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一心同体⁉ 私の定番バイクギア『ガエルネ』のブーツがおすすめな理由

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「ガエルネ」はイタリアのライディングブーツ・メーカーとして、日本のライダーにもよく知られたブランドのひとつです。

そのガエルネを知ったのは、オフロードバイクに乗って、林道ツーリングやエンデューロレースに参戦するようになった30年ほど前のこと。当時インターネットはなかったけれど、オフロードバイク雑誌のレビューは高評価で、林道やレース会場で見たライダーのガエルネ着用率も高く、今で言うところのクチコミ評価が高い状態。で、そんなに高評価なら履いてみよう、とガエルネのオフロードブーツを購入してみたのです。

それは「ED-PRO」というモデルでしたが、買ったその日から革が柔らかく、足へのフィット感も良好で、多くのライダーに支持されるのが分かる履き心地のよさでした。

目次

厳選された一枚革で構成された 
ガエルネフーガ

ED-PROの履き心地のよさに、すっかりガエルネのファンになり、ガエルネが防水ライディングシューズを発売すると聞いて、すぐに購入したのが「トラッパー」というモデルでした。

トラッパーはヌバック地ながら防水仕様で、トレッキングシューズのようなデザインで歩きやすい。それでいてライディングに必要なプロテクション性もあるので、すごく履きやすかった。履きやすいから毎日の通勤でガシガシ使い、2足履きつぶしたほど。使用感に不満がなかったので、3足目を購入するつもりでしたが、なんと生産終了……。

そこで、代わりに購入したのが「フーガ」でした。ガエルネのハイエンドモデルのみに使用が許された最高級フルグレインレザーを使用し、しかもアッパー(甲部分)は一枚革で形成することで縫い目が少なくなり、美しいフォルムを実現。開口部をオフセットさせることで靴紐のポジションを外側にズラし、シフトチェンジを妨げないのも特徴です。

アッパーと中底、表底を独特のロックステッチで縫い合わせる「ノルウェージャン製法」を採用することで靴底が厚くなり型崩れしにくく、剛性が非常に高く耐久性も上がるといったメリットもあるそうです。その分、コストが掛かりますが、靴底を張り替えることもでき、長く使えるのは大きなメリットですね。ガエルネはそんなフーガを「インテグラルシューズ」とも呼んでいますが、それは「足を完全に包み込む靴」という意味だそうです。

履いてみると、つま先、カカト、くるぶしがホールドされ、靴底の厚みはしっかりした履き心地として感じられます。一枚革で縫い目が少ないので、ある程度の耐水性もあり、機能的には文句のない仕上がりです。

履き続けると深まる 
フーガの履きやすさ

なのですが、フーガを購入してから数カ月は、ほぼ履きませんでした。

トラッパーより堅牢な作りなので安心感も高くなりましたけれど、重量も増えて軽快さが減りました。また靴全体の剛性が上がったことが、履き心地の硬さとして感じられました。それほど距離を乗らない毎日の通勤では、トラッパーの軽快さが履きやすさにもなっていたのですね。

そんなこともあって、他メーカーのライディングシューズを履いていたのですが、早々にソールが剥がれてしまいました。で、フーガを履くことにしたのですが、1カ月も経つ頃には足にすっかりなじみ、フィット感もさらに向上。革に柔らかさも出てきて、シフトチェンジやブレーキペダル操作も意のままにできるようになっていました。

そして何よりも靴としての基本性能が高いので、バイクを降りた時の歩行性が抜群にいい。履くほどに足になじむのはガエルネ製品に共通する特徴ですが、まさにそれを体感できました。

ED-PROのようなスネのプロテクションはないけれど、履きやすさと操作性のよさはフーガのほうが上で、それは林道などのダート走行でも繊細なマシンコントロールのしやすさになっています。また、林道はレースのようにハイスピードで走ることもないので、プロテクション性も個人的には不安はありません。

ということもあって、ここ10年くらいの林道ツーリングはED-PROではなく、フーガを愛用しています。

という具合にオンロードからオフロードまで履いていますが、「ウォータープルーフポリッシュ」だけでメンテナンスできる手軽さもメリットです。フーガは完全防水仕様ではないですが、小雨程度ならしのげたのと、そもそも雨の日はバイクに乗らないようにしていました。どうしても乗る場合は、防水ソックスを履いていましたね。

10年以上履いてきましたが、擦り減ったソールを一度交換したくらいで、堅牢な作りは相変わらずです。バイク通勤しなくなって履く頻度が減ったこともありますが、もうすぐ還暦の自分には、一生モノの一足になるだろうと思っています。

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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