株式会社コハクジャパンは、電動バイクブランド”Surron”（サーロン）の⽇本総輸⼊元として、2025年版となるパワーユニットと装備を⼤幅にアップグレードさせた 「Light Bee」および「Ultra Bee」、さらにSurronブランド初となるユースモデル 「Hyper Bee」 の導⼊を決定した。
軽量かつ高出力な「Light Bee」と「Ultra Bee」は、新モーターや高性能バッテリー、進化したサスペンションを搭載し、走行性能と耐久性を飛躍的に向上。さらに、新型モデル「Hyper Bee」は全く新しいパワーシステムが搭載され、ユースモデルながらこれまでにない新機能が搭載されているのが特徴だ。興味のある方は詳細いかがだろうか。
電動バイクブランド「Surron（サーロン）」よりアップグレードされたLight BeeとUltra Beeの⽇本導⼊が決定しました
2025 年5⽉―株式会社コハクジャパン（東京都葛飾区）は電動バイクブランド”Surron”（サーロン）の⽇本総輸⼊元として、2025年版となるパワーユニットと装備を⼤幅にアップグレードさせた “Light Bee”（ライトビー）および “Ultra Bee”（ウルトラビー）、さらにSurronブランド初となるユースモデル “Hyper Bee” の導⼊を決定したことをお知らせいたします。
欧州、北⽶を中⼼に⼤きな市場を獲得し、電動オフロードバイク分野において世界トップのシェアを誇るサーロンは2024年にブランド誕⽣10周年を迎え、年間販売台数4万台を突破。ブランドとしてますますの発展を遂げています。
咋年末、ブランド初となるユースモデルハイパービーがサーロンより発表。そして今年、8周年を迎える軽量電動オフロードバイクのパイオニアモデルのライトビー、さらにはミドルクラスオフロードクラスでも軽量かつ⾼出⼒を両⽴させたウルトラビーの2機種が、サーロン独⾃の新技術の投⼊により、ブランドデザインをそのままにより⾼い完成度と洗練された性能を備えるモデルへと仕上がりました。
◾Light Bee モデル詳細
| モデル名 | Light Bee X（競技版） | Light Bee L（原付⼆種登録） |
| 最⾼出⼒【定格】 | 8【1】Kw | |
| 最⼤トルク | 266 N.m | |
| ⾞両重量 | 57Kg | 60Kg |
| バッテリー仕様 | 60V/40Ah Li-ion バッテリー | |
| 希望⼩売価格 | 715,000 | 759,000 |
| 発売時期 | 2025 年7⽉上旬予定 | |
◾特徴
● Newモーター
既存モデルの6000Wから8000Wへと⼤幅にパワーアップさせ、性能と品質の⼤幅なアップグレードとなりました。
最⾼出⼒：8000W
最⼤トルク：266N.m
●New コントローラー
FOC スマートコントローラー
モーターのアップグレードに伴い、コントローラーも既存モデルと⽐較して、⾼耐久かつ⾼出⼒性能を搭載させました。
三相電流レイアウトをより効率化したものにし、電流通過能⼒を⼤幅に上昇させました。また、Surron社独⾃のアルコリズムも組み込み、ライダーがより⾃然に操作できるような制御となっています。
● New バッテリー
安全で効率的なバッテリー管理モジュールを搭載し、パワフルな出⼒を安定して、操作することができます。
複数の温度センサーと SCM 通信プロトコルにより、バッテリーパックの⾼い出⼒負荷容量と寿命を実現させます。
新出⼒プラグ
⾼出⼒に対応するべく、プラグが変更となりました。
これまでの2⼝プラグから1⼝へと変更し、バッテリー交換をより簡単に⾏えるようになりました。
60V40Ah リチウムイオンバッテリー
重量：11.6Kg
バッテリー容量：40Ah
防⽔防塵性能：IP67
●New サスペンション
新しくなった KKE 製フロントサスペンションはインナーチューブにラックアルマイトコーティングが施され、⾛⾏性能と耐久性を向上させました。
●New リアサスペンション
KKE製リアサスペンションはフルアジャスタブルシリンダーリアショックアブソーバーと⾼強度合⾦スプリングを採⽤し、外観は既存モデルのブラックスプリングから、ホワイトカラーへと変更し、バイクの形状や構造と⼀体化させることで衝撃吸収性能をLight Beeの使⽤特性に合わせています。
●New ホイールセット
タイヤ外径をそのままに、リアリムを18インチに変更しました。
タイヤ幅を拡⼤させ快適性とオフロード⾛⾏性能をより向上させました。
フロント19” リア18” オフロードホイール
フロント：70/100-19
リア：3.00-18
●バージョン（X/L）
Light Bee X（競技版）：セージグリーン/カーボンブラック/ラピスブルー
Light Bee L（公道版）:セージグリーン/カーボンブラック/ラピスブルー
◾2025年版Light BeeシリーズPVを公開
https://youtu.be/0QWycay_kjs
https://youtu.be/9fEsHIFGq7Q
◾Ultra Bee モデル詳細
