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強さをみせたスペインGP ファンティックがモトクロス世界選手権の結果発表

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MOTORISTS合同会社は、ファンティック・ファクトリーレーシングチームのスペインGPの結果を発表した。

同チームのグレン=コルデンホフ選手は、週末を通じてトップ5を走り切れるスピードを誇示していたが、転倒してクラッチレバーを折損。レースは完走扱いにならず、総合14位に後退する結果となった。一方、スペインGPはEMX250の開幕戦となり、アレクシス=フュエリ選手が総合6位に入賞して見せた。不運に襲われつつも強さを見せつけた同チームのさらなる活躍に期待だ。

目次

強さは魅せたものの不運にも襲われたスペイン GP

モトクロス世界選手権は早くもヨーロッパに戻り、マドリッド郊外のアロヨモリノスで開催される第2戦へと舞台が進んだ。ファンティック・ファクトリーレーシング MXGP のグレン=コルデンホフは週末を通じてトップ5を走り切れるスピードを誇示していたが、残念ながらその努力に結果が報いることはなかった。一方、スペイン GP は EMX250 の開幕戦となり、アレクシス=フュエリが総合6位に入賞して見せた。

MXGP
体調は必ずしも絶好調とは言えなかったこの週末、グレン=コルデンホフはそれでも計時予選で6位、それを受けた予選レースでは5位にファンティック XXF450 を運び込んだ。日曜日のレース1、コルデンホフのスタートは例によってベストとはいいがたいものだったが、確実なペースでレースをコントロールし、トップ10に食い込んだのちもペースアップを続け、最終的には6位に入賞することができた。レース2、スタートは似たような状態だった。コルデンホフはトップ5を目指して追撃を開始したが、残すところ3周で転倒、クラッチレバーを折損してしまった。それでもゴールへ向け再スタートを目指したものの、マシンに本人以外の手が触れたため不適切なアシスタントを受けたと認定され、レースは完走扱いにならず、総合14位に後退する結果となってしまったのだ。

グレン=コルデンホフ
先週いっぱい体調不良で寝込むことになってしまい、まったくバイクに乗れないまま GP を迎えることになったんだ。土曜日もまだ調子が悪くて、本当に厳しいレースだった。それでも予選レースは5位に食い込んだんだから悪くなかったと思うよ。日曜日にはだいぶ肉体的にはマシになっていたような気がしたんだけど、まあいつも通りというわけにはいかなかったようだね。厳しいレースだったけどそれでも最初のヒートはまあよかった。スピードも出ていたし、バイクやサスペンションのセットには満足していたんだ。あのスタートから6位まで持ってこれたんだから、このむつかしいコースでのレースと考えるとなかなかじゃないか。
第2ヒートもスタートを失敗しちゃって、でも強力にプッシュし続けることで5位目前までポジションを上げることができたんだが、そこで失敗して転倒、クラッチレバーを折ってしまった。再スタートはとてもむつかしくて、結局レースはノーポイントに終わってしまったんだ。普段だったら決してこんなことはなかったはずだし、今年は本当に全レースを着実に走るつもりでそれがうまくいきそうな感じだっただけに、とっても残念だよ。無理して抜かなくても6位に入っておけば総合5位でレースをまとめられたはずだし、今の体調ならそれで十分以上だったはずなんだ。でも仕方がない。いったん家に帰ってちょっと休んで、何とか体調を回復させてリオラへと向かうことにするよ。あのコースにはいい思い出があるから、いいレースができると期待している。

EMX250
アレクシス=フュエリは計時予選ではファンティック XXF250 を10位にまとめ上げた。土曜日の午後のレース1はしかし思い通りにはいかず、第2コーナーでのクラッシュに巻き込まれ、レースの残りはとにかく前を追う展開となってしまった。アレクシスはしかしコンスタントにレースペースを守り、12位までポジションを回復させてレースを終えることになった。レース2のスタートをトップ10圏外から始めることになったわけだが、アレクシスは依然好調でトップ5にマシンを進めた。ところが不運なことに、残り2周で大きくスリップしてポジションを下げることになり、結果として7位でのゴールとなってしまった。総合では6位という結果を残すレースとなったわけだ。

アレクシス=フュエリ
レース1ではスタートに失敗したうえに2コーナーでクラッシュして他のバイクの下敷きになってしまい、最下位からの再スタートとなってしまったんだ。だから位まで順位を上げられて本当によかったよ。マシンのフィーリングはとてもよく、スタートさえ決まれば前を争うことができる自信もあったんだ。だから日曜日のレース2では上位を狙う気満々だったし、12番手からのスタートならそれもできない話じゃなかったはずなんだ。
だから持てる限りのテクニックを使い切って、5位まで順位を上げることができたんだよ。でも残り2周でつまらないミスを犯して順位を落としてしまったんだ。5位でレースをまとめられればシーズンスタートとしてはかなり上出来だったはずだから悔しいね。でもポジティブにアルコ・ディ・トレントの次のレースに向かって行くことにするよ。可能な限り早くまずは表彰台に上るつもりなんだ。

MX2
ファンティック・ファクトリーレーシング MX2 の面々は、カイ=カラセメーカースとディビッド=ブラセラスの二人のライダーとともに、彼らのホーム GP でもあるスペインでのヨーロッパラウンド開幕に臨んだ。どちらのライダーもシーズン前のけがから戻ってきたところであり、まだまだ厳しいレースとなった。

レース1のスタート、二人のライダーはいきなり中団に埋もれることになった。ブラセラスは厳しい状況の中で何とかペースをつかみ、16位でレースをまとめることができたが、カイはほかのライダーと接触してリアブレーキを失い、リタイヤする羽目になってしまった。トップ15圏外からのスタートで迎えたレース2、二人はチームメイト同士の激しいバトルを展開することとなり、最終的に15位と18位を分け合うこととなった。

ディビッド=ブラセラス
この週末は最初から何となく歯車がかみ合わず、予選レースでも2度クラッシュして日曜日のレースのスタートを厳しいものにさせてしまったんだ。でもベストは尽くしたつもりさ。レース1は中団に埋もれたおかげでいいラインも見つけられずペースアップもままならないままに16位でのレースを終えることになってしまった。
レース2、僕らはサスのセッティングを変えてみたんだ。これはかなりいい感じで、スタートこそ思い通りにはいかなかったけどなんとか15位でレースをまとめることができたんだ。まあ思い描いていた通りとはいかない週末だったけど、地元のファンの前でレースできるってのはいつもいいモノだね。僕としてはベストを尽くしたつもりだし、週末を通じて徐々に上向いてきたとは思っているよ。
次のリオラまでは2週間あるから、僕もトレーニングを積みながら、いいセットを出して備えるつもりだ。もちろん僕のチーム、ファンティックレーシングには感謝しても感謝しきれない。メカもクルーも、本当にハードに働いてくれているから、必ずそれが近いうちに結果に結びつくと信じているよ。

リリース提供元:MOTORISTS合同会社

※記事内容は全て執筆時点のものです。最新の情報をお確かめください。

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