キャンプをする上で本当に必要なアイテムを選別しよう

無人島に何か一つ持っていくとしたら何?という、永遠のテーマのように、バイクという積載性の低い乗り物だからこそ、キャンプツーリングに持っていくアイテムの選別は非常に大事なポイントだ。学生時代からキャンプツーリングをしている私でも、バイクやキャンプ道具が変わる度に悩んだり、試したりしながら未だ厳選中なのである。まずは荷物が多くなってしまっても一度キャンプに行ってみて、そこで使わなかったものや代用できるものなどをふるいにかけて、徐々に選別していくというのが地道だが確実。

ドームルーム / DAYTONA
キャンプ中の居住空間となるテントは重要なアイテムだが、展開サイズに合わせて収納サイズも大きくなりがち。デイトナのテントは同社の一部シートバッグにはそのまま入れることもできる幅435mmというコンパクトな収納サイズとなっている。また、重量も3.9kgと軽量で手軽に持ち出せるのも嬉しい
コンパクトアウトドアチェア (サイドポケット付き) ブラック / DAYTONA
実はテントで過ごす時間と同じくらい座っている時間も多くなってくるチェアは必ず用意したいアイテムの1つだ。デイトナから今年新たにリリースされたサイドポケット付きモデルは、ポケットの追加だけでなく、コンプレッションベルトがついたことで車載性もアップ
フェニックスグリル2枚火床 / ラフアンドロード
料理や焚き火をする場合はグリルや焚き火台も必要となってくる。こちらのフェニックスグリルは焚き火台としての使い方だけでなく、アームを畳むことでグリルや簡易テーブルとして使うこともできる拡張性の高さが魅力となっており、収納サイズもコンパクト
コンパクトアルミテーブル / DAYTONA
料理や作業、食事をするなら必ず用意したいテーブルは車載しやすいコンパクトさと、安心して火を使うことのできるしっかりしたものを選びたい。天板耐荷重40kgを実現しているデイトナのテーブルなら重たいダッチオーブンを乗せた調理も可能だ
食器&カトラリー
キャンプギアに夢中で忘れがちなのが食器類。皿や器などはメスティンなどの調理器具で代用することもできるが、フォークやスプーンなどのカトラリーは用意しておこう
極厚メスティン / FIRE BANK
料理をする場合必要になってくる料理器具は、使いやすいサイズと頑丈さで選ぼう。メスティンなどの蓋つきアイテ
ムなら中に火器やティーバッグを忍ばせることもできる
エアーマット
寝心地を良くしてくれるマット類は自分で空気を入れるエアーマットの他、自動で膨らむインフレータブルマットもある。また、昔ながらの銀マットやスポンジマットという選択肢もあるが、コンパクトなものがほとんどないので、積み方を考える必要がある
寝袋
キャンプ中の就寝時に布団となるのが寝袋だ。寝心地や収納サイズも大切だが、これから冬にかけてのシーズンは寝袋に設定された対応温度の確認が非常に重要。標高の高い山や北海道などの北部は夏でも夜はかなり冷え込むことも

【最後に】自分のバイクにあった最適な車載方法を整理しよう

荷物を車載できる面積はバイクによってかなり左右される。大きなキャリアのついたアドベンチャーバイクやフラットシートのネイキッドバイクは荷物を載せやすいが、セパレートかつタンデムシートの小さいスポーツバイクはシートの上に載せにくいだけでなく、重心が高くなってしまうことも。シートバッグを乗せる前に自分のバイクにあった最適な車載方法を整理しながら考えることが大切だ。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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