| モデル名 | Ultra Bee X（競技版） | Ultra Bee T（軽⼆輪登録） | Ultra Bee R（軽⼆輪登録） |
| 最⾼出⼒ | 18Kw（Sports）/21Kw（Turbo） | ||
| 最⼤トルク | 511@2000~7000rpm | ||
| ⾞両重量 | 88.5Kg | 91Kg | 94Kg |
| バッテリー仕様 | 74Ｖ/60Ah Li-ion バッテリー | ||
| 希望⼩売価格 | 1,133,000 | 1,188,000 | 1,221,000 |
| 発売時期 | 2025 年秋頃予定 | ||
◾特徴
● New モーター
Ultra Bee 第2世代モーターとして、ヘアピンモーターを採⽤し、⾼効率かつ⾼出⼒を実現しました。
最⾼出⼒：21KW
最⼤トルク：511N.m
最⾼回転数：7000rpm
最⾼出⼒時回転数：2000~7000rpm
● New バッテリー
新しいリチウムバッテリーパックは、安全で効率的なバッテリーマネジメントモジュール（BMS）を備えており、安定した電⼒を供給します。また、18か⽉以上にわたり、合計100,000km以上のオンロードおよびオフロードでの包括的な試験が実施され、さらに200 以上の安全性および性能評価が⾏われることで、さらなる信頼性が保証されています。
容量：74V60Ah
バッテリー重量：21.3Kg
● Newフロントフォーク
外観・性能をアップグレード
ゴールドのアウターチューブ（7シリーズ）に強化された内部スライドスリーブを採⽤。スムーズでシルキーな圧縮リバウンドを実現。コンプレッションとリバルビング調整が可能で、様々なシーンでも正確なハンドリングが提供できます。
● New リアサスペンション
INTERSECT TR リアサスペンションシステム
マルチリンクリアサスペンションシステムは、フルアジャスタブルエアバッグリアショックと⾼強度合⾦スプリングを組み合わせ、⾞両全体の形状や構造とシームレスに統合させています。
ショック吸収性能は ウルトラビー の特性に合わせて最適化され、タイヤが常に最適なグリップを維持できるよう設計されています。
● New ホイール（X/Tのみ）
フロント：80/100-19 オフロード
リア：100/90-18 オフロード
リアホイールをワイド化させることでグリップと安定性が⼤幅に向上し、様々なグランドコンディションに対し、安定したトラクションを維持できます。
● New プライマリードライブベルト
カーボンファイバーコアベルトも新しく開発され、対価中能⼒、耐摩耗製、低熱膨張率を備え、既存のベルトと⽐較し、60％強度が向上しています。
プーリーの表⾯にはタングステンカーバイドのコーティングが施されており、耐摩耗性と硬度においてダイヤモンドに次ぐ特性を持ち、プーリーの強度と耐久性を⼤幅に向上させています。
● 新機能
これまでも備えられていた、Surron Traction Control System（SRTC）はもちろん継続して搭載され、パワーモードもEco/Daily/Sports 既存の 3 モードに加え、ぬかるんだ地⾯でも出⼒を安定させて地⾯を掘ってしまうことなく⾛⾏を可能にする“Crawl”モード、さらには最⾼出⼒を10秒間使⽤できる “Turbo”モードが搭載されます。
◾2025年版Ultra BeeシリーズPVを公開
Ultra Bee 2025 PV
https://youtu.be/yAUfLswKl9c
◾Hyper Bee モデル詳細
サーロンではモーターサイクル業界の未来を担い、業界を盛り上げ続ける若いライダー育成にも⽬を向け、この度、ユースモデルとなる “Hyper Bee（ハイパービー）”を発表いたしました。
この全く新しいパワーシステムが搭載されたハイパービーはサーロン独⾃の最新技術が惜しみなく使われ
ており、ユースモデルながらこれまでにない新機能が搭載されています。
| モデル名 | Hyper Bee（競技版） |
| 最⾼出⼒【定格】 | 5Kw |
| 最⼤トルク | 159 N.m |
| ⾞両重量 | 39Kg |
| バッテリー仕様 | 50.4V/25Ah Li-ion バッテリー |
| 希望⼩売価格 | 495,000 |
| 発売時期 | 2025 年秋頃予定 |
● デザイン
1 年半に及ぶ絶え間ない開発の末、サーロンのR&Dデザインチームは何百ものプロトタイプを丹念に改良し、グラム単位、ミリ単位まで完璧に仕上げ、わずか 39kgという驚異的な重量を達成しました。
細部に⾄るまで卓越した軽量性、あらゆる機能の輝き。
⾰新的なカバーレス・バッテリーと“S-S”ロック・デザインにより、わずか10秒でのバッテリー交換が可能です。
● ⾼性能モーターシステム
まったく新しいパワーシステムにはサーロンとしては初となる統合型マグネティックシリンダー縦型モーターが採⽤されています。新設計の⾓型減速機と組み合わされ、迅速でダイレクトなパワー伝達を実現しています。このシステムは、堅牢なパワーと洗練された応答性の完璧なバランスを保ちながら、安全で信頼性が⾼く、メンテナンスも簡単です。
