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6人のアーティストによる「バイク×アート」の発信 Tokyo Motorcycle Art Show

東京モーターサイクルアートショー

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目次

SNSがきっかけで実現した、モーターサイクル・アート展示

若者の街、シブヤのど真ん中でバイクのイベントが開催された。9月23日から30日の8日間、JR渋谷駅前、おそらく日本一有名な“スクランブル交差点”に面して建つ「SHIBUYA TSUTAYA」で「Tokyo Motorcycle Art Show」が行われたのだ。

渋谷でモーターサイクルアート?? そんな画期的なイベントの主催者、というか首謀者はアーティストでデザイナーのワタナベキイチさんだ。ワタナベさんはTシャツブランド『白いTシャツと黒いバイク。』の代表でもある。

東京モーターサイクルアートショー

「きっかけはSNSでした。“Clubhouse”でTSUTAYAを運営するCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)の“中の人”と出会ったんです。『シブツタでなにか面白いことやりませんか』という呼びかけがあったので、思わず『やります!』と手を上げたのが始まりです。コロナ禍で一旦は白紙になってしまったものの、紆余曲折あり、思わぬところで実現に至りました」

ワタナベさんは以前から、海外(とくに欧州)と日本での、バイクを取り巻く環境の違いに疑問を抱いていた。

「モーターサイクル・アートは海外では確立されたカテゴリーですが、日本ではまだまだ聞き慣れない言葉。たとえばバイク関連のショーが開かれるとき、海外では会場の一角に必ずアートのコーナーがあります。しかし日本ではせいぜい子どものための“お絵描きコーナー”ぐらい。日本ではバイクはあくまで“走る”、“弄る”ためのモノという認識だったんです。しかし少しずつアートを受け入れる世代、体質が形成されてきているのを感じ、日本発のモーターサイクル・アートを発信したいという気持ちが強くなりました。今回、その発信の場として『Tokyo Motorcycle Art Show』を企画したんです」

東京モーターサイクルアートショー
ショーに参加したアーティスト。左からワタナベキイチさん、水引アーティストの舟木香織さん、ファッションアーティストの南 周佑さん、イラストアーティストのヨコスさん、書道アーティストの萩原純平さん、刺繍アーティストの高鍬雅裕さん。

ワタナベさんの呼びかけで、ショーに参加したアーティストは5人。ファッション、イラスト、書道、刺繍、水引とジャンルは多岐にわたる。ユニークなのはワタナベさん以外のアーティストは皆“バイク乗り”ではない、という点だ。つまりバイクを外側から見るという視点で発想することができ、それゆえあらたなモーターサイクルの魅力を引き出し、発見できるということなのだ。

アートを見て、感じて、購入できる“Show”

会期中、じっさい会場に足を運んでみると、ちょうどワタナベキイチさんによるTシャツのライブプリンティングが行われていた。このアートショーのためにデザインされた、カセットテープをモチーフとした柄のシルクスクリーンを用い、購入者が選んだ色と位置に、その場でプリントしてくれる。出来上がるのは世界に一枚のTシャツ”であり、まさに“アート作品”といえるものだ。

東京モーターサイクルアートショー

そのほか日替わりで、ワタナベさんと各アーティストのコラボによるパフォーマンスも行われた。ワタナベさんの描くTシャツに刺繍アーティストの高鍬さんがその場で刺繍を施したり、水引アーティストの舟木さんが目の前で作品を作り上げたり。会場に並ぶ作品、コレクションがすべて購入またはオーダーできるというのも来場者の楽しみになる。ただの展示会ではなく、体感したり、購入したりできるという“Show”であるということが、アートをより身近に感じさせてくれた。

東京モーターサイクルアートショー

漆黒の特攻服、水引による金の龍

会場が渋谷という街、そして音楽や映像ソフトをはじめ、本、雑誌などを通じてあらゆる情報を発信するTSUTAYAであるということにも大きな意味があると感じた。じつはこの日はアイドルグループの1stアルバムリリース日。店内のいたるところに関連ソフト、グッズ、雑誌などが展示され、それを目当てにやってきた若い女子たちでいっぱいだった。ここでイベントを行うということは、作品がそうした「バイクに興味のない人」の目にも触れるということになる。

東京モーターサイクルアートショー

正面に展示されるのは10枚のTシャツをひとつのキャンバスに見立て、ギターとバイクのエンジンを描いたワタナベさんのアートTシャツ。その横で存在感を放っているのは、背中に大きく「混沌」という金の刺繍が施された黒い特攻服だ。それが着せられたトルソーにはシンプソンのヘルメットが被せられ、そこに「逆鱗」と題された水引による龍のアート作品が巻き付けられている。それらの展示物は、間違いなく従来のバイク関連ショーでは見られなかったものだが、我われのような長年のバイク乗り、バイクファンが見ても釘付けになってしまう存在感があり、そしてなんとも格好よいのだ。

東京モーターサイクルアートショー

「たまたま通りかかった人が“なんだろう?”と興味を示して、そのままTシャツをオーダーしてくれたり。訪れる方の年齢層も下は20代から上は70、80代までさまざまです。それぞれのアーティストのファンも来てくださるので、客層はすごく広がりましたね」

東京モーターサイクルアートショー

物事が“文化”へと昇華される背景には、ファッション、文学、音楽、アートなどが不可欠だと、ワタナベさんは考えている。しかし日本のバイクシーンには“アート”という要素が欠けている。だから自らモーターサイクル・アートの世界を追求し、発信することで、日本ならではのバイク文化をつくりあげていく力になりたい、と言う。

東京モーターサイクルアートショー
東京モーターサイクルアートショー

思えば1980年代に巻き起こったバイクブームは、二輪産業の成長やモータースポーツ人気の高まりと、バイク関連小説、マンガ、映画などの相乗効果により起こった現象だった。そしてここ最近、バイク人気が再びじわじわと高まりつつあることを考えると、これを一過性の流行で終わらせず文化として残していくために、『Tokyo Motorcycle Art Show』はとても重要な示唆に富んだ試みなのではないか、と思うのだ。

東京モーターサイクルアートショー

SHIBUYA TSUTAYA限定コラボデザインTシャツをプレゼント

東京モーターサイクルアートショー
東京モーターサイクルアートショー

今回のイベントでライブプリントしていたコラボデザインのTシャツが2種類あるのだが、MotoMegane読者の中から抽選で、それぞれ1枚ずつプレゼントとしてご用意をいただいた。同じデザインでも手刷りの為、全く同じものは二つとない。自分だけのモーターサイクル・アートを手に入れてみてはいかがだろうか?

◆応募方法

①MotoMeganeの公式Twitter(@motomegane)
https://twitter.com/MotoMegane をフォロー

②プレゼントについての投稿をリツイート&いいね
https://twitter.com/MotoMegane/status/1454016396086562821

当選者には秘密のクーポンコードをお知らせするので、「白いTシャツと黒いバイク。」の公式ホームページから対象商品を選択し、オーダーしてください。
※プリントはそれぞれノーマルブラック単色のみ。
※どちらのデザインかのご指定はいただけません。

「白いTシャツと黒いバイク。」公式HP:https://www.whitetee-blackbike.com/

応募期間締め切り:2021月11月7日(金)23:59まで

※当選はTwitterのDMにてお知らせします。返信をいただいた後、注文時に使える秘密のクーポンコードを改めてお知らせします。

※当選のお知らせから48時間以内にお返事の無い方は当選辞退と判断し、他の応募者を再選考いたします。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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