モーターにはスピードとパフォーマンスを向上させる埋め込み型磁気シリンダー設計を採⽤し、159N.mという驚異的なトルクを駆動輪に伝え、0-50km/hをわずか3.6秒で到達させることができます。
このモーターは、気流にさらされる放熱⾯積を⼤幅に拡⼤し、独⾃の縦型構造によって作動温度を効果的に低減させることに成功しました。これにより、最も厳しい条件下でも⾼い性能を発揮し、ライダーは不安なく⾼いレベルでの⾛⾏を可能にすることができます。
● コントローラー
MTPA/MTPV コントローラー
スロットルレスポンスの微調整、回⽣ブレーキレベルの調整、出⼒モードの選択が可能です。これらの電⼦制御機能は、幅広いライディングスタイルとスキルレベルに対応し、ライダーにパーソナライズされたマシンセッティングを可能にします。
●サスペンションシステム
先進的な35mm倒⽴フロントサスペンションを装備し、170mmという圧倒的なトラベル量と、リバウンドとコンプレッションのダンピング調整が簡単にできるこのフォークは、ライディングスタイルに合わせて究極のコントロール性を発揮します。インナーチューブには⾰新的な低摩擦コーティングを施し、滑らかな乗り⼼地を実現。
リアサスペンションには、60mmトラベルのフルアジャスタブル・エアショックを採⽤し、最⼤ 185mm のリアホイールトラベルを確保。
これにより、ライダーは様々な地形に対応することができる。
● バッテリーシステム
50.4V 25Ah ⼤容量バッテリーパック
便利なマグネット式コネクターにより、わずか4.5時間で0から100％まで充電が可能です。
バッテリーパック全体はわずか7.3kgと軽量で、バッテリーベース（画像右）と⾞両ソケット間の直接電源接続が特徴です。⾼品質の21700セルとオールアルミ合⾦のシェルで作られ、複数の安全機能を有します。
Surron Simple （S-S） ロック：クイックリリースバッテリー
ノブ式コンプレッション構造により、⼯具不要、⽚⼿で素早く取り付け、取り外しが可能です。
ノブ式圧縮構造ロックのクイックリリースバッテリーシステムは、従来のハッチデザインがなく、⽚⼿で簡単に取り外しができます。バッテリー上部の中空ハンドルはシートクッションの形状と⼀体化し、メカニカルデザインとしても美しさを損ないません。
● ブレーキシステム
効率的なブレーキング、快適なコントロール性能を実現しました。
フロント180mm、リア 160mm のカスタム設計デュアルピストン油圧ブレーキシステムが、優れた制動⼒を発揮します。ディスクとパッドを厚くすることで強度と耐熱性を向上させ、過酷なライディングコンディションでもブレーキフェードを低減させました。
⼀体成型鍛造キャリパーは、パワフルなブレーキングを保証するだけでなく、スムーズでプログレッシブなフィーリングを提供し、ライダーにどんな路⾯でも不安を与えません。
ピストン⽐は6.25:1と⼤きく、⼿の⼩さなライダーでも楽に制動⼒を得ることができ、両ブレーキレバーには、⼯具不要のリーチ調整ダイヤルが装備され、1本指でも2本指でも快適に操作可能な、ユーザーに合ったセッティングを可能にしています。
● オプションパーツにより、シート⾼調整が可能
オプションのローダウンセットを組み付けることで標準 685mm →630mm へとローダウン化が可能です。
ホイールセット
標準サイズ
F:60/100-14 R:70/100-12
オプションローダウンホイール
F:60/100-12 R:70/100-10
ローシート
フォーク突き出し
また、成⻑に合わせてシート⾼を最⾼710mmまで調整することも可能です。
◾Hyper Bee PVを公開
https://youtu.be/wBQwd4cQL8U
https://youtu.be/jAofPVjket0
Surron：サーロン社（HANGZHOU QIULONG TECHNOLOGY CO., LTD.）会社紹介
サーロン社は2014年12⽉に設⽴された。⾼性能の電動バイクと⾃転⾞を製造し、電動バイクと⾃転⾞の普及を⽬指す。設⽴当初は40⼈の研究開発チームにより、バイクと⽣活の間の理念を探求し、環境に優しいスマートな電動バイクと交通ツールの研究開発を開始した。中国の重慶に⾞体開発の拠点を、杭州にスマートシステムの開発拠点を置き、「Surron」ブランドの電動バイク開発をスタートさせた。2017年より中国本⼟はもちろん、欧州や北⽶に「Surron」ブランドの電動バイクの販売を開始。オフロードバイクとMTBをミックスしたような軽量でスリムなボディと、モーターならではのスムースで⼒強い⾛りをする「Light Bee」の発売により多くのオフロードファンの間で瞬く間に⼈気となった。2022年には250ccクラスに引けを取らない「Strom Bee」、 2023 年にはパワフルかつ軽量の両⽴をさせた「Ultra Bee」を発売させるなど、ラインナップを充実させ、電動オフロードのジャンルを牽引するメーカーとなっている。
Surron Japan WEB サイト：https://www.sur-ron.jp/
リリース提供元：株式会社コハクジャパン
